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2024年07月21日 イイね!

高校野球選手権千葉予選 市立船橋 対 専修大松戸 を観戦する

高校野球選手権千葉予選 市立船橋 対 専修大松戸 を観戦する
今年も高校野球の季節がやってまいりました。チャンプRS号を修理して長い眠りから叩き起こしたのもすべては高校野球千葉予選の観戦のため。とはいえ、今年は宙子ども会の試合予定があったりして土曜の練習日が続きなかなか球場に足を運ぶことなく、千葉テレビの高校野球ダイジェストを見てチェックをしてきました。しかし梅雨明けした7月ということで熱中症アラートが連続で発令されてしまいドッジボールの大会も中止が相次ぎ・・・その結果練習も休みにしたこともあり、5回戦のマッチアップで一番かみ合いそうな専修大松戸対市立船橋を県スポーツセンター野球場で観戦してきました。


なお今回は一家総出での観戦ですのでチャンプRS号の出番は無しです。高校で野球部のマネージャーをやってる娘は専大松戸のエルティグレと市立船橋の市船SOULという両校自慢のチャンステーマを生で聞きたいということもあり参戦。今年の選抜4強となった中央学院高校を●十年前に卒業したというかなり昔のOGでもある嫁さんは敵情視察とばかりに気合が入っております。ちなみに選抜では寄付しましたので特製応援タオルもゲットしております。そして野球に全く興味のない長男はソロの留守番では良いメシが食えないということで付き合いでの観戦ですw。

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こちらは全員キレいな五厘刈りで気合がほとばしる市立船橋ナイン。この段階で物凄く声が出ています。

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迎え撃つAシードの専修大松戸ナイン。それぞれにアップ開始といったところでスマートな印象です。

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試合の方は先攻専大松戸、後攻市立船橋で試合開始となります。
1回表は市船エース工藤が気迫を全面に出すピッチングで3者凡退に仕留める完璧な立ち上がり。プロ注目の専大松戸中山凱もサードボテボテのゴロに仕留め雄たけびとともにベンチへ。試合が動いたのは2回裏市船の攻撃で専大松戸先発の八津が与えた連続死球を足掛かりに送りバントから7番松井の適時打で効率よく先制。なおも1死満塁と攻め込みますがここは専大松戸八津が粘って後続を断ち最少失点で切り抜けます。3回表今度は専大松戸がチャンス。ヒット2本を重ねて2死ながら1、2塁で3番中山凱が打席へ。しかしここは3塁ベース空いてるゾ、ということで市船バッテリーは無理に勝負せず。際どいコースで誘いますが中山がしっかり見極めて2死満塁で4番清水との勝負。ここは市船バッテリーの思惑とおりに外野フライに仕留めて専大松戸は無得点。市船エース工藤気迫の投球が続きます。3回裏今度は市船がチャンス。ヒットに投手のフィルダースチョイスが重なり無死1、3塁で4番大野という絶好のチャンス。専大松戸はここで堪らず投手交代。温存したかったエース梅澤をマウンドへ送ります。チャンスでこの日2回目の市船SOULが大音量で流れるなか、4番大野がきっちりセンターへ犠牲フライを放ち2点目。2-0と序盤は市船がリードを奪う展開になります。4回は両投手好投で表裏とも3者凡退。酷暑のなか市船工藤の熱投が光ります。ストレートの勢いとフォークの出来が抜群で専大松戸打線も序盤戦はお手上げといったところ。そのまま回が進み5回裏市船の攻撃は3番花嶋の2塁打などで1死2塁3塁と一気に試合を決める場面を迎えます。しかしここは専大松戸エース梅澤が粘って得点を許さず、試合は終盤戦の攻防へ。

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勝負のターニングポイントは7回表専大松戸の攻撃かな。この時すでに球数100球を超えてきている市船工藤、握力が落ちてきたのか自慢のフォークの制球が定まらず2四球でピンチを迎えます。無死2塁で専大松戸の打席には捕手で2年生の森岡。初球バント失敗で1ストライクとなったあと専大松戸ベンチが動いてこのカウントから代打牧野を送ります。ピンチバンターか?と思いきやここは一転して強硬策。市船内野の大胆なバントシフトを見て作戦変更したのか?、真相は分からんけど結果的には外野フライでランナー動けず1死1塁2塁。次打者梅澤は打撃には自信がないということでここは送りバントを指示しますが、結果的に失敗でアウトカウントだけ献上する厳しい展開。結局2死1塁2塁から2者連続四球を奪い押し出しで1点を返しますが一気に同点逆転とはならず。しかし初回から145km/h前後のストレートと鋭く落ちるフォークを武器に熱投を続ける工藤にもやや疲れがでてきており、徐々に流れは狙い通りに終盤勝負に持ち込んだ専大松戸へ傾きかけます。続く8回表も勢いの出てきた専大松戸打線は内野安打と四球と足掛かりに1死1塁2塁とヒットで同点、長打なら一気に逆転という場面を作ります。市船はここで快投を演じてきた工藤をスパッと諦め背番号11の川崎へ継投。その川崎は代わりっぱなにワイルドピッチで2塁3塁とされると、1塁が開いたということもあり6番山本を敬遠気味に歩かせて1死満塁。専大松戸としては絶対にひっくり返したい終盤の大チャンスを迎えますが、市船川崎の投球が勝り打者小林の打球は平凡なサードゴロ。これを落ち着いてサードから本塁転送し3走を封殺するとそのまま1塁でもアウトを奪い5-2-3のダブルプレーを完成させ大ピンチを切り抜けます。8回裏はピンチの後にはチャンス有りという野球で一番有名な格言そのままに市船がチャンスを構築。先頭花嶋が死球で出塁するとワイルドピッチで悠々2塁へ。続く大野の送りバント処理でエラーが出て追加点を奪い3-1と再び2点のリード。なおも無死2塁とチャンスが続くと市船ベンチは大木に送りバントを指示して1死3塁。ここからは怒涛のバント攻めで専大松戸内野を混乱させて2本続けたスクイズがいずれもフィルダースチョイスを誘い一気に3点を入れて5-1とリードを拡げます。この回は適時打が1本もなかったのですが小技で専大松戸内野の自滅をさそって3点を奪い取る見事な攻撃でした。7回に捕手を控えに代えちゃったのが専大松戸守備陣には地味に響いたかなという感じで内野が落ち着きを取り戻す前に、その隙を市船が突いて一気に突き放しましたかね。9回表の専大松戸は1四球選んだものの市船川崎の前に走者とためて中山という場面を作ることができず敗戦。あと一人出れば中山というとこだったんですがね。

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こうして2年連続夏の甲子園出場を目指した専大松戸がここで姿を消しました。勝負を分けたのは色々な要因があるとは思いますが、市船は専大松戸相手のここが大一番ということで腹をくくって先発させたエース工藤の投球が最高でした。ベンチの期待に最高の結果で応えました。対する専大松戸は決勝までの道を見据えてエース梅澤ではなく八津を先発させたこと、7回の攻撃で正捕手森岡を交代させたことが裏目にでての敗戦でした。強豪校が予選で敗けるパターンの一つで、先を見据えてエースを温存したり控え選手を使ったりすると少しだけ隙を生じるものなんですよね。対する市船は失うものは何もない挑戦者だけどCシードに匹敵する実力はあるという構図でものの見事にはまりこんでしまいましたね。これで千葉予選は中央学院が1歩抜け出した印象かな。決勝戦は順調なら市立船橋対中央学院の対戦カードが予想されます。と言いたいところですが中央学院には今回の専大松戸と同じ立場で迎える木更津総合戦が残ってるから断言するのはやめよう。中央学院は颯佐先発だと決勝戦用にエース蔵並を温存できるが果たして相馬監督の決断やいかに・・・。

実はこの夏3回目となるの球場観戦ですが暑さがヤバいです。
球児の皆さん体調管理に十分気をつけて引き続き頑張ってください!(高校野球ダイジェストの桑原MC風に)
Posted at 2024/07/22 18:58:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高校野球 | スポーツ
2021年09月01日 イイね!

第103回全国高校野球選手権大会 追伸

第103回全国高校野球選手権大会 追伸
昨日はオーバーフロー水槽の紹介もあって、この話も記載しようと考えていたのですが漏れてたので追伸です。試合の話ではないのですが、智辯和歌山が優勝を飾ったこの103回大会で、堅田審判員が甲子園の審判員を勇退されるそうです。


ご存じの方もおられるかもしれませんが、79年8月16日、夏の選手権3回戦のですね、箕島対星稜延長18回、伝説の死闘があって星稜は春の王者箕島の前に3-4でサヨナラ惜敗となったワケですが、この時に星稜の左腕エースとして18回を完投したのが堅田外司昭(トシアキと読みます)投手でした。

この試合の終了直後ダグアウトに向かう堅田投手に主審を務めた永野元玄さんが試合で使用したボールをそっと手渡し、この球場の景色をよく見ておきなさい、という言葉を贈られたそうです。疲労と敗戦のショックで呆然としていた堅田投手はこの一言で我に返ったと深く感謝し、自分も選手の気持ちに寄り添える審判になりたいという思いからアマチュア野球の現役引退後に高校野球審判員の道を進まれ、地方でのデビューは残念ながら存じ上げておりませんが、2003年から甲子園で審判員として活躍しております。

ワイもこの名前に気付いた当初は、この堅田って審判、あの堅田さんなのかなぁ?と思っていましたが、ほどなくしてNHKの高校野球特番などで堅田審判員=星稜の堅田投手と紹介されたこともあり甲子園にお客さんが入っていたときは、『1塁塁審 堅田』などとアナウンスされるとファンがワーッと湧くという甲子園きっての人気審判員でした。第100回記念大会ではレジェンド始球式と称して甲子園で活躍したスタープレイヤーが始球式を行いました。松井秀が星稜の試合で始球式を行ったことは有名ですよね。このイベントで堅田投手と延長18回を投げ合った箕島高のエース石井投手が登板したのですが、その試合の3塁塁審が堅田さんで、マウンドまで2人で一緒にいき笑顔で握手されてたのが印象的でした。

もちろん審判員としての実力も素晴らしく、その第100回大会の決勝(大阪桐蔭対金足農業)では栄えある決勝主審をされております。また今大会も8/25の神戸国際対長崎商業戦で主審を務め反則打球という難しい判定を下しております。

反則打球というのは打者の足が完全にバッターボックスの外にあったため、ファウルを打った打者がアウトと判定された訳ですが、打者の動きを観ながら足の位置を確認するのはなかなか難しいですよ。まぁ最初の打席から怪しかったので、該当の打席でもある程度目付があったのだろうと推測しますが、ラインに触れていればセーフなので非情に難しい判定です。
※野球規則6・03(a)次の場合、打者は反則行為でアウトになる。「打者が片足または両足を完全にバッタースボックスの外に置いて打った場合」。

そんな堅田さんが箕島高校と同じ和歌山の代表校が優勝した大会での勇退というのも運命のようなものを感じますよね。

なお、1999年6月甲子園の阪神対讀賣で新庄が槇原から放った敬遠球打ちも反則打球だ、という意見が某Yコメに結構ありましたが、youtubeなどで確認するとラインを踵が踏んだ位置で打撃しているので問題ありませんね。


勇退といえば、NHK解説で決勝の担当されることの多い前田正治さんも今大会が最後という話でした。時代の移ろいを感じますね。前田さんは歳のせいなのか、ここ数年声がしゃがれてたもんな。杉本さんと広瀬さん大矢さん特に発表なかったからは続投されるんだろうけど、大矢さんは今回出番が少なかったような気がするな。気のせい?。
仮にこの3名も勇退されるとすれば、いよいよNHKからBS朝日に切替も考えねばならんぞ。ミスターアマチュア野球、日本生命の杉浦さんは、ワイのなかではイマイチだし朝日なら元智辯和歌山高嶋監督の解説があるしなぁ。

とまぁつらつらと書きなぐってしまいましたが、堅田さん、前田さん、長い間お疲れ様でした。
Posted at 2021/09/01 21:24:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高校野球 | 日記
2021年08月31日 イイね!

第103回全国高校野球選手権大会 智辯和歌山 優勝

第103回全国高校野球選手権大会 智辯和歌山 優勝
智辯学園和歌山高校
選手権優勝おめでとうございます。
まさに圧巻の強さでした。
宮崎商業のコロナ禍による出場辞退と雨天順延により甲子園出場までずいぶん待たされました。満を持した高松商戦は多少その影響があったような気もしましたが、ここを勝ち抜けるとあとはとんとん拍子。しり上がりに選手の状態も良くなりました。

8強の激突で白熱のサヨナラ逆転劇連発だった準々決勝
京都国際 3x-2 敦賀気比
石見知翠 1-9 智辯和歌
智辯学園 3x-2 明徳義塾
近江高校 7x-6 神戸国際

特に第3試合と第4試合は今大会のベストバウトとしてもよいくらいの好ゲームでした。明徳義塾の代木君、9回満塁の場面でマウンドに行って自分が投げるとアピールしましたが、馬淵監督の判断は先発でここまで好投してきた2年生吉村君の続投。あそこで代木君に代えたらどうなってたかなぁ・・・。試合後の代木君の吉村君を思いやる言葉に思わず胸が熱くなりました。
そんな準々決勝でも智辯和歌山は唯一、石見知翠館(旧江の川高校)を9-1とよせ付けず完勝。エース中西を温存し塩路→高橋→武元の継投で勝ち切りましたからね。

智辯和歌山といえば、投手力はそこそこ、圧倒的な打撃のチームという印象なのですが、捕手出身の中谷仁さんが監督に就任してからは、打撃力だけではなくセンターラインを強化しているような気がします。
中谷監督は1997年の智辯和歌山優勝時の正捕手で阪神タイガースにドラフト1位指名で入団したというエリート。高卒捕手で1位指名はドラフトの長い歴史の中でもそうそう居ませんよ。高校通算21本塁打、夏の大会.563を記録している強肩強打の捕手という触れ込み。背番号は22でしたね。なお、同年2位指名が井川慶で背番号29。彼も高卒左腕(水戸商業)ということもあり、高卒バッテリーを1位2位で指名するという、とんでもなく大胆なドラフト戦略とも言えます。井川は入団会見で『中谷君と二人で21世紀の黄金バッテリーといわれるようになりたい』と抱負を述べていました。
阪神時代の中谷監督は当時阪神に在籍していた中込から携帯電話を至近距離で投げつけられて左目に失明寸前のけがを負ってしまい大成することはできませんでした。贔屓の和歌山の学校から大好きな阪神タイガースにドラフト1位で指名された選手で、当時のワイは本当に期待してたのですがね。高校時代腰痛の影響で甲子園出場経験のなかった井川はその後大エースに成長しましたが。。
中谷選手のケガはバッティングはおろかキャッチングまで影響を及ぼすくらいのもので、その後選手生活では特にバッティングの方に大きな影響があったように思います。のちに楽天に在籍し野村監督にリードを認められ出場機会も結構あったのですが、バッティングは今まで見てきた選手のなかで最低や、と言われていたとか・・・。

決勝戦のスコア

智辯和歌 400 001 121 9 
智辯学園 020 000 000 2

智辯和歌山の先制パンチはお見事の一言で初回、試合開始のサイレンが鳴り終わらないうちに先頭宮坂が中越えの2塁打で口火を切ると4番徳丸の犠牲フライなどで智辯先発西村からあっという間に4点を奪い主導権を握りました。正直これで勝ったと思いました。
智辯和歌山は4回無死から出塁を許すをあっさり先発伊藤から中西への継投しましたが、この決断こそ中谷監督の真骨頂だなと思いました。積極的な継投というか、攻めの継投でしたね。中西君は期待に応えて連続三振で切り抜けると、あとは最後までスイスイーと投げ切ってしまいました。智辯は前川と山下がちとピークを越してたか感じなのかなぁ・・・。4点差を2回すぐに詰めたのですが、そこから得点できる感じがありませんでしたね。
試合終了後の智辯和歌山は優勝を決めたあとで恒例となっているマウンドに集まっての一本指ポーズもやりませんでした。相手があることなので、挨拶が終わってからチームで喜びを分かち合いたい ということだったようです。高校生でこの自制心。中谷監督の養育が行き届いているんだなぁと感じましたね。立派の一言。

和歌山勢の優勝は本当にうれしいですね。
次は箕島、がんばるんだぞ~。

さて子供たちの夏休みもまもなく終了です。自粛も多くて海に山に甲子園にと十分に楽しむことはできなかったかもしれませんが、その夏休み中に行った海釣りがきっかけでワイはオーバーフロー水槽の作成をしていました。
そう、先日の海釣りで海の魚を飼ってみたくなったんですよね。だいぶ形になったのでもうボツ企画になる可能性も低くなったため掲載しておきますw

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メイン水槽は60*30*45
水槽台はコトブキのプロスタイルにオーバーフロー用の穴をあけております。

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濾過槽は45*30*30にウールボックスとプロイテインスキマー
プロテインスキマーはカミハタの海道達磨というモノらしい。ジモティーの水槽セットに入ってたから詳しくは知らなかったんですが、amazonのレビューとかみてるとかなり濾過能力高いようですね。海水水槽には必須アイテムだとかなんとか。
しかし一応念のためですが、スキマーの隙間(笑)には濾材を入れてバクテリアで生物濾過を追加する予定。

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海の魚なので、念のため暑さが厳しい期間は水槽クーラーも使いますよ。ニッソーのアクアクーラー20という水槽用クーラーです。中古ですが大丈夫かな…?w


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配管は普通の塩ビパイプで13サイズで組んでみました。

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クーラーへの配管が未了なのですが、他は完成しております。
あとは水漏れのチェックして海水作って循環させて……という感じですかね。
レイアウト作成も楽しみですがセンスが絶望的にないからなぁ…。。
Posted at 2021/08/31 22:34:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高校野球 | 日記
2021年08月23日 イイね!

第103回全国高校野球選手権 専修大松戸 大阪桐蔭 敗れる

第103回全国高校野球選手権 専修大松戸 大阪桐蔭 敗れる
雨に祟られている第103回全国高校野球選手権に中田翔の讀賣移籍など、夏休み後半の球界には結構色々とありましたね・・。

まず讀賣に電撃移籍した中田翔。コトの発端は同僚に暴力を振るったという事らしいんですが、思うに中田的には普通のイジりのつもりが唐突にハシゴ外された感じなんじゃないかなぁ・・・?。

それではなぜ今までチームが容認していた中田翔のイジリを今になってハシゴを急に外したかっていえば、そらもう卒業させたかったからでしょ。

いくら功労者でも年俸に見合う成績を残せなければ即リリース。余力のあるうち、あるいは昔の名前が通用するうちにさっさと放出。そんな冷たい・・・いやドライな経営方針ですからね、日ハムって。中田翔の場合も普通に放出ってことなんじゃないの。ただ放出するにも誤算があって讀賣への移籍を中田翔が同意せず拒否した。そして現在の3年契約を締結した契約書にトレード拒否条項があったため讀賣への移籍が暗礁に乗り上げた。そこで中田翔をよく知る日本ハム関係者が一芝居うったと。裏で讀賣への移籍で話が付いてた上で仕掛けた猿芝居だったとしても全然驚かんで。栗山の会見が妙に芝居がかってたしなw

まっ、ここまでは単なるオッサンの妄想ですが、ただ一つはっきりしてるのは、讀賣の戦力が確実にアップしたってことです。右中間左中間方向がクッソ狭い東京ドームが本拠地となるなら逆方向へも長打が打てる中田翔は相手投手にとって脅威ですからね、間違いなく。

そして中田の加入で中島がこのオフにリリースされることも確定だな。そもそも後ろ盾の原監督も退任予定だし、これは既定路線か・・・。バースディ俺たちはプロ野球選手だった。クビになった男たち2021に目玉選手で出演するかなぁ・・・・。


さて、高校野球です。昨日8/22は何と言っても第三試合に出場した地元の専大松戸。結果は残念だったのですが千葉の、そして松戸の代表として本当に頑張ってくれました。
昨日の試合はまず1回表に1死2塁3塁と先制点の場面を3塁へのライナーゲッツーで逃した専大松戸。先発は背番号1の深沢君ではなくWエースの片割れである11番岡本君でした。彼は千葉県大会決勝の木更津総合戦でも不調の深沢君を好リリーフして勝利を手繰り寄せた立役者でもあります。しかしこの日は盛岡大付属の練りに練った戦略によりものの見事に攻略されてしまいました。
1回裏は甲子園初登板となった岡本君にとって緊張する場面。その緊張を見透かされたかのように初球を痛打されてしまいペースを握れないままあっという間に2失点。3回に専大松戸は追いついたものの追い越すことができず、5回に岡本君がつかまり突き放されてしまう。まぁセカンドのクロスプレイはギリギリアウトにも見えたけど。
あれがアウトなら無失点だっただけに悔やまれる。1塁走者がエンドランでスタートしてたからクロスプレイの2塁より1塁に送球して打者走者を殺してもよかったかなぁ・・・。

結局終わってみれば初回の攻防が明暗を分けました。

5回は頭から深沢君への継投という手もあったかもしれませんがこれは結果論。9回は粘って1死2塁3塁と反撃の場面を作るも初回と同じく3塁へのライナーで2走の石岡君が戻れずゲッツーとツキに見放され面もあり・・・・。3直ゲッツーは1試合で1回あるかないかのプレーですから、これを1試合で2回も喰らってしまうとなかなかに難しい。

しかしそれにしても長崎商業は選手が全員デカい。身体に厚みがあってウェイトトレーニングをしっかり積んできたのが良くわかります。公立高校とは思えない選手のデカさ。打線にパワーがあって岡本君のインコ―スにくる力のある球をしっかりはじき返していましたね。また練習試合などを通じて地元明石商業と交流があった関係で雨天による順延期間も施設を借りて練習を行うなど調整面でも伝統校らしい強かさがあったかな。


そして・・・・専大松戸の敗退で関東圏の代表は山梨の日本航空と東東京の二松学舎大付だけになってしまった。関東大会優勝校の専大松戸がここまでやられるとは・・・改めて関東のレベルが下がってる、というか関西九州とはかなりの差ができているのを実感しますね。上でも触れたけどもう身体づくりから違ってるもんなぁ・・・。関西から多くの選手や指導者を招き入れている北信越や東北地方も敦賀気比、石見智翠館や盛岡大付の選手などかなりデカいですしね・・・。
それと北信越で思い出したけど石見智翠館はユニフォームがPL学園のそのものだったw(末光監督はPL学園出身)
鍛治舎監督が就任する先々(枚方ボーイズ、秀岳館、県立岐阜商)で例のソックスの黄色いド派手なパナソニックフォーマットのユニに変更すると高校野球ファンから顰蹙を買うのですがオーソドックスなPL学園フォーマットユニだと素直に受け入れられる不思議w
やってることは同じなんですけどね・・・まぁ石見智翠館の前身である江の川高校のユニフォームもPL学園っぽかったしな。

今日8/23は1試合だけの変則開催ですが、実力校同士で注目の大一番となった大阪桐蔭対近江高校の1戦となりました。近江の先発山田君を序盤に攻略し松尾君のHRなどで2回までに4点を先行した大阪桐蔭ですが、その後は立ち直った山田君、リリーフの岩佐君からチャンスを作るものの得点が奪えず。ターニングポイントは3回裏近江最初のチャンスという場面。1死1塁3塁で敢行したスクイズですかね。4点差という点差を考えるとスクイズはなかなか選択しにくい作戦ですが、まだ回は序盤という事もあり、まずは1点取って流れを変えるんや、という近江ベンチの確たる意思表示でした。多田監督の乾坤一擲のファインプレイと言っていいかもしれん。
この作戦は見事に成功、続く4回に今度は新野君に追撃の一発がでたところで点数的には負けてるものの近江が試合の主導権をつかみました。
大阪桐蔭はこの展開であれば4点で逃げ切りたいところでしたが、投手陣にやや不安があったのかなぁ・・・先発竹中は不安定な投球でリードを少しづつ吐き出す苦しい投球でした。終盤はエース松浦君ではなく2年生川原君への継投。この継投のタイミング遅れと雨天順延の影響によるエース松浦君の球数制限への対策など、難しい判断を強いられたのが大阪桐蔭にとっては命取りになったようですね。
まぁ予選から薄氷の勝利の連続で決して万全ではないという感じでしたが、強豪校ならではのコロナ禍での調整の難しさ、みたいなところがあったかな。調子が上がらないまま夏が終わってしまった感じにも見えますね・・・。max155km/h右腕、関戸君の夏は1球も投げずに終わってしまった。調子が上がらなかった、という事以外は何があったのかは知らんけど残念でした・・・。
近江高校はお見事な勝利。まさに ♪今日の主役の学校は? 近江高校~ でした。初戦の戦いでは岩佐君が投げれば大阪桐蔭打線にもある程度通用するかなという感じでしたが先発の山田君、気迫の投球はお見事でした。今日はその選手の気迫に加えベンチの采配でも近江が大阪桐蔭を上回った感がありますね。

明日はようやく智辯和歌山が登場です。(初戦は不戦勝だったため)。
相手は地方大会で劇的なシーンを演出してきたチャンステーマのプリティフライが魔曲化している香川高松商業との1戦になります。智辯和歌山のジョックロック対高松商業のプリティフライという魔曲対決も楽しみですね~。(※残念ながらブラバンは録音です・・・)
Posted at 2021/08/23 20:10:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高校野球 | 日記
2021年07月22日 イイね!

第103回全国高校野球選手権千葉県代表 専修大学付属松戸高校に決まる

第103回全国高校野球選手権千葉県代表 専修大学付属松戸高校に決まる
そんなワケで、戦国模様だった千葉予選の決勝戦は無事に終了しました。
鳥取米子松陰のようにコロナによる何かがあったワケでもなく、何事もなく普通に最後まで無事に終わって本当に良かったですね。普通って本当に大変です。これも関係者の皆さんの尽力によるものでしょう。

感謝感謝です。


決勝戦は木更津総合(木更津市)と専修大付属松戸(松戸市)。ともにシード校。実力校同士の争いとなりました。先行は木更総。専松はエース深沢が準決勝に続いて連投です。
試合前のワイの予想では木更総はエース島田が準決勝の中央学院戦に登板しませんでしたのでやや優勢かな、と思っておりました。応援したのは地元の専修大松戸ですが。
序盤は木更総ペースで2回に1点、3回にはHRで2点を追加と理想的な試合展開。専松のエース深沢は連投の影響なのか本調子になく4回1死で1塁の状況で降板(ライトへ入る)し2番手の岡本へスイッチ。この岡本が踏ん張ってゲッツーで切り抜けると以降無失点で流れを呼び込んだかなぁ。5回には木更総守備の乱れに乗じて専松が5点を奪って逆転に成功します。
しかし、8回木更総合も粘りをみせる。この辺りはさすがに強豪校ですね~。岡本の前にほぼノーチャンスだったんですが、ワンチャンスを活かして1塁3塁の形を作りづつけ専松バッテリーに重圧をかけ続け同点にもちこんだ攻撃は見事でした。

木更総6-6専松のままで試合は延長へ。延長に入ってからはやや専松が押し気味でしたが、3番手の神子が踏ん張って得点を許さず13回のタイブレーク(無死1,2塁から攻撃開始)となります。13回表は木更総のまずい走塁などもあって、結果的に無得点。ロングリリーフになった岡本は厳しいボール判定などもあったけどよく踏ん張りました。打順の巡りも木更総にはツイてなかったかな。13回は7番からでしたからね。
タイブレークでは圧倒的に有利な裏の攻撃となる専松は無死1,2塁で9番深沢からでしたから、やることは送りバント一つ。送って上位へつなぐという目標がハッキリしていたのが良かった。その深沢の送りバントが3塁線へ絶妙に決まって1塁セーフのオマケ付き。この場面はスローで確認すると完全に送球の方が早くてアウトなんですが、この辺りは高校野球あるあるといった感じです。高校野球にはリクエストがないですし。

序盤、深沢のセットポジションに再三クレームをつけたりしたところで木更総の五島監督の心象がやや悪かったかもしれんね。

この無死満塁で先頭吉岡に打順が戻ります。選抜の中京大中京戦で決勝の後逸をしてしまった選手で元松戸四中出身の選手です。ちなみに吉岡の出身中である松戸四中は今年野球部が全国大会に出場します(吉岡君は江戸川中央リトルシニアの選手で松戸四中野球部ではないと思うけど)
選抜で甲子園に大きな忘れ物をした吉岡の一振りは試合を決める一発となってライトスタンドへ飛び込みました。打った瞬間思わず絶叫してしまう劇的なグランドスラムでしたね。

木更総 012 000 030 000 0     6
専大松 000 015 000 000 4x  10

千葉代表は専修大学付属松戸高校に決定。
優勝目指して溌剌とした野球を期待します。


本日の予選で注目したのは徳島の準々決勝。古豪池田高校がシード校鳴門高校を倒して進出してきました。相手は33年ぶりの準決勝を目指す那賀高校です。池田高校はmax150km/h右腕で令和の阿波の金太郎ことエース篠原ではなく技巧派左腕中山が先発。春の大会ではエースナンバーだった池田の2枚看板ですね。
昔じゃ考えられなかったんですが、今大会はほぼ全ての試合をネットのバーチャル甲子園というサイトのLIVE中継で観ることができます。巣ごもりにはピッタリですw

ありがてぇ ありがてぇ

那賀高の先発は2年生エースの前田。池田はなかなか出塁もままならず序盤は那賀高が押していたように思いましたが、池田の好守備に阻まれ両チーム無得点で迎えた5回の裏。
池田は最初のチャンスに足で相手の守備の乱れを誘って2点先行。往年のやまびこ打線のような連打連打の迫力はないものの、小技を駆使してチーム一丸で攻めてきます。結果的に一時は逆転を許したものの7回8回に畳みかけて再度逆転。そのまま押し切って準決勝にコマを進めました。
エース篠原を温存しながら序盤から中盤にかけて耐えて忍んだ池田高校の井上監督、見事な試合運びでした。この井上監督は1986年の池田高校選抜優勝のメンバーですよね。センター守っていました。

那賀   000 001 200  3
池田   000 020 24X  8

池田高校はもう10年くらい前から地元民協力のもと、いろいろと強化策を講じ地域一丸となって古豪復活を目指しています。なんと寮まで準備して、県外出身者でも池田で野球がしたければ入学可能という環境だとか。まさしく県立高校の限界に挑んでいると思います。

蔦監督の言葉を借りるのであれば『ええか、誰もやったことのないことをやりよるんじゃ。ほやから勝ちよるんじゃ』といったところですね。

しののめの 上野が丘に
花めぐり そびゆるいらか みどりこき
阿讃の峰と きそうなる
これぞ我らが 学びの舎
ひかり ひかり ひかりを呼ばん
讃えよ 池高 輝く 池高
池高 池高 お~お~ 我らが池高

高校野球ファンなら誰もが一度は聞いたことのある池田高校の校歌。
出身校の校歌は覚えてなくとも、池高の校歌は覚えてるというオジさんも多いのではw
久々に聞いて胸が熱くなりました。
今夏いよいよ悲願の選手権出場を果たし大輪の花を咲かせるか。注目です。

2年ぶりの夏の甲子園。本当に楽しみですね。
Posted at 2021/07/22 14:04:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高校野球 | 日記

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