クルマを買うとき、乗るとき「燃費」はみんな、神経質になる人もいると思う。
その燃費は実際どれぐらいの有利・不利を生み出しているのか?
ヴィッツで長距離ドライブすることが多いので、常に「鉄道・バスがいいか?」「マイカーでニンニキニキニキ」がいいか?考える。
それで、単純に高速乗らないとして国道ニンニキニキニキで走ったらいくらぐらいか?簡単に知るため、燃費とガソリン価格から「1キロあたり何円か?」の早見表を作ってみた。

画像をクリックすると拡大して見れる。
縦に燃費をリッター1kmから1km刻み
横はガソリン価格を1円刻み
まず、今のヴィッツがリッター19kmを達成して安定してきているのでとりあえず、リッター19km
の塗りつぶした横ラインが、自分のキロあたりのガソリン代。
キロ当たりの走行コストね。
つまり、108円のガソリン価格ならだいたい1kmあたり5.7円(5円70銭)ということになる。
みなさんも、自分の車の実燃費をこの表であてはめて、上のガソリン価格との交差点で、簡単に1kmあたりいくらで走っているか?わかる。
だから、自分の場合、四国-横浜まで850kmとして、ガソリン代は850km×5.7円/km=4845円となる。
ただ、国道をニンニキニキニンニンニンでのんびり走り続けるなら、安い!
この表を見ていると、興味深いことがわかる。
1.キロ当たりのガソリン代のコストへのガソリン価格値上げのインパクトは【自分の燃費】プラスマイナスぐらいだということ。
たとえば、自分の場合燃費がリッター19kmなので、約キロ5円の走行コストが→6円に1円アップするには19円の余裕を持てる。
つまり、リッター19kmの燃費のヴィッツの場合、ガソリン価格プラスマイナス19円ぐらいは、走行コストにさほど響かない。
なので
燃費がいいクルマはガソリン価格の高騰でもさほど財布の影響を受けずに乗れる。
2.燃費が良くなるほど、走行コストへのインパクトが逆にたいしたことなくなる。
これは、意外だった。うなぎのぼりに走行コストが安くならないのだ。
表を見てほしい。緑色のラインで塗ったガソリン価格108円のラインを。
たとえば燃費が超悪い、1km(笑)から数字を降りて見ていくと、燃費が1kmあがっても走行コストへの影響は大きい。自衛隊の戦車は燃費がリッター5kmらしい。そういうクルマ?は燃費向上策は感動的に燃料コストダウンの喜びを味わえる。
ところが、自分の燃費19kmあたりだと、3km向上すれば走行コストもそれなりに下がるが、燃費が20km以上のクルマになると、同じように1km燃費が向上してもさほど走行コストの低下が起きなくなってくる。
燃費リッター28kmのクルマなんて、9km燃費を向上させて、はじめて1円下げることができる。
だから、こういうクルマについては、開発コストや低燃費技術を投入したわりには、さほど走行コストが安く出来るというわけでもないことがわかる。
【結論】燃費が20km未満のクルマについては、1km刻みの燃費アップの努力は、走行コストにけっこうインパクトを与えることができるので「おトク感」を実感できるが、すでに燃費がいいクルマの場合、相当燃費を改善してもなかなか、安くなったという実感を受けられない。
Posted at 2016/01/13 11:08:23 | |
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