九州しろさめのブログ一覧

『この前は、突然あんなこと言ってごめんなさい。 自分も今○さんの事をよく知らないのに、ホント突然でした…～』（今○さんへの手紙より参照）



と、一方的な手紙を徒然と書き、友人経由で渡しました。しかし、返事もありませんでした。


その今○さんは隣のクラス。今○さんは丁○さん（先日の日記参照。後日、この方も書きますが） とお友達で、よくクラスに窓越しに来てました。チラチラと意識して見ていると、何度か目が合いますよ。



今○さんの片道恋愛はこれで終わり。。。








でも、続きが！！！







ちょっと早送りして、中学三年の夏。
友人Ｆに｢そういえば、今○さんて、クラスだいぶ離れたから最近あまり見かけないよなー｣と言った。

友人Ｆ｢なら、ボウリングでも誘ってみる？｣


友人Ｆの意見に大賛成で、後日、男３人と今○さん含む女３人でボウリングに行きました。

場所は『水前寺スターレーン』。このボウリング場は、小学生からよく行っていた。ボウリングの腕前は、このボウリング場で磨いたもんだ。しかし、今では…(~_~;)
で、たまに『レッドピンチャレンジ』という、赤く塗られたピンがセンタートップ（１番ピン）に来た時、ストライクを出すと粗品が貰えた。
そのレッドピンチャンスが今○さんの時に来た！！



今○さん｢ねぇねぇ！松本君が投げてよ！！絶対取れるよね！？｣



鬼のような無茶ぶり…でも、ここでいいとこ見せなければ男じゃない。



俺（心中）｢（球に）…頼む、真っすぐ行ってストライクだ…｣


と、今まで無かったぐらいの緊張と背中に感じる皆の視線…あの状況は今でも鮮明に覚えてる。そして…




見事、ストライク。




やった。俺はやったんだ。これまで嬉しかったストライクは無かった…(:_;)

今○さん｢スッゴーイ！やるねー松本君！！｣


と肩をメッチャ叩かれた。このまま、あの子のハートもストライク決めれたらよかったのに。。。





この日の夕方、友人Ｆが電話で今日の出来を聞いた。（今回は頼み無し）そしたら…

友人Ｆ｢りょーま、お前今日はよかったみたいだ。んで、今好きな人（丁○さん）か私かハッキリしてくれたら考えるってさ！｣



優柔不断な俺は…数日かなり悩んだけど、今○さんには返事をしなかった。



人生初の後悔なんだと思う。




それから時は過ぎ、二十歳になって街のカラオケに行ってたら、偶然違う部屋に中学時代の友人ら二人と今○さんが居た。少しばかり居させてくれて、久しぶり会ったけど、彼女は覚えててくれた。でも、なかなか話せなく、ただみんなの歌を聞いたり、踊ったりするくらい。


今○さん｢松本君も歌いなよ！｣



それが最後の『会話』です。








片道切符 ～中二病の僕･２～ 完