オーリンズ取付け後のサイドスタンド傾き対策！

オーリンズのリヤサスに変えてからリヤのバネレートなのか全長なのかケツが上がった様でノーマルのサイドスタンドだとかなり傾いてしまい場所を誤るとそのまま倒れてしまいそうな状態でした。

ノーマルのスタンドに見切りをつけ何種類かヤフオクで購入し結局スプリングフックの位置がノーマルに近いCB900Fのスタンドを流用する事にしました。しかし、CBのはヘの字になっている為そのままでは跳ね上げた時にマフラーに当たってマフラーは傷つくわバンク角は無くなるわで改造が必要になりました。写真の様に全長がまるで違います。
取り敢えずちゃんと跳ね上がる様にバーナーで炙ってヘの字をストレートに矯正しました。

次にスタンドを出し入れする際に足を引っ掛けるフックを鉄の丸棒を溶接後、跳ね上げた状態でマフラーに沿う様にバーナーで炙って曲げました。

スタンドを炙って矯正したまでは良かったのですがヘの字が一文字になった分全長が長くなった為、今度はスタンドを降ろすと立ち過ぎて反対側に傾く程になってしまいました。
仕方なくフックより下の部分を測定し35mm詰めて溶接しました。また、軸受けネジ径がCBはM10、CBXはM12でノーマルのボルトが使えず元のM10をドリルで揉んでヘリサート加工を施しました。スタンドを跳ね上げた時にマフラーに当たらない様に軸受け近くにナットを溶接して調整式のビスのストッパーを設けました。ようやく終わりが見えてきました。

スタンドフックを鉄の丸棒を溶接後バーナーで炙ってマフラーに沿う様に製作しました。跳ね上げたスタンドは完全にマフラーの奥に収まりました。これでバンク角も稼げます！

スタンドを出した状態です。ノーマルと同じΦ6の丸棒を使用したのでスプリングの反力にも負けずに乗車姿勢のままスタンドの出し入れが可能になりました。車体の傾きも普通の傾きとなりました。最後に再度分解後、塗装し乾燥できたら組み付けて完成出来ました。たかがサイドスタンド、されどサイドスタンド！納得行くまでやると結構な手間がかかってしまいましたが出来はまずまずうまく出来たかなぁと自己満足してます。