電子スロットル洗浄

走行距離5万kmを超えたフレア。
ブローバイガスやオイルやカーボン、エアクリーナーで取りきれなかった微細な埃などでスロットル内部も相当汚れていると判断して洗浄することに。

エアクリーナーなどを取り外してみると汚れが付着しているのがよくわかる。
油分がたれて帯状に付着しているのもわかります。

ここからスロットルボディを取り外す為、バッテリーのマイナス端子を外してから作業を進めた。

スロットル制御信号のカプラーなどを取り外し、スロットルボディの取付ボルトとナット計3ヶ所を外し、上に引き抜くだけ。

スロットルを取り外ししてエンジン側を見ると、もっと酷いことに…。
付着した汚れでベタベタです。

これをキャブレタークリーナーで拭き掃除。
バルブの軸のグリスが流れ出ないよう、クリーナーは直接かけないでウエスに染み込ませて地道に拭きあげていきました。

洗浄後はこちら。
見違えるようなキレイさです。

エアクリーナー側もピカピカ。

元通り組み付けていき洗浄作業は終わり。

エアクリーナーやセンサーなどのカプラーを完全に取り付けたら、今度はスロットル全閉学習。
フレアの電子スロットルはこれをしないとアイドリングが安定しません。

事前に外していたバッテリーのマイナス端子を繋ぎ、エンジンをかけないでキーをONにした状態で30秒ほど待つ。
そして30秒経ったら、そのままOFFにしてまた30秒待つ。
その後、普通にエンジンをスタート。
これでスロットル全閉学習終了。

全ての作業が終わり走ってみました。
アイドリングは規定値に安定し、アクセルのフィーリングも良く、軽やかな走りになりました。
これで燃費も良くなるといいんだけどな。

作業のついでにエアクリーナーは新品に交換しています。