2025年3月9日は第41回稔台ドッジボール大会(通称稔台大会)が開催されました。終末の天気が悪く、当日明け方の降雪もあってたりして開催そのものが危ぶまれました。しかし予備日のない一発勝負の日程ということもあり関係者各位のご尽力のおかげで無事に開催となりました。どうもありがとうございました。
ワシも微力ながらグラウンドの土入れで土木作業したので、翌々日くらいに腕が筋肉痛になりました(笑)
ルールは恒例の稔台ルールです。
・12人制(内野9人、外野3人)
・高学年男子5名まで出場可(投球できるのは2名まで)
・ヘッドダイレクトは通常のアウトと同じ扱いとする(外野からの場合は内野復帰OK)
市内全20チームが予選5ブロックに分かれリーグ戦。1位5チーム+2位群より成績上位3チームがWCとして決勝トーナメントに進出となります。その予選の組み合わせは下記の通り。予選5ブロックとなったことで各4チームの総当たり戦となります。つまり完全決着ルールとなったので恨みっこ無しですね。
A組 アストロズ、和名ヶ谷、あおぞら、セプテム
B組 馬橋、清志町、寿、高柳
C組 虹の街、金ケ作、栄町西ヤング、二ツ木
D組 紙敷新田、秋山、南花島、住吉
E組 しろあと横須賀、大橋みどり、ひまわり福寿台、宙〇
宙子ども会は抽選会でタ〇ルが20番くじ引き当て最終E組へ入りました。対戦相手はひまわり福寿台さん、大橋みどりさん、しろあと横須賀さんの3チーム。予選1位になるのがもちろんベストですが1敗しても2位群のなかから上位3チームにワイルドカードがありますのでどんな展開になってもあきらめずに得失点を意識することが重要です。決勝トーナメントは昨年同様に予選結果によって組合せが確定しており、A1位対WC1、B1位対WC2 C1位対WC3位 D1位対E1位となっております。D組とE組は1位同士の対決なので若干不利な組み合わせですね。しかもD組には完全なる男子チームで稔台ルールの恩恵を一番受けるであろう紙敷新田さんがいますし。。
2023年度チームが最後の最後で優勝の歓喜に湧いた、あの熱闘から速いものでもう1年が経ちました。1年生の時からドッジやってる実戦経験豊富なキャプテン、ヨネ〇オ率いる宙子ども会2024年度ドッジボールチームがこのメンバーで挑む最後の市内大会となります。6年生それぞれが想いを胸に秘め前年に次ぐ大会連覇を目指して奮闘した宙子ども会2024年度チーム最後の戦いを中心に大会の記録を残しておきましょう。
予選1 対ひまわり福寿台(小金南)
大事な予選の初戦はひまわり福寿台さん。男子投球可のルールでは馬橋チャレンジカップで対戦しており、ある程度相手の戦略は想定できます。直近では馬橋ミニ新人戦でも対戦しました。この日は男子投球可のルールですのでそのあたりでどう変化があるか。前半のスタメンは外野にユ〇ト、ハ〇とあと一人に1年生のユ〇カを入れます。つまり外野は4方攻めではなく縦1本。先々週行った高柳さんとの練習試合で一番リズムの良かった形を選択。ユ〇ト、ハ〇の大砲2門を外野に配置し内センのレ〇トとの縦ライン勝負となります。前半の序盤は一進一退。ひまわり福寿台は唯一の6年生男子キャプテンが定位置の内野の要ではなく外スタートで攻撃を組み立てる形です。アタックもなかなか力強く馬橋チャレンジカップの時より随分よくなってて中盤までは宙内野が対応できませんでした。加えて序盤戦では少し堅さもあって一進一退の感じで進みます。とはいえ大崩れするわけでもなく僅差でもリードを保つ展開のため6年生に任せました。最後の大会、自分で考えて局面を打開する必要があるし、その経験と練習は十分に積んだはずです。しばらくこいつらどうするのかな?と思って見ていましたが4分過ぎくらいでユ〇ト&レ〇トの速攻からの連続攻撃が決まったあたりで漸く流れを引き寄せました。ハンドキャッチにノーステップでラリーするのでさすがに速い。残り2分過ぎで6-1としそこから少々粘られますが最後はユ〇トが内野から決めて6-0で得点を確定させました。ちょっと最後のガッツポーズは派手すぎたかな。相手に失礼なので少し注意しておきました。
後半は前半同様外センに入れたユ〇トのアタック成功で幕開け。しかしマ〇リが早々に当たって外へ。時間もあるしここはハ〇と組んでサイド展開させ内野復帰を目指します。すると期待通り、次の攻撃権でマ〇リが当て返し早々に内野復帰。このあたりは12人制あるあるですね。スコアは9-7とリードを奪う展開ですが、この日は男子投球可の影響もあり当てて当てられての展開になります。4分過ぎにはまたもマ〇リが当たって後半7-6の1点差とジリジリした試合展開。もう少し内野からの押しが欲しいというところで勘のいいレ〇トがベンチの意図を察したかのように内野から攻めて当ててくれて7-5。更に残り3分手前あたりには外からハ〇も当ててくれましたので、ちと時間帯速いのですが内野復帰を選択し8-4の4点差で終盤戦へ。試合が止まったところでハ〇に代えてハ〇ジを内野に入れます。ハ〇は残り時間休養。しょっぱなに変わったばかりのハ〇ジにナイスキャッチがあったので交代は成功という感じで(笑)
残り3分切ってきたのでそろそろ当たって外にいるア〇とマ〇リの内野復帰をさせたかったのですが、最初にユ〇トが当てたのでここで内野復帰させ9-3とします。まぁあの球なら当てるのに苦労はしないと思ってたけど良く当ててたね。内野に戻るとあいさつ代わりに豪快なカットプレーを決めてチームを盛り上げます。あとはマ〇リとア〇帰ってこいということになりますが、ノッてるユ〇トがまたも当てて9-2と中からリードを拡げる展開。このアタックのルーズボールにユ〇カが良い反応で一目散に駆け寄ってボールキープしてくれました。後半最初から出場してたのによく集中してたね。ナイスカバーでした。チビッ子がナイスプレーを魅せれば上級生が応える。マ〇リがこのユ〇カが繋いだ大事なマイボールを活かし当てて内野復帰してくれて10-1とします。このマ〇リのアタック成功したあとにもユ〇カのナイスカバーがあって、選手もベンチも大盛り上がりでした。あとは相手内野を0にしてこの得失点差を確定させるだけ。ここで攻めに攻めたのですが、最後の一人となった相手選手がナイスキャッチで凌がれてしました。1分前あたりでヨネ〇オがカットミスで当たり9-2となります。選手交代でビブス枠を空け頑張ってくれたハ〇ジに代わってラ〇クを内野に入れて残り1分。ユ〇トが中から当てて9-1とリードを拡げますが最後にシ〇ウトがクロス気味にきたアタックに当たってしまい8-2で終了。反応できてたんだけど惜しかったね。まあ5年生男子にとっては久々に経験する実戦の内野だから仕方ない。結果合計14-2で初戦を取り得失点差+12。これでもし1敗しても大負けしなければセーフティゾーンかなという感じ。仮に残り2試合で1回敗けて2勝1敗のワイルド3位に滑り込むには±0~3辺りの得失点差を想定してたので・・・ひとまず第一試合の入り方としては文句なしという感じでした。
(前半6-0 後半8-2 合計14-2)
予選2 対大橋みどり(東部)
フレンドリーカップで対戦しましたが、その後は久しくお互いを知らない関係。6年男子は1名のようです。前半はラ〇クのナイスキャッチで幕開け。ラ〇クは今まで控えの立場だったし実戦経験という面でちと不安があるものの、6年生だしできるだけ出場機会を確保したいところ。この試合では中々に良い活躍してくれました。こちらの攻撃はレ〇トの一発で幕開け。9-8と先手を取るもア〇、サ〇キと連続で落とされ6-8と追いかける展開に。この試合に限らずこの日のア〇は馬橋ミニ新人戦の時のような積極性があまりなく、気迫十分の6年生男子ーズにやや気おくれしていたかも?。そもそもア〇の内野復帰のために時間を使ってあげる余裕もなかったのは申し訳なかった。この後も一進一退の攻防となり、4分あたりでユ〇トが当てて内野復帰し6-6-同点としてから流れが傾いて来たかな。やはり内野にユ〇トが居ると相手の攻撃陣は嫌がる。そんなユ〇トなのですが残り時間2分切ったあたりで相手内野からのクロスに来た攻撃にまんまと当たってしまい、いったん外へ。自分のケツは自分で拭くわ、というワケではないんでしょうけど速攻で当て返し6-6の同点となります。そのまま1分前の攻防へ。先行したいところでしたがキャプテンヨネ〇オが当たってしまって5-6と一歩後退。最後の大会楽しんでるなぁ・・・。さて何とかしなさいという残り20秒の攻撃でハ〇が外から当てて内野復帰し逆転。1点リードの6-5としたところで前半終了となりました。さすが今年1年エースとして稼働してきた貫禄ですね。
後半はサ〇キのキャッチで幕開け。サ〇キが捕ると雰囲気が上がります。外センユ〇トも徐々に調子を上げて行ってレ〇トとのコンビで速攻が冴えます。内野の要に入れてるタ〇ルのナイスキャッチにア〇のカットもあって序盤は9-7とリードを奪う展開。2分過ぎくらいで不発に終わったもののようやくア〇のアタックがありました。3分過ぎくらいまでユ〇ト&レ〇トの攻撃で徐々にリードを奪う展開に持ち込むも、こちらの内野も当たってしまい8-6と大きくリードを取る感じにはなりません。6分手前くらいでレ〇トがカットミスで外へ。ちと高いボールへ飛び込んだのですがさすがに無理でした(笑)。6-5となってユ〇トとレ〇トのサイド展開へ。どっちかかえって来ないと大変なことになるよ?というところですがユ〇トが当てて内野復帰。7-4とまた3点差に押し戻します。1分前を経過し大橋みどり外野も内野復帰を目指しサイド展開。粘りたい時間帯ですがここはチビレ〇トが弾いてしまうもヨネ〇オがお助け・・・に失敗するものの、更に弾かれたボールに反応したア〇が地面スレスレの位置からハンドキャッチで持ち上げてお助け成功。大きなプレーでした。そのまま7-4の残り時間20秒切ったあたりで作戦タイムとって一息。大橋みどりベンチはデケェ声や指のサインで内外野に指示は出してるけど、作戦タイムは全然取らないんだよね(笑)。この試合初の作戦タイムだったか?。ワイ前半取ったっけ?。ともかくいったん間を開けて外野のレ〇トと内野のユ〇トに、今日はせっかく投げれるんだしもう1人くらい当てといてね、とお願いしておきます。一息入れるだけなので後は細かいことは言わずお任せという名の放任。この試合の目的は敗けなけばそれでいい、なので残り時間はしっかり使って撃つのは残り時間との兼ね合いでどっちでも…と思ってたら終了ギリギリのタイミングでユ〇トがアタック。審判席の声が聞こえてるんか・・・ってくらいドンピシャのタイミングでラストアタック見事に当てる・・・と同時に試合終了。後半7-3で合計は13-8。予選連勝となりました。これで次は敗けてもよほどの大敗でもしないかぎり大丈夫という形になりました。まずは予選突破を確実としホッとしました。
(前半6-5 後半7-3 合計13-8)
予選3 対しろあと横須賀(小金北)
2勝して得失点差+17でむかえる予選最終戦はE組の2試合のみ。昼休みが少ないのは結構不利なのですが各ブロックの順位と得失点が確定していますのでその辺は少し有利かな。
なぜかBブロックの画像がなかったw
これでつまり
A組 1位和名ヶ谷 2位セプテム(+6)
B組 1位馬橋 2位寿(△1)
C組 1位虹の街 2位栄町西ヤング(+18)
D組 1位紙敷新田 (試合開始の段階で不明)
E組
決勝トーナメントの組み合わせ
和名ヶ谷 対 WC1位
馬橋 対 WC2位
虹の街 対 WC3位
紙敷新田 対 E組1位
こんな感じとなります。
これを踏まえての予選最終戦はしろあと横須賀さん。新古南小大会のあとくらいに稔台ルールで練習試合させて頂いたこともあり、男子センターラインがかなりいいのは認識しておりました。しかし今季何度も対戦のある相手である程度戦力面では把握できている。それにもし敗けてもよほどの大敗でもないかぎりワイルドカードには入れる展開、ということもあって本日の外センを務めここまでかなりの球数を投げてきているユ〇トは温存することとします。12人制ですので油断は禁物ですが、ここはヘッドコーチ前〇さんの強い意志もあり・・・・完全休養とすることにしました。本人はカットだけでも出たいと言っていましたが、出たら出たで張り切ってしまうのが選手のサガってもんです。5年生の大砲カ〇ルも使っておきたいし。
ということでとりあえず前半のセンターラインは外野に5年生男子の大砲カ〇ルを起用。去年も4年生男子として実戦で投げていたこともあって期待は大。あとはマ〇リとハ〇をサイドに配置しこの日初めての4方攻めを選択。試合の方は開始早々にこの日あまり投げてなくて体力的には全然問題ないハ〇がサイドから当てて9-8と宙が先行します。続く攻撃権ではマ〇リもアタック成功で内野復帰し10-7と3点差。序盤の主導権を握ります。しろあと横須賀センターラインは練習試合の時と同じく普段はカットやってる男子で組みますのでいい球がきます。内野の集中力が問われる場面。タ〇ルのナイスキャッチにラ〇クのお助けもあったりして2分過ぎまで失点せず、その間にカ〇ルが期待に応えて2人くらい当ててくれて内野復帰し5分過ぎくらいで10-6と4点リードを奪う展開。ここでようやくいつも通り外センとなったハ〇からの一発。相手の足に当たったように見えて、主審はアウトの判定も相手選手が外に出ず審判協議に入ります。どうやら線審、副審がセーフ判定だったので相手の内野は外に出なかったみたい。結構長引きましたが結局判定そのものもセーフとなって10-6のまま。流れが良くない場面ですがア〇のナイスキャッチで攻撃権を得るも攻撃が当て切れず。逆にコ〇キが当たって9-6と3点差。1分前切ってるという時間帯的には何とかしてほしかったけど、ようやく膝ついて捕球しにいったから許すよ。さらにレ〇トが当たって8-7の1点差となって残り15秒。またも内野のカ〇ルとセンターラインで攻めて最後はカ〇ルのナイスパスからレントがしっかり当て切って内野復帰と同時に前半終了。相手カットの逃げてくる方向にパスを通してサウスポーのレ〇トが仕留めるという去年の経験が活きたであろうカ〇ルのナイスパスでした。これで9-6と3点リードでの折り返しとなります。
後半はレ〇トがジャンプボールで競り勝って宙ボールでスタート。ジャンプボール後はルールに則り山なりパスを2回通す・・・はずが外野のカ〇ルがまさかの捕逸で相手ボールというカ〇劇場で開幕・・・いや開演か・・・。しかし続くしろあと横須賀の攻撃をヨネ〇オのナイスキャッチで切るとカ〇ルが汚名返上とばかりに当てて9-8と先行。外スタートのマ〇リも当てて内野復帰し10-7と理想通りの展開に。この日のマ〇リはあまり投げてないけど良く当ててた。しかしよく当たってた。すぐに当て返されて9-8となります。ちょっと油断があったかな。内野に復帰したらこの日は捕るのが仕事ですよ。後はチビレ〇トやア〇のナイスキャッチにレ〇トの豪快なカットもあったものの8-7と中盤ずっとジリジリした展開。残り3分切ったあたりで当てたハ〇を内野復帰させます。これで9-6。いつもよりかなり早いタイミングですが展開や時間的には内野の人数を増やしたいところなので止む無し。しかし案の定というか、これは狙われたら絶対に当たっちゃうなという感じ。とはいえ、そこはなんだかんだでやり過ごして凌ぎます。投げて当てられる選手の特権っスね。しかしカ〇ルが当てるもラ〇クが当たりと一進一退の状況となって後半1分前手前で6-4の2点差。トータルでは5点差で外から当たると3点差という場面。こちらの攻撃権は不発に終わり1分前すぎというところでしろあと横須賀作戦タイム。この間を利用しハ〇に、いったん外野に行っていいから次の攻撃で入ってきて。と伝えます。敗けても良い試合とはいえ、そりゃあ勝負なので敗けたくはない。ここで外から当たってしまうと2点とられ、3点差でさらにあと1~2回は攻撃されちゃうからね。いつもハ〇の攻撃に関しては基本放任なワイもここは念入りに当てたい選手の番号まで指示。何せ外野に自首させてもう一回当てに行くという勝負の懸かる場面なのでベンチが明確に責任をとる必要があります。タイム明け、しろあと横須賀ボールでの試合再開。こちらの作戦は他の内野選手は絶対に当たらない前提のうえでハ〇を外野に自首させて1点献上しているので、内野陣はかなりプレッシャーもあったと思うけど期待に応えてチビレ〇トがナイスキャッチ。絶対やってくれると思ってたよ。これで相手の攻撃を切ると、外からハ〇が一発回答。指示通りの選手をしっかり当てきって即内野復帰となります。この内野復帰について少し補足すると外から当てて内野復帰する選手は安全に内野復帰するタイミング、つまり自軍の攻撃する時間帯になるまでサイドサークルという中立箇所に待機することが認められています。つまりこのサイドサークルで一度だけ相手の攻撃をやり過ごし、次の味方の攻撃権になった段階で内野に復帰ができるというワケです。従いましてこの時の場合、ハ〇はしろあと横須賀最後の攻撃をサイドサークルでゆるりとやり過ごし試合時間残り18秒で宙攻撃権で内野復帰。もちろん今度はこちらが作戦タイムで試合を切ってパス交換で時間を使い切るよう指示します。しろあと横須賀の男子ーズが果敢にボール奪取にきたけどこちらも至近距離でしっかりパス交換し残り時間を使い切って試合終了。後半7-4、合計16-10とし予選E組を1位突破となりました。
(前半9-6 後半7-4 合計16-10)
決勝トーナメント 対紙敷新田(東部)
(前半2-7 後半5-3 合計7-10)
決勝トーナメント初戦は最強男子チーム紙敷新田さんとの対戦となります。予選の組み合わせを見た時から覚悟してたのですがね。21世紀大会ではこちらが上手くいきすぎるくらい上手くいった内容でしたが、当然一筋縄ではいかない相手。前半は宙がやりたいことを相手にやられてしまう苦しい展開。まず序盤戦で連続失点しリードを許す形に持ち込まれます。こちらのゲームプランは中盤までにリードして相手のセンターラインを消すことだったのに失点が重なり逆に外センユ〇トを想定よりだいぶ早く内野復帰させざるを得ない形になってしまいました。宙としては当然外に出された選手が内野復帰を目指すのですが、紙敷内野に当てられそうな低学年選手が多いことで却って力みからワンバウンドになったりコースを外したりと時間を消費してしまい、更に焦る気持ちでミスがでるという悪循環。それならとセンターラインに戻すも上手くいかず・・・。こちらは当たっちゃいけない選手が持たず、当てなきゃいけない選手を当てられずでチグハグなまま2-7の5点差で前半終了となります。何もかもうまくいかなかった前半戦。ユ〇ト、レ〇トも同じ選手に連続でキャッチされてしまい少しムキになってしまったかなぁ。ここはベンチがタイムとって間を開けるべきだったか・・・。タイムという権利があったのに、相手センターラインの強打を意識しすぎてちと権利を大事にし過ぎた・・・。絶対に落とさなきゃいけない相手選手を当て切ることができず、こちらの内野に居なきゃいけない選手が戻ることができず、宙がやりたかったことを全部やられてしまい、結果として2-7と5点差で折り返しという非常に厳しい展開になってしまいました。
重い雰囲気となった3分間のハーフタイム。後悔の念からか意気消沈する選手達。まぁ気持ちはわかる。とは言え落ち込んでても時間は取り戻せない。6年生を中心に皆を集めて話をします。前半得点は5点差ついたけど、お互いの実力にはそんなに差があるわけじゃあないだろ。だから前半相手が5点差にできるってことは、こっちだって5点差取り返せるってことなんだぞ。6年生は敗けたら最後になる。気持ち入れ直して後悔しないようにやってこい。あとは5点差を縮めるために6年生がやらなきゃいけないことを伝えて送り出しました。それと陣形ですね。オプションの一つにあるサウスポーのマ〇リを外野スタートさせて4方攻めにするか、攻撃の形としては一番しっくりきている前半と同じ縦ラインにするか。5点差という現状を考えると最初に外野から復帰させて2点詰めたいところ。当然重圧はかかります。この場面を今年1年投げてるとはいえ5年生のマ〇リに託していいのか?・・・。ここは究極に迷いましたが決断できず・・・。この日ここまでいい形できている攻撃陣を変えることができずに、男子センターラインに賭けることにします。
そんな後半は前半と打って変わって宙が序盤に当ててリードを奪う展開。サ〇キのナイスキャッチもあってペースをつかみます。しかし相手の外センを内野復帰させたくなるほどの点差は稼げず、やはり前半の5点差が大きくのしかかります。中盤にかけてはお互いのセンターラインがしっかり機能し徐々に削りあいの形に。そのまま5-3と2点リードの終了1分前直前くらいのタイミングでハ〇が外から当ててくれたので内野復帰。後半6-2としトータル1点差に詰め寄ります。ここで当然作戦タイム。内野復帰してくれた殊勲のハ〇と6年生男子ラ〇クを入れ替えて内野守備は6年生に託す形にし、攻撃も当然内野のユ〇ト&レ〇トから力押しを選択。外野の選手ほぼ全員縦ラインのカバーにつかせて攻撃時間をミスで切らすことのないように手を打ちます。結果はともかくこちらの攻撃は相手の内野に打ち込んで終わりたい。外野に残ってるア〇を中心にしっかりパス回しても2回は攻撃できるから数撃って当てくれという形。まずタイム明け最初の攻撃。ア〇と挟んでラリーし内野側からユ〇トが撃ちますがこれは相手もナイスキャッチで防ぎます。続く紙敷新田の攻撃はユ〇トがナイスキャッチで防ぐと時間的にはギリギリ最後になるかもしれない攻撃へ。2人しかいない相手内野を今度はユ〇トがクロスで攻撃しますが惜しくもそれてしまいます。続く紙敷新田の攻撃は意表を突くサイド展開。ほんの少しだけ反応が遅れたタ〇ルが膝ついて低い姿勢で必死に捕球に行きますが惜しくも拾いきれず当たってしまって万事休す。そのまま後半5-3、合計7-10で試合終了となりました。前半5点差のビハインドにひるむことなく最後の最後まで全力を尽くしてくれた選手達でしたが一歩及ばず、2024年度チーム最後の市内大会はベスト8で敗戦となりました。
(前半2-7 後半5-3 合計7-10)
こうして2024年度チームの市内大会最後の挑戦は幕を閉じました。優勝させてやれなくて申し訳なかった。優勝できると思って挑んだ大会だったのでメダル無しに終わったのは本当に残念無念の一言です。もっと出来ることあったかなと思ったり、あるいは事前の準備が足らんかったのかと思ったり・・・。いろんな場面を想定して練習しないとダメだったかな。特に敗けてる状況、不利な状況を想定した練習が足りなかったか・・・。ベンチ含め敗けてるときこそ冷静に・・・が出来なかった。男子の活躍できる大会であっても男子パワーに頼り切るのは良い結果が出ない。何度も経験してるのにな・・・。ただ6年生達は本当に精一杯悔いなく戦い抜き、持てる力全部出し切って、余すことなくコートに置いて来てくれたと信じています。敗けて悔しいけど悔いはない。試合が終わって最後のミーティング。6年生は全員泣いてたような気がします。自分も色々な感情がないまぜになって堪えきれず、つい泣いてしまったので確認できませんでしたが。。ワイは娘の時も息子の時もドッジの試合で泣いたことないのに、まさかこいつらに泣かされることになるとは思わなかったよ・・・。まぁ最後の試合、特に後半はとんでもなく魂のこもった濃密な7分間でした。みんなありがとう。めちゃくちゃカッコよかったです。

決勝戦はいつも通りに和名ヶ谷さんと虹の街さんでした。宙が敗けた紙敷新田さんは準決勝で虹の街さんと対戦。延長までもつれる熱戦だったのですが敗退。やはりこのあたりが男子チームの限界なのかなぁ・・・という気も。球の速度は男子より遅くても狙いよく当てるのは女子の方が上手いですよね。1年投げ続けてきてるわけだしな。決勝の結果は虹の街さんの勝利。新古南小大会でも優勝していたのですが、ついに全チームが集まる市内大会で最後の最後に今期初優勝と成し遂げました。選手達のたゆまぬ努力の痕跡が試合中のプレーに見えていました。優勝おめでとうございます。
これで2024年度の宙子ども会ドッジボール部の公式戦は全日程終了となります。あとは3/23に行われる6年生の卒団式をもって2025年に代替わりとなり、新キャプテンが指名され新チームの始動となります。4月にはすぐに小金大会が待ってる。5年生ながら今年1年チームのセンターラインで投げ切ったサウスポーのマ〇リとエースハ〇に期待のア〇を加えた5年生女子トリオが6年生となってチームの中心になります。来期の新6年生男子も5人居るので高学年男子によるカット隊も健在。さてどんなチームになることやらと言った感じで期待と不安が入り混じりますが・・引き続き応援よろしくお願いします。
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ドッヂボール | 日記
Posted at
2025/03/15 21:42:44