パワーウィンドウ修理（レギュレーター・モーター・スイッチ交換）

整備記録

2021 01 27

前々から調子の悪かった運転席のパワーウィンドウが昨年末からさらに調子が悪くなっていました。

・窓を下げる際調整が出来ない（一気に下がるだけ）
・窓全開後に反応無くなり閉まらなくなる。

原因究明のため何度も内張を取って修理を試みていました。スイッチの故障かと思い分解清掃もしましたがダメでした。

パワーウィンドウの故障は日常使用に支障が出るため遂に内部調査のためレギュレーターとモーターを外しました。

更に分離してモーターだけで配線繋いで試したところ下ろす時はOK。でも上げる際に異音がして回転が鈍い状態でした。

原因はモーターでした。

修理するために用意したもの

、レギュレーター（72211-ST7-J02）

・パワーウィンドウモーター（72215-SR3-505）

色々と調べてこの2点をなんとか購入できました。

新品のモーターを繋ぐとストレスなく上下回転してくれます。

レギュレーターもまだ使えそうでしたけど結構ギアが摩耗しているので交換することにしました。

装着する時の外からのイメージ。

装着前にサービスホール？から手を入れてドア内部全体を清掃しました（かなり時間がかかりました）

内部のガラスがはまっているレールもしっかり清掃しました。その後レールにシリコンスプレーをしてガラスの上げ下げがスムーズにいくようにしました（おそらくこの辺りが1番大事だと思います）

ちなみにMY インテRは以前のオーナーがデッドニングを施工していてこれはこれで良いのですがこういう時は剥がすのに苦労しました。ブチルテープがベトベトで清掃に時間がかかりました。

サービスホールからレギュレーターとモーターを入れて装着しました。配線も繋ぎました。

ちなみにレギュレーターは2本のボルトでガラスに固定します。またドアとは6本のボルトで取付です。

取付穴が大きくなっているのでボルトをあらかじめ仮付した状態で仮止めできます。

前側のガラスとレギュレーターの固定部分。

取り外しも取付もこの位置で。

ドア本体とレギュレーターの固定ボルト部分。

ドア本体にもボルトをあらかじめ付けて引っ掛けて仮止めできるように2箇所穴が大きくなっていました。

8本全てのボルトを仮止めして画像に見えるカプラーを繋いでスイッチを操作すると安定した上下の動作をしてくれました！

そしてしっかりと位置決めして固定しました。

最後にドア内張を元に戻しました。

戻した状態でパワーウィンドウを操作してもしっかり正常動作するようになりました。

念のためスイッチを窓を閉めた状態まで上げて更に数秒間上げた状態にしてスイッチリセット？をしておきました。

長く悩まされてきたパワーウィンドウの不調でしたがようやく修理することができてホッとしました。

追記：2021 03 01

少し使用しているとなんとまた調子が悪くなりました…。これであとはスイッチしか悪い部分はなくなりましたので手持ちの中古スイッチに入れ替えました。すると今度は完全に治りました。