シートカバー取り付けの極意 その２

今回選んだのはDottyのGT-Kというシリーズのライトグレー。純正と比べるとだいぶ室内が明るく感じます。

シートカバーって車によっては、どこのシートも形が似てるとか結構あるので、どのメーカーのやつも裏側にどこのシート用ですよマークがあります。

例えば、これは１列目運転席の背もたれ用。

その１の続き。

１列目のヘッドレストを取り外したら、背面のテーブルを一度取り外します。

買う前はこんなの使う事があるのか？とか思っていましたが、うちの息子はまだミルクも飲むので、嫁がよく調合に使っております。

うちの車は基本的に飲食はしないと決めているので、それくらいしか使わないですが、される方には結構便利なのかもしれませんね☺

輸入車特有のトルクスですね。

トゥーランはT25のサイズを使っているようなので、ソケットとラチェットを用意して取り外します。

ネジ山に緩み止めが塗布してあるので、緩み難くなっております。意外としっかり取り付けているんだなぁと関心する。

テーブルを取り外したら、後は上からシートカバーを被せていくだけ。

とは言っても被せていくだけなら誰でも作業出来ますが、どうせなら綺麗に取り付けたいですよね？


『シートカバー取り付けの極意』
その１に続き伝授していきます。

シートカバーを上からラインを合わせて被せたら、ヘッドレストのガイド部分の下にシートカバーを入れ込みます。

無理に変な力を加えると場合によっては破れるので、それなりに注意して作業して下さい。



『シートカバー取り付けの極意』

メーカーによっては箱に同封されているところもありますが、純正シートの上に大きなビニール袋を被せて、シートカバーを滑りやすくしてから作業をするという方法があります。

車種によってはシートカバーを取り付けて中のビニール袋を引っこ抜くだけの方が早い車種もあります。

車種専用シートカバーはフィッティングをよくする為に、どうしてもかなりキツキツに作られているメーカーがほとんどなので。

自分はそのやり方があまり好きではないのでやりませんが、ビニールを使ってやる方は結構いるみたいです。

更に…
『シートカバー取り付けの極意』

この画像はただ被せただけの状態。
シートカバーなので普通といえば普通なのですが、この状態からひと手間加えてあげると仕上がりが綺麗になるんです。

これがひと手間をかけた後の画像。
分かりますかね？

シートカバーは生地と生地を縫い合わせて製作しているので、どうしても裏側に縫い代が出来てしまいます。

シートカバー裏側の縫い代が縫い目に対してどちら側にあるかで仕上がりが変わってきます。シートカバーを手で揉みながら縫い代の向きを一定方向に整えてあげるだけで、仕上がりは全く変わってきます。


その３に続く。