
9月8日は松戸ドッジ後半戦の開幕となる第31回21世紀大会が開催されました。関係者の皆様、大会の準備運営ありがとうございました。前日は私用でライン引きにいけず申し訳なかったです。今年の21世紀大会は前年に引き続き松戸ドッジ全20チーム参加となります。人数は9人制で高学年男子の同時出場は2名まで。ただしプレー制限はなし。その他のルールは松戸ドッジ公式ルールに則って行われます。
予選は下記の組み合わせによる総当たりリーグ戦。1位5チームと2位の中から上位3チームをワイルドカードとして計8チームで決勝とナメントを戦います。
A組 セプテム(新松戸) 和名ヶ谷(東部) 高柳(566) 金ケ作(常盤平)
B組 あおぞら(新松戸) 馬橋(馬橋) 清志町(小金南) 住吉(馬橋西)
C組 南花島(明第一) 二ツ木(小金南) 虹の街(馬橋西) ひまわり福寿台(小金南)
D組 宙(566) 紙敷新田(東部) 秋山(東部) アストロズ(新松戸)
E組 栄町西ヤング(明第一) しろあと横須賀(小金北) 寿(馬橋西) 大橋みどり(東部)
宙はD組で対戦相手紙敷新田さん、秋山さん、アストロズさんとなります。本大会のルールで肝心なのは高学年男子の投球制限が解除というところなのは衆目の一致するところ。宙はこのルールになると高学年男子の大砲を複数名抱えているので攻撃力がアップするのは間違いないのですが、他のチーム、特に紙敷新田さんにも高学年男子選手がたくさんいて、小金大会の男子戦で見た感じではかなり速いボールを投げる選手数人が居る印象です。そんな紙敷新田さんと予選リーグ初戦での対戦となりますので、いきなり大一番を迎えることになります。センターラインは男子ーズ大砲コンビで組ませるか、内野に二人6年生男子を入れて外センをいつも通り5年生エースハ〇に任せるかの2択になってきます。ここ2週間くらいはチームとしていい形を探るべく色々と試行錯誤したのですが、中央大会を筆頭に先に続く市内大会を見据えて、外センはいつも通りハ〇に任せることにしました。高学年男子パワーに頼るあまり、ついいつもの形を大きく変えてしまうと、往々にしてあまり良い結果が得られないというのも去年までの経験で察しているので、基本形は堅持したまま攻撃の起点となる内センを6年男子ーズに変更するだけとし、いつも内センを担当してくれているマ〇リは守備に専念してもらいます。男子ーズを外野スタートにさせると内野のカットが1枚になってしまうリスクもありますしね。この形で前日はしっかり練習し、2週間くらい前に高柳さんとの練習試合でボコボコに敗けたりしたのを参考に、ダメだった部分を潰しながらある程度手ごたえを感じつつ大会に入ることができたと思っています。もちろん目指すは優勝。このルールが一番有利に働くチームなのは間違いないんですからね。
それでは優勝目指して奮闘した宙子ども会ドッジボール部の選手達の挑戦を記録しておきましょう。
予選1 対紙敷新田(東部地区)
大事な予選の初戦。対戦相手は紙敷新田さん。宙と同様に男子パワーで大幅な戦力アップが見込まれる難敵です。小金大会で通常ルールの対戦があり内野事情はある程度把握できていますが、内野でチビッ子を背中に隠して護る高学年男子の守護神を外に出すのか内野に置くのか、果たしてどっちでくるのかな?というところ。戦前のワタクシの予想では内野に6年生2名置いてくるんじゃないか?、と考えていましたので、前日はその対策(内緒)をある程度準備してきたのですが、蓋を開けると男子の守護神を外に出し男子センターラインを形成する陣形を採ってきました。そうか、内野のチビッ子に守護神はつけずノーガードの殴り合いを挑んでくるんか・・・。宙は外センはいつもと同じくハ〇を置いて、内野にカット2枚残すいつもの形に近い陣形を採ります。とは言え殴り合いなら市内ナンバーワンの剛腕のユ〇トを筆頭に6年生男子の戦闘力に加え外センのハ〇も夏を超えて一段とパワーアップしておりますので一歩も引く気はありません。
前半のジャンプボールをユ〇トが制すると序盤から宙の攻撃がいい感じで決まります。内センユ〇トとヨネ〇オから速いボールで足元を通して紙敷新田の内野を下げると外からハ〇が連続でアタックを決めてリードを奪う展開にくわえユ〇トのアタック成功もあって点差を拡げます。2分過ぎには相手高学年男子4番を落としてカット無しの状況という絶好の場面に持ち込んだのですが、紙敷新田のサイド展開にユ〇トがカットミスで1番の内野復帰を許し、絶好の場面を活かしきることができません。ユ〇ト不在でやや浮足立つ宙内野ですがヨネ〇オが冷静なカットプレーでゲームを落ち着けさせます。声も出てたし良いキャプテンになってきました。次の攻撃権でユ〇トが無事に内野復帰して態勢を立て直すと4分すぎたあたりかな?。宙が7-2と5点のリードを奪ったところで紙敷新田作戦タイム。タイム明けチビレ〇トが落とされ6-3と差を縮められるも内野からヨネ〇オが当て返し6-2、5分過ぎにはユ〇トが相手1番を当てて6-1と宙攻撃陣が押す展開が続きます。しかし紙敷1番も冷静に宙内野を見極め、ここまで頑張ってた2年生ハ〇ジをキチンと当てて内野復帰。何度も当てられてカーっと来たりすると当てられた相手にムキになってやり返したくなるもんなんだけど冷静で良い選手ですね。5-2でもうすぐ1分前になる、というタイミングでハ〇が外から当ててくれたので内野復帰させて6-1。続く紙敷新田の攻撃は入部2か月のア〇のナイスキャッチがあって1分前。ハ〇を復帰させて宙は外から攻撃に行きにくい状況で時間をしっかり使う形となります。残り10秒切ったあたりでむかえる紙敷新田最後の攻撃はサイド展開からビブス選手のアタックが来てミ〇が弾いてしまいますがここもア〇が冷静にお助けキャッチして前半終了。ア〇は自分以外のトコに行ったボールも最後までしっかり見ているからお助けキャッチが多いです。こうして前半は6-1の5点差と想定以上に大きなリードを奪うことに成功しました
後半のスタメンはそのまま。やはり調子よく試合が進んでいった時にはあまり大幅にスタメンを変更したくありません。後半は序盤戦でお互いに当てて当て返してという感じなりますが、1分過ぎくらいから宙の攻撃成功からのマイボールが続いて徐々にリードを奪う展開に持ち込みます。3分過ぎには7-2と5点のリードを奪う展開。しかし高学年男子投球可というルールの恩恵で内野復帰できる選手が多い紙敷新田。中盤からは徐々に追い上げられて5分過ぎには5-3。ジワジワ詰め寄られます。1分前でこの後半出入りの激しいユ〇トがまたもや当たってしまい3-2の1点差に。残り25秒くらいで宙作戦タイム。いったん流れを切ってゲームを落ち着かせ改めて時間を使うように指示。最後はユ〇トから打たせますが、紙敷内野もさすが6年生男子の意地でナイスキャッチ。そのまま外野にパスを通されてしまいチビレ〇トが当たって後半は2-3と逆転されて終了。展開次第でどうなるかわからない試合でしたが前半戦の貯金もあり何とか合計8-4で逃げ切りました。とりあえず大一番を乗り越えて予選突破が見えてきたのでホッとしたよ。
(前半:6-1 後半:2-3 合計:8-4)
予選2 対秋山(東部地区)
1勝して迎える予選2戦目は低学年選手主体の秋山さん。ここは宙としては主力を休ませるという選択もあり得たところですが、予選3戦目に難敵アストロズ戦を残していることもありますので、2勝1敗からのワイルドカード争いも視野に入れ得失点差を稼ぎに行きます。密かに設定した目標としてはできれば+10点以上欲しいところ。
試合の方は前半の序盤から宙ペース。秋山さんは1番男子キャプテンが内センで懸命にゲームメイクします。守備の際にはカットプレーはもちろんチビっ子選手の隣に入って守護神も務め、攻撃の際にはカバーの位置を的確に指示するなど攻守全面でチームを支えていました。良い選手だわ。2分あたりでその男子キャプテンにヨネ〇オが当たるも、こちらもムキにならず冷静に当てられる選手をしっかり当てて内野復帰。事なきを得るとそのまま順調に秋山内野を減らしていって5分過ぎあたり。気温30度越えの残暑厳しい気候の中、外野側でカットを担当しながら内センに出てきて投げ続けてきたユ〇トに疲労の色が見え隠れ。カットプレーの出入りが反応悪くなってきたためここで選手交代。左の大砲レ〇トを投入します。レ〇トは投球もさることながらハンドキャッチが芸術的な上手さで最近はミスしてるのは見たことがない。そしてハンドキャッチしてからスローイングまでが本当に速い。この場面ではハンドキャッチによるカットが冴えていました。相手キャプテンの速いバスも難なくハンドキャッチでカット。上に弾いたりしないから見ていて安心感があります。攻撃面でも内野側で良い感じに攻撃の起点になっていました。5分30秒過ぎくらいで秋山内野を男子キャプテンひとりにまで追い込みますが、ここからなかなか当て切れず。さすがにキャプテンの意地を見せつけられ中々得点差を確定させることができません。秋山攻撃の場面ではサイド展開からのアタックがきますがマ〇リのナイスキャッチなどもあって凌ぎ何とか前半ゲームを確定させるチャンスを伺うと1分前を切ったあたりでヨネ〇オが低めのナイスコースに投げ切って秋山内野を0とし7-0で前半を獲ります。
目標設定まで+3点の後半はユ〇トとハ〇は休ませ、この日初めてヨネ〇オ&レ〇トの男子センターラインで勝負。中盤までに点差をある程度稼いだのでカットのヨネ〇オを下げて休ませ残り2分強はタ〇ルに任せます。外センは最近練習では良い球を投げるようになったラ〇ク。本当は上達してきたカットもやらせてやりたかったけどまずは外センへ。公式戦初の外センで緊張感もあったみたいでやや本来の力を発揮できなかったか・・。ここは練習頑張りましょう。
そんなこんなで後半は6-2でまとめて合計13-2とし+11。目標はクリアし敗けてもよほどの大敗でなければワイルドカードに残れるような形にして予選最終戦のアストロズ戦に臨みます。
(前半:7-0 後半:6-2 合計:13-2)
次戦まで2コマ1時間ほど開くので他のブロックの状況を確認すると2位集団のなかで得失点差+でになっているチームは無く、3戦目となるアストロズ戦は負けても大丈夫な1戦となっております。なぜこんなことを書くのかって?・・・というのも、この21世紀大会は決勝Tの組み合わせは予選抽選会の段階で下記の通り確定しておりました。
A組1位 対 WC1位
B組1位 対 WC2位
C組1位 対 WC3位
D組1位 対 E組1位
宙はD組ですので、1位抜けならE組1位との対戦。つまりD組は1位通過が平たく言えばあまりおいしくない組合わせ。E組は栄町西ヤングさんが抜けた存在で1位通過は間違いない。センターラインがしっかりしていて男子パワーの恩恵もありそう(ビブスの選手が2名いる)。WC1位の場合、A組1位は今期王者の和名ヶ谷さんを想定。今季ここまで2冠の王者なので元々強いのは確かなのですが男子投球解禁でもそこまでパワーアップはしない印象。B組1位は馬橋さんを想定していて、こちらも男子解禁のパワーアップがあまり見込めず戦力的な部分は想定しやすい。ならば食事と休養で体力回復が見込める昼休み明けの決勝トーナメント初戦、センターラインを組むユ〇トとハ〇が比較的フレッシュな状態のうちに、今期最強の和名ヶ谷さんに挑むのもそんなに悪い手ではない。地力は頭一つ抜けてる和名ヶ谷さんに勝つチーム、となると現状なかなか思い浮かばず、今日の男子解禁というレギュレーションを加味すれば宙が一番可能性あるんじゃね?、くらいまで考えられる。今日の段階では他力ではなく自力で王者を倒さないと優勝できないだろう。という諸々の状況を踏まえつつのアストロズ戦となります。もちろん選手には勝っても負けてもどちらでもいいなんて口が裂けても伝えませんがマエ〇ワヘッドにママさんコーチ達の意見を踏まえ、勝ちに行ける展開ならそのまま押し切るけど、追いかける展開になればあまり無理はせずWC行きを甘んじて受け入れるということをベンチの認識として共有しておきます。
(念のため補足ですが、手を抜くとか、わざと負けに行くとはではありませんよ。そんな失礼なことは絶対にしません。そもそもアストロズさんは普通に強いですし。予選3戦目は勝っても敗けてもどちらでもいい形になった、ということです。)
予選3 対アストロズ(新松戸地区)
予選3戦目は新松戸地区のアストロズさん。今季は対戦が多く地区大会含めこれで3回目のマッチアップとなります。アストロズさんは男子解禁によるパワーアップはそれほどなく通常の形。外センはサウスポーのキャプテン。腕の振りが横振り気味でクロス側に強い球がきます。内野は右寄りにシフトして強い球を受けないように位置取り。前半、アストロズ内野に宙センターラインの攻撃がしっかり対応され、かなり捕球されてしまいました。どうみても4年生くらいの選手だと思うんだけど、ユ〇トの速球にも臆することなく対応してきたし、かなり個人の技量が高く上手な選手が多いです。陣形としては内野が各自離れて構えますので足元を通して振り返りを遅らせ崩していくドッジボールの教科書1ページ目にあるような基本通りの形で攻めて当てに行くのですが、外センのハ〇が決めに行くとき多少クイックスローに難があることと、アストロズ内野が離れて構えることで空いたスペースを使って上手に身をかわして避けられてしまったところもあり、なかなか当てたい選手を当て切ることができませんでした。ちょっとラリーのリズムが一定でアタックに対する対応がしやすかったかな。次来るぞってのが見え見えだったかも。もう少しラリーから緩急をつけてやらないと離れて構える相手はそれだけ避けるスペースがあるってことだからね。あとはもう少しクロスアタックを使っても良かったかな。とは言え内野は頑張って前半は5-7で2点のビハインドとなります。
後半はもちろん一層攻めて逆転を狙いに行きますが今度は宙の内野が持たず。途中、当たってサイドに出ていたア〇にハ〇から良いパスが通って相手4番を当てたんですけど内野復帰の手順に誤りががあり復帰を認められず・・・。これは仕方ない。内野復帰の練習は1回くらいしかしてないからね・・・。そんな惜しいプレーもあってゲームの流れをつかむことができず、後半も2点差の3-5でフィニッシュ。合計8-12で敗戦。予選2勝1敗でD組2位となりワイルドカード1位抜けでAブロック1位の和名ヶ谷さんと対戦することが決まりました。
(前半:5-7 後半:3-5 合計:8-12)
決勝トーナメント 対和名ヶ谷(東部地区)
WC1で予選を通過したため、決勝トーナメント初戦は今季の王者和名ヶ谷さんとの対戦。もちろんここはユ〇ト、ヨネ〇オの内センコンビと外センハ〇の火力を全面に押し出して挑む形になります。内野からユ〇トとヨネ〇オが押せば外センのハ〇にチャンスが増える。5年生エースがどれだけチャンスをモノにできるかが勝負の分かれ道です。もしここで勝ったら次の対戦が想定される馬橋戦では余力十分のレ〇トがスタンバイ。ユ〇トには先を考えず、ここで全力を出し切れ、と伝えます。和名ヶ谷さんは選手構成の関係で内野7名の計8名スタートとなりますので前半マイナス1ならイーブンという状況です。
前半、和名ヶ谷さんはカットの2番男子を外に出してサウスポーエースとセンターラインを組ませてきました。内野のカットを1枚減らしてきた、ということは真っ向から殴り合う形を想定しているということだよな。いや一方的に殴り勝つつもりか・・・w。しかしこちらとしても力勝負は望むところ。ある程度内野が削られるのは想定内で、落とすべき選手をしっかり落して削りあいの展開に持っていくことになります。前半のジャンプボールはユ〇トが制して宙ボールで試合開始。序盤ア〇のお助けがあったように思いましたがいきなりの審判協議からのアウト判定で7-7。続いてア〇のキャッチにヨネ〇オのカットもあって2分過ぎ。ハ〇が外から2回当てて7-5と2点リードもア〇が当たって6-5。しかしすぐさまユ〇トが当て返して6-4と序盤は宙がリードする展開に持ち込みます。4分手前くらいでハ〇ジ、チビレ〇ト、マ〇リが当たってしまうも、ユ〇トが当て返して3-2。残り2分くらいまで想定通りの削りあいに持ち込むと王者相手に必死に食らいつきます。宙の内野はヨネ〇オとユ〇トの6年生二人と4年生ミ〇。カットは無視する和名ヶ谷攻撃陣は当然ミ〇狙いですがカットの二人も懸命に守って凌ぎます。しかし1分前手前で疲労からかカット2人の出足が止まってしまいミ〇が真ん中に一人になったところを外から当てられて2-4となったところで1分前を切ったあたりで作戦タイム。給水させて一呼吸入れます。こうなると特に作戦はないんですが内からでも外からでもともかく当てて点差を詰めたいところ。攻撃に少し時間を使うことと狙う選手だけ指示してあとは任せます。するとこの2-4の最終盤でユ〇トがアタック決めてくれて2-3の1点差に詰め寄よると、そのまま和名ヶ谷最後の攻撃をしのいで前半終了。1点差のビハインドならチャラです。和名ヶ谷さんは内野7名スタート。後半開始と同時に同点になります。ここまでは王者相手にまずまずは健闘したと言えるかな。
3分しかないハーフタイムは選手達の意識合わせ。前半出来たことは後半も引き続き継続すること。あとは5年生でいつもは内センを務めるマ〇リの意地が見たい。後半は何としても最後まで残って1点稼いで欲しいと伝えると力強く頷いてくれました。ある程度ユ〇ト&ヨネ〇オとハ〇のセンターラインはとんでもなく堅いと考えていた和名ヶ谷の内野を当て切れることが分かった今、今季最大の下剋上の行方は君が内野に残れるかどうかに懸かっている。あとは最近スランプ気味のサ〇キが1回捕ってくれれば。ハーフタイムは3分あるのですが2分30秒くらいで出場選手をコートに送り出し和名ヶ谷の選手が入ってくるのを待ちます。ベンチの皆も声出てる。雰囲気はいい。ギャラリーも他のコートと比較にならないくらい多い。東部関係者の応援が多いみたいだけど雰囲気は悪くない。
後半、今度は正真正銘ア〇のお助け成功で幕開け。入部2か月だけどボールへの集中力は誰にも負けてない。気持ちが出ています。7-7から和名ヶ谷の攻撃ではサ〇キのナイスキャッチもあっていい感じに盛り上がります。しかし中盤から徐々に当てて当てられてと一進一退の展開となり5-4で3分過ぎ。サ〇キの当たり方が悪かったみたいでちょっと痛がったので1年生ユ〇カに交代します。試合再開となってユ〇トが和名ヶ谷キャプテンを当てるも、外からア〇が当て返されて3-5と2点を追いかける展開に。ここはマ〇リが狙われますが意地の連続キャッチで粘ります。マ〇リのこういう姿は久々に見た気がします。3-5のまま残り時間1分半くらいで作戦タイム。真夏日となった暑さの中で攻守に走り回ってきたユ〇トがだいぶバテてきたので給水させる目的が強かったかな。ここは外センのハ〇に狙いを指示して何とか内野に戻れるよう積極的にアタックに行かせます。すると1分前過ぎにでハ〇が当ててくれて内野復帰し4-4のイーブンに。次の和名ヶ谷の攻撃は何とか凌ぎたかったのですがここでマ〇リがカスり当たりしてしまい3-4。残り20秒くらい。こうなるとベンチは作戦タイム使っちゃったし声出すしかない。続く攻撃ではユウトが1発撃ち込みますがナイスキャッチされて和名ヶ谷作戦タイム。残り10秒ほどだったので時間を使われて万事休す。結局後半は3-4で落とし合計5-7で敗戦となりました。くっそぉ・・・。
結果から見ると善戦むなしく・・・となるけど内野の力量差が得点の差になっているのは明白です。得点差の2点差ってのは結果的にこの日一番王者に肉薄したチームということになりますのでそこは良い勝負できて良かったなと思いますが勝ちきりたかったな。今回は最後時間使って逃げ切りを図ってきたところから多分本気出してくれたと思いますので、対戦して感じたことを今後のために備忘録代わりに挙げおこう。まず和名ヶ谷のセンターラインはゲームを俯瞰して見れているというか、持ち上がりチームゆえに実戦経験豊富な選手が多くチーム全体でゲーム勘がいい。何せ去年戦ってたとメンバーと顔ぶれがほとんど変わっていませんからね。男子に入れ替わりがあったくらい。試合展開のなかでこっちがイイ感じに当ててマイボールが続く押せ押せの場面があると、次の和名ヶ谷ボールの場面では殊更ゆっくりと慎重にラリーを展開しゲームのリズムを少しだけ変えてくる。早くマイボールにして攻撃に移りたいこっちの気持ちを見透かしたかのようにペースを絶対合わてこない。短時間でどんどん押して行きたいこちらのペースに巻き込まれない。逆に和名ヶ谷が押す展開になると、拾いアタックなど速攻でガンガン攻めて来る。こちらも釣られて速いペースの打ち合いに付き合ってしまうとしっかり捕球されて流れを失う。このメリハリと勝負所の読みが凄く良くて何度かあった宙の押す場面になっても主導権は握らせてくれませんでした。
それにエース以外の投力の劣る選手でも当たって外野に出てきたら虎視眈々と内野復帰のチャンスを狙っているところも徹底されてる。審判協議の間でも地面にお絵描きしてるような選手はいない。どんなチビッ子でも同じ姿勢で全然諦めていないので宙の内野は地味に気が抜けない。あとは例によって攻撃ではこちらのカットは全部無視して絶対にパスカットされないコースでしっかり自分たちのリズムで時間を使ってくる。ペースを乱さないし攻撃は必ずアタックで終わらせるということも徹底してる。
このあたりの対策は我々大人がしっかり知恵を絞って考えないとダメだな。
(前半:2-3 後半:3-4 合計:5-7)
決勝戦はまたしても今期の2強。和名ヶ谷さんと虹の街さんの対戦となりました。男子投球可のルールもあってこの21世紀大会では何とかこの図式に風穴を開けたいという野望を持って挑んだのですが是非に及ばず。試合の方は虹の街センターラインが和名ヶ谷カットを攻略できずという前にも見たことのある光景。今季前半戦のこのカードの図式そのままに前後のカットが判断よく虹の街センターラインの攻撃の芽を摘み続け、何とかアタックに来られても堅守の内野が失点せず、前後カットの活躍で攻撃時間を多く獲得できた和名ヶ谷が押しきって9-6で完勝。点差は3点なのですが試合内容的には虹の街が押して盛り上がる時間帯がほぼなくて、和名ヶ谷が終始安全にリードを保ったまま淡々とゲームコントロールして押し切ったという感じでした。以前和名ヶ谷さんがアタマ一つ抜けてると書きましたが夏を越えてアタマ二つくらい抜けた存在になってしまったかな。和名ヶ谷さん優勝おめでとうございます。
最後に、保護者の皆様。9月とは思えない真夏のような酷暑のなか、ご声援頂きありがとうございました。結果はメダルに届かず、チャンスは十分あっただけに選手達にはメダル掛けてあげられず申し訳ない気持ちです。この21世紀大会の結果を受けて、夏を超え各チームの仕上り具合を踏まえて和名ヶ谷さんのチーム力が頭一つ抜けてることを再確認。やはり中央大会で上に行くためには打倒和名ヶ谷を目標とするべきだということがより一層鮮明になりましたネ。目標は果てしなく高いけど相手は同じ小学生です。選手諸君は引き続き頑張りましょう。
ではまた。