んなワケで今日は高校野球が一番盛り上がるといわれている準々決勝。8強の激突でした。
初戦は前戦で星稜林監督にサイン盗みの言いがかりをつけられたことで逆照射的に注目を浴びることとなった習志野が出場。対戦相手は市立和歌山でした。
市立習志野 対 市立和歌山
習志野 100 011 100 4
市和歌 300 000 000 3
初回に1点を先制した習志野でしたが、市和歌山もその裏すぐに反撃し3点を奪って逆転。中盤から習志野は飯塚、市立和歌山は岩本とお互いのエースをマウンドに送り投手戦となるも7回に決勝の1点を挙げて習志野が逆転勝利。
ワイの戦前の予想では、アヤがついた形の習志野は力を発揮できずに敗退するのでは?と思っていたのですが、いやいや選手もベンチも冷静沈着、なかなかの兵でした。ベテラン小林監督の選手操縦術ですかね。星稜の林を軽くあしらった経緯を見てもそうだし、その経歴からもつくづく敵にしたくないタイプの監督だわw
負ければ、サインが盗めないからや、と言われセカンドにランナーを送ればその一挙手一投足に注目が集まるという平常心で試合に臨むのが難しい状況のなか、飯塚のナイスリリーフが引き寄せた値千金の勝利でしたね。前回の投稿で今日勝てば習志野は一躍優勝候補となる、と申しましたがもしかしたら、という一山を越えたのは確かですね。4強ではどちらかと言えば楽な方のブロックですのでチャンス有りといったところか。
明豊 対 龍谷大平安
平安 000 000 000 00 0
明豊 000 000 000 01x 1
ドッジ練習の関係などで見れませんでしたが、明豊は前評判以上に実力がありましたね。ただ習志野の所でも述べたように準決勝は東邦対明石商と強豪が潰しあいしますんで、こっちの山の両校(明豊と習志野)はチャンスですね。
東邦 対 筑陽学園
東邦 000 205 000 7
筑陽 000 100 100 2
阪神が西先発ということでこちらを観ていてみれず…w
チラ観していましたが予定通りというか東邦が有利だろうと考えていましたが打線が手堅く得点を重ね筑陽学園を突き放しました。
明石商 対 智弁和歌山
和智辯 100 002 000 3
明石商 210 000 001x 4
準々決勝屈指の好カードとなった近畿勢同士の一戦は期待に違わぬ好ゲームとなりました。できれば決勝戦で見たかったというこの対戦は強打が自慢の両チームだったはずでしたが、お互い2番手投手が好投し投手戦となります。特に3回からリリーフにあがった和智辯の小林の出来が出色で強力明石商打線を抑え込みます。しかし両投手とも完全に相手打線を封じ込めるというワケではなくて適度にランナーが出て得点圏に送ってはギリギリで凌ぐという展開で、まさにワイ好みのスリリングな投手戦となりました。
中盤は和智辯が多少押し気味だったのですが後1本が出ず、特に7回8回に連続して好機を逸したことで流れを徐々に失っていきます。和智辯押しのワイですが、8回のチャンスを逸したことで嫌な予感がしていたのが的中。9回に明石商来田にこの日2本目のHRが飛び出しサヨナラ。まさに明石商が劇的な勝利。事実上の決勝戦と呼ぶにふさわしい今日一番しびれた試合でしたw
しかし明石商の勝利の立役者は中森の好投に尽きる。エエ投手や。
次は中1日で強打の東邦戦。今日160球以上投げてしまったので、この球数ではさすがに投げるのは難しいかもしれんが…さてどうなるか…。
んなワケで、本日はプロ野球の開幕日でした。
我らが阪神タイガースは初戦から延長戦にまでの熱戦となりました。
初回、先発のメッセンジャーは制球定まらず、無死1塁2塁のピンチを招いたのですが、ヤクルト3番山田のセンター前をルーキー近本が猛チャージからの本塁刺殺。決して強肩とは言わんが、機動力を活かしたチャージが本塁封殺を呼びましたね。続くバレンティンの打球は同じくルーキー木浪の前に飛び6-4-3のダブルプレイ。ルーキーコンビの活躍で無失点に切り抜けます。
しかし打線は相変わらず力不足。ヤクルト先発小川の前に3回梅野のライト前ヒットがでるまで走者を塁上に送ることができません。今年も打線で苦労するのか…w
4回表ヤクルトに先制されて0-1で迎えた6回、またも阪神のルーキーコンビが今度はバットで存在感をアピール。2死から木浪がショート横への内野安打…と思ったらエラーでしたがまずは出塁。続く近本の打球は右中間を割ってフェンスまで到達するタイムリー3塁打となって同点とします。なおも続く2死3塁のチャンスでしたが3番糸井が初球凡退。ここは大事に言って欲しかったな。ちょっと逸らせば近本には足もあるんやし。
しかしルーキーコンビの活躍で漸く同点とした阪神、今度は正捕手梅野が肩で魅せます。1死1塁の場面で小川の送りバントを外すと飛び出した1塁走者中村を矢のような送球で刺殺。得点した直後の守りでしたしね。流れを呼び込むナイスプレイでした。
同点で迎えた9回は矢野監督の覚悟が垣間見えました。この場面ヤクルトの投手は左のハフ。阪神の先頭バッターは左の近本だったのですが迷うことなくそのまま打席に送ります。江越や北條など右の代打がベンチに居ないこともないんですが、上位打線を任せた限り相手投手の左右に関係なく起用する。相手投手の右左で訳の分からん選手起用をしていた前監督とは大違いですなw
今日の選手起用を見る限り阪神の再建を託すに足りる監督やと感じましたね。
監督インタビューで、打ち勝つのが理想だけど、守り勝つのが今の阪神、と言っていました。自分の理想を抑えてチームの現状にあった戦略で戦える。これがポイント高いです。自分の理想を優先してガマンが足らなかった前監督とは大違いですな~w
熱戦の決着は延長11回裏。ヤクルト石山から阪神先頭の代打鳥谷が右中間へフェンス直撃の3塁打でチャンスメイク。さすが鳥谷といいたくなる目の覚めるような打撃でビックチャンスを掴むと、打席にはルーキーの木浪。際どいボールを見極めてフルカウントまで粘るものの最後は低めのフォークに空振り三振。しかし続く近本の初球が石本のワイルドピッチとなって3塁走者江越がホーム生還。思いもよらない形で阪神が開幕試合を白星で飾りました。
矢野監督、初勝利おめでとうございます。これからもドシっと腰を据えて勝利と育成という相反する2つ道を迷うことなく進んで頂きたいですね。
今日の印象。先発のメッセンジャーをはじめとして投手はやっぱりエエわ。センターラインも悪くない。というか捕手の梅野が抜群に良かったわ。フレーミング技術なのかな、際どいコースのボールを全部ストライクにして序盤はメッセンジャーをかなり救っていたね。梅野じゃなければ3回KOだったやろ。今日は完璧でした。
問題は打線かな。4番大山に1本でたのがよかった。あとは福留と糸井待ちかな。木浪はヒットこそなかったけど、悪くない当たりが外野手の前に飛んだりしてハードラックだったな。この調子ならプロ初安打なんてすぐ出るでしょう。
明日は岩貞と石川の左腕対決。勝って連勝と行きたいですなw
今日は和歌山&和歌山のあと星稜対習志野と注目のカードが目白押し。
しかしワイ将、録画予約を忘れる痛恨のミスorz
最近忙し過ぎて今日は27日と勘違いしていた模様…(マジ)
第1試合には1回戦最後の登場となる智辯和歌山。第2試合には市立和歌山、と和歌山が続き第3試合は注目の星稜奥川が登場と箕島高校ファンのワイにとって見どころの多い日。しかし、今日はある程度星稜の負けを予想していた。1回戦見た感じ、習志野は中軸がしっかり振れるしどの打者も小技が上手い。典型的な少ないチャンスを効果的に活かすことのできるチームであった。履正社戦を見た印象では、星稜の打線はそれほど強力でもない、ともとれる内容だったしな。まぁ確かに履正社の先発清水が良かった、とも思ったけど、序盤の清水が制球の定まらない段階で星稜打線がとらえ切れなかったのはちょっと肩透かし感があったのは確かだったからね。
選手個人の能力が高くある意味選手任せな履正社にくらべ、ベンチが積極的に動いて仕掛けてくる習志野なら奥川からでも得点できると思っていたしな。それと星稜が習志野の初戦を偵察にいったのもあまり関心しなかった。美爆音対策とかいって習志野の誇る大音響ブラバンを経験させるのが目的だったらしいが、それこそがキングオブ下策。気づかないうちに相手の土俵にのってしまっているんだよ。星稜林監督は、奥川ら主力選手を引き連れて習志野を偵察し美爆音なんて効かないアピールを大々的にしたつもりなんだろうが、習志野の小林監督はそのニュースに接して恐らく「効いてる、効いてる」とほくそ笑んだことだろうw
野球をやるのは選手であってブラバン部員ではない。ブラバンの偵察なんてブチあげて人がやらないことやってる俺カッケーとばかりに悦に入ってる場合ではないんだよ。オマケに試合終了後はサイン盗みされたと習志野控室に怒鳴り込みだからなぁ…。好投手がいるチームが断然有利なセンバツで奥川という10年に一度の逸材を擁して2回戦負けした挙句サイン盗みされたせいで負けた、フェアじゃないと相手の控室にカチ込みなんて前代未聞。これぞ高校野球の歴史に泥を塗る愚の骨頂や。
松井が5打席連続敬遠された試合で、当時の星稜山下監督が相手の明徳義塾の控室に怒鳴り込みにいったか?。敬遠はルールの範囲内とはいえ、ある意味サイン盗みより酷い仕打ちをうけたのに前任であり師匠でもある山下監督はグッと堪えたんやろ。
そもそもサイン盗みしないのがフェアなんじゃない。アホなんだよ。セカンドにランナーが居ればサインは盗むものだし盗まれるもの。その意識で最初からやっとかんと。強豪校ならどこでもやってるし、今でもやってる。星稜の林監督ともあろうお方が、何をいまさら知らんワケでもるまいに(皮肉)。これはもう星稜は監督変えた方がよいと思うわ。
まぁ昔から習志野の小林監督は何かとえげつないとは聞くが、今の風潮からすると習志野や横浜が露骨すぎるだけで、PL学園みたいに3塁ランコーからの約束事に基づいた掛け声なんかで球種伝達されたらなかなか気づけない。セカンドランナーの目くばせというパターンもあるしな。そもそもサインを盗んだことを第三者が証明するのは不可能。恥の上塗りの結果は高くつくと思うで。
恐らく習志野は次の市立和歌山に負けるだろう。なにせ次戦は習志野の選手がセカンドに行くだけで、ある意味好奇の目に晒されるわけで、一度アヤがついた学校が勝ち進むのは相当な精神の強さが必要になる。逆に次も勝ったら一躍優勝候補だが。そういう意味でも星稜林監督のとった行動は残念でならない。
んなワケで熱戦が続くセンバツ高校野球ですが、24日の第二試合で優勝候補の一角と目された横浜対明豊が行われました。
まぁ試合の方は明豊が横浜先発の左腕エース及川の制球の乱れに乗じて大量得点を挙げ13-5で大勝しました。横浜は…というか及川にはこれがあるんだよな。秋季の春日部共栄戦でも四球をきっかけに崩れたワケですが…。
この試合で一つ問題が…というかやや炎上しているようなのですが試合後に横浜の選手が握手を拒否したんですね。まぁ横浜ナインは完全に最初から握手する気がなかったような動きなんですが、明豊ナインからするとスカされた感じもあったかもしれませんがね。
試合展開もワンサイドだったので横浜ナインがくやしさの余り握手を拒否したかのように取れなくもないし実際そんな感じだったんだろうと思われます。
とはいえ、ワイが高校野球を見始めた当初は握手なんて最初からさせんかったですし何なら禁止されてましたね。変な流行になるからといって決勝戦の終了後でも握手は認めてなかったはず。昭和57年あの伝説の延長戦となったの箕島対星稜の試合くらいですね。特別に試合後の握手を認めたのは。(この試合の球審だった永野さんの計らいにより特別に両チームの握手を審判団が認めた)
いつの頃からか解りませんがいつのまにか握手するのが普通になりましたが、最初はむしろ握手するのに違和感ありましたw。平成10年の横浜対PL学園は試合終了後両軍入り乱れてたたえあっていましたので、その頃からすでに握手することなっていたと思われます。
しかしながら試合後には当事者にしかわからない何かがあるわけで、握手してたたえあうのが絶対に正しいとはワイは思いません。特に今回はセンバツなワケですし。
センバツは球児にとっては通過点というかまだ次がありますので、戦った相手はこの先も敵なわけですからね。8点差という屈辱的な大敗を喫した横浜の選手が夏に甲子園に帰ってきて明豊を倒す、と考えていたら握手なんてしてられないと思うだろうし、その気持ちは汲んであげたいと思うのですよ。
夏の選手権は(次は国体という場合もあるが)基本特に3年生は負ければ終わり。試合が終わればノーサイドだと考えて握手して称えあうのもアリやけどね。
というワケでこの件に関してはあまり外野がとやかく言ってくれるなよ、と個人的には思いますね。まぁワイも部外者なんですが…。
そんなわけで、今日はドッジ練習が休み。高校野球を堪能しましたw
3試合すべてしっかり見ることができたので忘れないように所感などを…w
市立和歌山(和歌山) 対 市立呉(広島)
市立呉000 000 101 00 2
市和歌100 010 000 01x 3
公立校同士(とは言え市立ですが)の対戦となった開幕戦はいきなり延長までもつれ込む熱戦となりました。初回、市立和歌山は1番山野の2塁打を足掛かりに無死1塁3塁のチャンスをつかむとダブルプレイの間に先制。長打と内野安打でつかんだチャンスだっただけに一気に畳みかけたい場面でしたが、逆に呉がいきなりのピンチをよく1失点で凌いだ、というべきかな。
市立和歌山先発の左腕岩本は1塁方向に大きく踏み出す特徴的なクロスステップから切れのあるストレートを主体に7回2死まで無安打の快投を続けます。呉打線は左打者が多いので序盤から岩本の投球に対応するのはなかなか厳しい。直球のmaxは130km/h前後なのですが何しろ相手打者が差し込まれます。しかし市立呉先発沼田も再三のピンチを最小失点で切り抜けて粘り8回を2失点の好投。和歌山2-1呉で9回を迎えます。
この回先頭沼田仁は内野ゴロに倒れるも続く4番沼田歩が3塁打を放ち一気に同点のチャンスを構築。ここで打者は途中から代走で出場の真田。実は今季の初打席でした。呉ベンチはここでスクイズを選択。真田はアウトコース低めの難しいボールに飛びついて転がします。捕手米田の打球処理が素速く際どいタイミングとなりましたが3走沼田歩の好走塁もあり土壇場で同点。続くピンチは市立和歌山1塁の柏山が好守でチームのピンチを救いました。
9回裏は2死から市立和歌山キーマンの山野が3塁線を抜く長打を放つも呉のレフト塩田の好守備の前にセカンドタッチアウト。まぁタイミング的にもセンターの位置からの映像でも完全にセーフでしたがね。セカンド累審の位置が悪くあれでは正しい判定ができないでしょう。熱戦の決着は11回裏。この日好調の山田のライト前の当たりを梅田がジャックル。その間に山田が2塁を陥れて1死2塁とします。続く滝谷は外野フライに倒れるも片上がセンター前にはじき返してサヨナラ。
ターニングポイントは8回表になりますかね。呉打線のポイントである右打者の先頭角井の鋭いライナーをセカンド下井田がジャンプ一番好守で阻んだ場面。抜けて居れば右中間まで到達して無死2塁という打球でしたから値千金のプレイでした。7回に1点を返した呉打線が岩本の投球を捕え始めていただけにその流れを好守で阻んだのは大きかったです。
市立和歌山の岩本は新2年生。
上背もありますし順調に成長すれば来年楽しみな投手ですね。
高松商業(香川) 対 春日部共栄(埼玉)
春日部 000 000 000 0
高松商 001 024 10X 8
序盤はお互いに走者をおくるものの得点が入らず淡々と試合が進みます。
先制したのは四国王者の高松商業。3回に9番新居のヒットを足掛かりに連打で1点を挙げました。1点を追う春日部共栄は6回まで毎回ランナーを送るものの高松商の左腕香川が要所で奪三振。得点には至りません。明暗を分けたのは5回の攻防。5回表2死1塁3塁とした春日部共栄ですが、3球勝負にきた香川のアウトローを黒川が見逃し三振。チャンスを逃します。
5回裏、今度は高松商が2死2塁3塁とし打席には投手の香川。春日部共栄村田がみせた強気の投球でインコースのきわどい投球を続けられますがしっかり見極め、決めにきた外のストレートを強振。見事にライト前にはじき返し追加点を挙げ試合を有利に展開します。自らのバットで加点し得点差がひらいたことで香川の投球はますます冴えをみせました。右打者へのひざ元スライダー、外にスクリューと直球のコンビネーションがキレて6回は3連続奪三振(この時点で12奪三振)。四国王者の実力を見せつけます。
6回裏の高松商は四球に春日部共栄村田の2塁悪送球を切っ掛けにチャンスメイク。暴投、内野守備の乱れ、適時打と一気4点を挙げて突き放し勝負を決めました。この場面はエアーポケットというか高松商香川の投球内容のすばらしさに春日部共栄側がこれ以上失点するのは厳しい…と焦りを生んでしまったかもしれませんね。
大会初日の2試合目で早くも大会初完封。被安打は4。香川はほぼ完ぺきな内容でした。実は今日勝ち上がった高松商は大正、昭和それぞれのセンバツ大会で優勝を経験しており、この第91回センバツ大会で優勝すればセンバツが開催された全ての元号で優勝という偉業を達成する可能性があります。2016年は決勝戦まで進出したのですがね。奈智辯の前に1-2でサヨナラ惜敗し準優勝でした。以前も投稿しましたが選手権ではすべての元号で優勝を愛媛の松山商業が達成しております。いずれも商業高校なのは何かの縁なのかな。
勝った高松商の次戦は市立和歌山。
岩本と香川の左腕エース対決となりますね。楽しみです。
履正社(大阪) 対 星稜(石川)
星稜 100 000 101 3
履正 000 000 000 0
そして本日のメインイヴェント。大会初日の第三試合は履正社対星稜という特Aチーム同士の対戦となりました。星稜先発はもちろんプロ注目の150km/h右腕奥川です。試合開始早々の1回表にいきなりビックプレー。履正社のライト井上がワンアウト1塁からライト前ヒットで3塁を狙った有松を凄い肩で封殺。個々の選手のレベルの高さを実感させます。このプレイで履正社が初回のピンチを脱したかに見えましたが、奥川を擁し是が非でも先制点が欲しい星稜は攻撃陣が粘り暴投四球で2死1塁2塁と再びチャンスメイク。5番山瀬の適時打で先制点を奪い試合の主導権を握ります。1回裏は星稜先発奥川が魅せます。先頭桃谷の2球目に早くも150km/hを記録。場内がどよめきましたw。
履正社は3回、野口のチーム初ヒットでさぁ反撃開始、と思われたものの、奥川の鋭いスライダーに後続が連続三振。1点が重くのしかかる展開に引きずり込まれていきます。5回まで毎回の10kと奥川の投球は前評判に違わぬ内容を見せますが、履正社清水も3回以降徐々に立ちなおり低めへの制球が冴えて星稜打線に追加点を許さず、特に6回表はセンター大谷の背走からのファインプレイが飛び出すなど履正社も粘りを見せます。
守備が頑張っているうちに何とかしたかった履正社でしたが、この膠着状態を破ったのはリードしている星稜でした。7回表に待望の追加点。エラーのランナーを足掛かりに2死3塁とし3番知田の適時打で突き放しました。まぁ正直初回の1点で十分という感じもあったのですがこの追加点で奥川の投球はより万全になりましたかね。ストレートの球威、スライダー、スプリットなど変化球の精度の高さ、全て完璧でまさに付け入るスキがありません。
それでも履正社は8回裏2死から8番野口の打球が2塁手の前でイレギュラーするラッキーな形で内野安打。次打者に代打関本(元阪神関本健太郎の息子)を送ると初球3塁への当たりを知田が野選し2死1塁2塁と個の試合最大のチャンスを掴みます。次打者はここまで好投の清水に代えて田上を送る代打攻勢を仕掛けるも、ここは奥川の前にストレートを空振り三振で得点ならず。ここを無得点で終わったことで試合の大勢は決しましたかね。
9回星稜は変わった投手植木から連打でダメ押し点を奪い勝負あり。注目の対戦は星稜が勝ち名乗りを上げました。
履正社にとっては大会初日で消えるのは屈辱でしょうが、全国一の激選となる大阪予選を控える夏の選手権を見据えたときに、星稜奥川を体験できたことは、大きな糧になるのではないかな。特に対大阪桐蔭を考えた時に大きなアドバンテージになるかと思われますね。
その奥川は大会屈指の強打を誇る履正社相手に被安打3、17奪三振で完封とその恐るべき実力を見せつけました。果たしてこの超高校級の怪物を攻略するチームが現れるのか。この後の星稜の試合は要注目ですな。
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