IBI仙人のブログ一覧

　たったひとつの言葉で心が救われることもあります。何とか明日に向かって生きてけそうです。

　昨年は柑橘類の当たり年で、自宅にあるネーブルと八朔がたくさん収穫できました。酸味が強く、甘みは販売されているものの足元にも及びません。それでも年末に採ったものをひと月ほど寝かせておいた今、酸味が減り、自然が作り出す素朴でかつ複雑な味をそれなりに楽しむことができています。ただし、見た目はご覧のとおりで、到底、人に勧められるようなものではありません。そうした外見に惑わされず、自分の感性で味わうことができる人が少なくなりつつあるように感じています。何だか無性に寂しい思いをしています。