
雨に祟られている第103回全国高校野球選手権に中田翔の讀賣移籍など、夏休み後半の球界には結構色々とありましたね・・。
まず讀賣に電撃移籍した中田翔。コトの発端は同僚に暴力を振るったという事らしいんですが、思うに中田的には普通のイジりのつもりが唐突にハシゴ外された感じなんじゃないかなぁ・・・?。
それではなぜ今までチームが容認していた中田翔のイジリを今になってハシゴを急に外したかっていえば、そらもう卒業させたかったからでしょ。
いくら功労者でも年俸に見合う成績を残せなければ即リリース。余力のあるうち、あるいは昔の名前が通用するうちにさっさと放出。そんな冷たい・・・いやドライな経営方針ですからね、日ハムって。中田翔の場合も普通に放出ってことなんじゃないの。ただ放出するにも誤算があって讀賣への移籍を中田翔が同意せず拒否した。そして現在の3年契約を締結した契約書にトレード拒否条項があったため讀賣への移籍が暗礁に乗り上げた。そこで中田翔をよく知る日本ハム関係者が一芝居うったと。裏で讀賣への移籍で話が付いてた上で仕掛けた猿芝居だったとしても全然驚かんで。栗山の会見が妙に芝居がかってたしなw
まっ、ここまでは単なるオッサンの妄想ですが、ただ一つはっきりしてるのは、讀賣の戦力が確実にアップしたってことです。右中間左中間方向がクッソ狭い東京ドームが本拠地となるなら逆方向へも長打が打てる中田翔は相手投手にとって脅威ですからね、間違いなく。
そして中田の加入で中島がこのオフにリリースされることも確定だな。そもそも後ろ盾の原監督も退任予定だし、これは既定路線か・・・。バースディ俺たちはプロ野球選手だった。クビになった男たち2021に目玉選手で出演するかなぁ・・・・。
さて、高校野球です。昨日8/22は何と言っても第三試合に出場した地元の専大松戸。結果は残念だったのですが千葉の、そして松戸の代表として本当に頑張ってくれました。
昨日の試合はまず1回表に1死2塁3塁と先制点の場面を3塁へのライナーゲッツーで逃した専大松戸。先発は背番号1の深沢君ではなくWエースの片割れである11番岡本君でした。彼は千葉県大会決勝の木更津総合戦でも不調の深沢君を好リリーフして勝利を手繰り寄せた立役者でもあります。しかしこの日は盛岡大付属の練りに練った戦略によりものの見事に攻略されてしまいました。
1回裏は甲子園初登板となった岡本君にとって緊張する場面。その緊張を見透かされたかのように初球を痛打されてしまいペースを握れないままあっという間に2失点。3回に専大松戸は追いついたものの追い越すことができず、5回に岡本君がつかまり突き放されてしまう。まぁセカンドのクロスプレイはギリギリアウトにも見えたけど。
あれがアウトなら無失点だっただけに悔やまれる。1塁走者がエンドランでスタートしてたからクロスプレイの2塁より1塁に送球して打者走者を殺してもよかったかなぁ・・・。
結局終わってみれば初回の攻防が明暗を分けました。
5回は頭から深沢君への継投という手もあったかもしれませんがこれは結果論。9回は粘って1死2塁3塁と反撃の場面を作るも初回と同じく3塁へのライナーで2走の石岡君が戻れずゲッツーとツキに見放され面もあり・・・・。3直ゲッツーは1試合で1回あるかないかのプレーですから、これを1試合で2回も喰らってしまうとなかなかに難しい。
しかしそれにしても長崎商業は選手が全員デカい。身体に厚みがあってウェイトトレーニングをしっかり積んできたのが良くわかります。公立高校とは思えない選手のデカさ。打線にパワーがあって岡本君のインコ―スにくる力のある球をしっかりはじき返していましたね。また練習試合などを通じて地元明石商業と交流があった関係で雨天による順延期間も施設を借りて練習を行うなど調整面でも伝統校らしい強かさがあったかな。
そして・・・・専大松戸の敗退で関東圏の代表は山梨の日本航空と東東京の二松学舎大付だけになってしまった。関東大会優勝校の専大松戸がここまでやられるとは・・・改めて関東のレベルが下がってる、というか関西九州とはかなりの差ができているのを実感しますね。上でも触れたけどもう身体づくりから違ってるもんなぁ・・・。関西から多くの選手や指導者を招き入れている北信越や東北地方も敦賀気比、石見智翠館や盛岡大付の選手などかなりデカいですしね・・・。
それと北信越で思い出したけど石見智翠館はユニフォームがPL学園のそのものだったw(末光監督はPL学園出身)
鍛治舎監督が就任する先々(枚方ボーイズ、秀岳館、県立岐阜商)で例のソックスの黄色いド派手なパナソニックフォーマットのユニに変更すると高校野球ファンから顰蹙を買うのですがオーソドックスなPL学園フォーマットユニだと素直に受け入れられる不思議w
やってることは同じなんですけどね・・・まぁ石見智翠館の前身である江の川高校のユニフォームもPL学園っぽかったしな。
今日8/23は1試合だけの変則開催ですが、実力校同士で注目の大一番となった大阪桐蔭対近江高校の1戦となりました。近江の先発山田君を序盤に攻略し松尾君のHRなどで2回までに4点を先行した大阪桐蔭ですが、その後は立ち直った山田君、リリーフの岩佐君からチャンスを作るものの得点が奪えず。ターニングポイントは3回裏近江最初のチャンスという場面。1死1塁3塁で敢行したスクイズですかね。4点差という点差を考えるとスクイズはなかなか選択しにくい作戦ですが、まだ回は序盤という事もあり、まずは1点取って流れを変えるんや、という近江ベンチの確たる意思表示でした。多田監督の乾坤一擲のファインプレイと言っていいかもしれん。
この作戦は見事に成功、続く4回に今度は新野君に追撃の一発がでたところで点数的には負けてるものの近江が試合の主導権をつかみました。
大阪桐蔭はこの展開であれば4点で逃げ切りたいところでしたが、投手陣にやや不安があったのかなぁ・・・先発竹中は不安定な投球でリードを少しづつ吐き出す苦しい投球でした。終盤はエース松浦君ではなく2年生川原君への継投。この継投のタイミング遅れと雨天順延の影響によるエース松浦君の球数制限への対策など、難しい判断を強いられたのが大阪桐蔭にとっては命取りになったようですね。
まぁ予選から薄氷の勝利の連続で決して万全ではないという感じでしたが、強豪校ならではのコロナ禍での調整の難しさ、みたいなところがあったかな。調子が上がらないまま夏が終わってしまった感じにも見えますね・・・。max155km/h右腕、関戸君の夏は1球も投げずに終わってしまった。調子が上がらなかった、という事以外は何があったのかは知らんけど残念でした・・・。
近江高校はお見事な勝利。まさに ♪今日の主役の学校は? 近江高校~ でした。初戦の戦いでは岩佐君が投げれば大阪桐蔭打線にもある程度通用するかなという感じでしたが先発の山田君、気迫の投球はお見事でした。今日はその選手の気迫に加えベンチの采配でも近江が大阪桐蔭を上回った感がありますね。
明日はようやく智辯和歌山が登場です。(初戦は不戦勝だったため)。
相手は地方大会で劇的なシーンを演出してきたチャンステーマのプリティフライが魔曲化している香川高松商業との1戦になります。智辯和歌山のジョックロック対高松商業のプリティフライという魔曲対決も楽しみですね~。(※残念ながらブラバンは録音です・・・)
Posted at 2021/08/23 20:10:37 | |
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高校野球 | 日記