絶滅のブログ一覧

最近通勤電車の暇つぶしに青空文庫のアプリを愛用しています。
青空文庫は著者の没後50年を経て日本国内において著作権が消滅した作品や、著者の許諾した作品のテキストを公開している電子図書館です。
鴎外、漱石、芥川、太宰などをはじめとする明治から昭和初期の作家の作品が数多く読めます。
あまり知られていないマイナーな作品と出会えたり、有名過ぎてちゃんと読んだ事の無かった稗田阿礼の古事記なんかも読めたりします。
柳田國男とかがアプリでサクッと読めたりするので移動中の暇つぶしには最高です。

自動車にまつわる作品が何か無いかと検索したらトヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎さんに関する文章が数点ありました。

その中で面白かったのが1939年(昭和14年)『モーター』11月号『トヨタ電氣自動車試作ー副社長豊田喜一郎氏抱負を語るー』の記事。
蓄電池を研究開発し、燃料国策の立場から率先して或る程度の犠牲は覚悟の上蓄電池自動車の製作に着手するというもの。

自動車製造事業法の許可会社になってトヨタ自動車工業株式会社として独立したのが1937年だから、この記事が書かれたのは創業して僅か3期目。こんな時代からすでにEV構想があったんですね。

凄いなトヨタ…Σ（ﾟдﾟlll）
ちょっと衝撃でした…。