燃費アップ、燃焼ラインの洗浄、エンジン回転の静粛、トルクアップなどを求めて、ガソリンやオイルへの添加剤にはまる人もいると思う。
かつて、STPガストリートメント(赤・黒)、クレモーターレブ……いずれも「効果なかった」
だが、今回、たまたま調べていたら、エンジンオイル添加剤で「二硫化モリブデン」の存在を知った。
二硫化モリブデンについて
重機などギアや駆動系に実績ありだ。
二硫化モリブデンを入手してエンジンオイルに入れれば、すばらしい潤滑効果が得られるはずだ。
二硫化モリブデンの大手?はここみたいだ。
株式会社ダイゾー
住友系列とつながっている。造船関係の潤滑グリースなど、まさにプロ用で有名なところみたいだ。
すでに、ガソリン・ディーゼルエンジンのクルマ向けが発売されていた。
N-150だ。
だが、このN-150はDIYやカーショップにも置いていない。
ダイゾーの営業に問い合わせたが、部品屋にあるようだ。
だが、部品屋に電話したが「在庫ないよ」だって。ワラタ。
モノタロウでも入手できるようだ。1390円
調べていたら、カーショップにありそうなレベルでいくつか存在していた。
Moly Speed エンジンコーティングGブラック(SUMICO)
ということで、イエローハットに行ってみた。
…見事になかった。
次にオートバックスに行ってみた。

…あった!1382円
でも、隣にオートバックスのPB商品で安いのがある。734円
製造はSUMICOだよ。爆笑。品質に問題はなさそうだ。
さて、店員に聞いてみたが、どっちがいいかもいえず、ましてや商品のことわかってなかった。ガクーン。商品の解説を読んでうなってるだけ。(汗)
ネットでは「二硫化モリブデンは固体だからオイルフィルターにつまるのでは?」と危惧する人がいた。
それは…こわい。だが、実際に売られているし、で、つまるか検討してみよう。
オイルフィルターのろ過のメッシュサイズ30ミクロン
二硫化モリブデンの粉の大きさ0.45~3.5ミクロン
※今は単位系が統一されたらしいのでマイクロメーター(μm)と呼ぶそうだ。1ミクロンと一緒。
あー、余裕だよ。問題なし!つまり二硫化モリブデンは安心して使える。
で、今回はオートバックスの安いので挑戦!
さて、缶をあける。どす黒い二硫化モリブデン。

この作業は、手袋をしたほうが絶対いい。指についた。
オイルキャップをあけて、どどどと注ぐ。
■インプレッション
入れたあと、しばらくは、なんかエンジン音が前より太く大きくなった。
一瞬……冷や汗。
しばらく運転していたら、
ヴィッツ1000cc特有のあの「ボガガガ」のうなりがなくなった。
特にやかましい低速度(40km以下走行)で、静かになった。
やっぱいいかもしれない。あとは、燃費がどう変わるかだ。
乞うご期待
Posted at 2015/12/15 17:11:07 | |
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