![涙、ウルウル 涙、ウルウル](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/015/571/144/15571144/p1m.jpg?ct=ffac455dcb79)
同ブログ「クリスチャンの洗礼」の中で牧師の引用文に心を打たれましたので紹介します。
石川県七尾市に書道家でもある住職、三藤観映氏の書があると言うので見て来ました。
脳性マヒの子が母に送った詩です。
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「お母さん ぼくが生まれて ごめんなさい」
ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくは言う
ぼくさえ 生まれてなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
「かたわの子だね」とふりかえる
つめたい視線に 泣くことも
ぼくさえ 生まれなかったら
[以下を省略します]
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序文から、切なさが伝わり涙腺の弱いオヤジには後の話にはついて行けませんでした。
とあるエピソードですが、
ある女子高生の就学旅行で「美術館なんて趣味に合わないし、書道なんてつまらない」と言葉がボランティア監視員の人から「あそこにお母さんのことを書いた書があるから他の作品は、見なくていいから、この作品だけは読んで下さい」。
女子高生たちは渋々と書を鑑賞したところ一人がすすり泣き、そこにいた生徒全員が耐え切れずに泣きだし、引率の先生方の目もうるんでいたということ。
このことは新聞・テレビでも反響を呼び「おかあさん、ぼくが生まれてごめんなさい」
[著者]向野幾世で本になっています。
現場に足を運んで正解でした。
Posted at 2009/11/01 08:21:44 | |
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