2018年02月15日
僕は基本的に、3週間~1か月に1回くらいの割合で、洗車をする。
最近まで乗っていたボルボも、新しく乗り換えたポルシェも、それは同じだ。
2台とも、納車時にかなり高額を払ってガラスコーティングを施したので、ボディがひどく汚れることはない。
それでも、やはり輸入車の宿命だろうか、洗車後1か月も走るとホイールはダストで真っ黒になる。ボディーも、少しは汚れが目につくようになる。
なので、洗車するときはいつも、ホイールやタイヤを念入りに、その「ついでに」ボディーもサッと洗う、そんなイメージだ。
洗車用のアイテムは、とても高価かつ評判の良いものやプロ仕様のもの(評判の良いアイテムはだいたいそれなりの値段になることが多い)を揃えているのだが、1度買えばそうそう買い換えたり買い足すこともないので、多分GSなんかで手洗い洗車をお願いするよりもずっと、経済的なはずだ。
まして、僕は小4の頃から、自分の車を洗うのを面倒臭がる父に代わって洗車を始めた身だ(その後、洗車の度にお小遣いを、母から毎月もらうそれとは別に貰うようになったので、味をしめたということもあるが)。
実家を離れた後、自分が車を持つまでの10数年のブランクはあるものの、試行錯誤を重ね、経験も豊富でスキルもそれなりにあると自負している。
なので、よく巷で言われる「素人が手洗い洗車をすると傷がたくさん付く」とか「洗い残しができやすい」などということにも、該当しないはずだ。
そんじょそこらのバイト歴の浅いGSの兄ちゃんには負けない。そう思っている。
友人や知人の車を洗うと褒められるので、多分間違いない。リップサービスでなければ、の話だが。
だからこそ尚更、自分の車は自分で洗車をする、ということから離れられないのだろう。
ましてや、普段お世話になっている車を、自分の手で洗ってあげるのは、せめてもの礼儀かつ車に対する労りだろう。そう思っている。
そんな話を、車を見に行った店舗でアテンドしてくれた店員に、自分の車にまつわるエピソードの1つとして話したことがある。すると、
「そんな方に乗ってもらう車は、きっとすごく幸せですよ」
そう言われた。
そうか。車も幸せを感じてくれてるのか。だとしたら、嬉しいな。
勿論、車は機械だから人間と会話など、出来るはずもない。
ただ、車がどこかで少しでもそう感じてくれていたりしたら、夏は汗だくになりながら、冬は寒さに凍えながら、洗車をした甲斐があるんだけどな。
そんな淡い思いを抱きながら、僕はいつも洗車をする。
Posted at 2018/02/15 19:27:08 | |
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