目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ツーリングで長距離走る機会が増え痛感したのが、PCXがやたら乗り心地悪いってこと。アスファルトの凸凹を通るとサスがドタバタ暴れまくる(汗)。そんなことは乗り始めた時から分かってるつもりだが、最近特にそう思う。
その原因が、長距離走ることで欠点がより目立つのか、走行距離15,000kmにしてサスがヘタってきたのか、はたまたライダー本人の加齢による体力低下がそう感じさせるのかは定かではない。
いずれにしろ、これからもツーリングを楽しむにはそろそろ限界ってことでリアサスをYSSの安いやつ(シグナス用)に交換することにした。
2
上が純正サス、下がYSSサス。YSSの方がバネは短いが巻きが太く全体に剛性が高そうに見える。
YSSは純正より5mm短い360mmだが、問題なく取付けできた。足つきが僅かに良くなるはずだが、シートに跨がっても変化はほとんど分からない。
3
じつは先週、リアサスは既に交換済みなのだが、その際ラゲッジボックスは外したもののボディカバー(PCX160エンブレムが付いてるカウル)の外し方が分からず、サスの上のボルトが見えないまま手探りでメガネレンチで作業をした。1G締めもしたつもりが、何も考えずリアランプの上に跨り締めたので、後から考えたらバネを縮め過ぎだろってことで、要はやり直ししたくなった。
それともう一度バラすついでに、フロントサイドカバーも外して、ずっと手付かずだったアーシングに決着を付けることにした。
ボディカバーは外さなくてもリアサス交換はできるのだが、カバーの隙間が狭くやり難いので、やはりボディカバーを外してトルクレンチで締めた方が安心できる。あとついでに放電索をボルトに噛ませた。1G締めはサイドスタンド出してから直立させ、ラゲッジ外してあるシートの辺りに座布団を敷き跨がって締めた(締め付けトルクは、リアサスの上のボルトが39N・m 下のボルトが24N・m)。下のボルトはトルクレンチで締めるにはマフラーとエアクリを外さないと無理なので、今回は外さずメガネレンチで締めた。
4
YSSリアサスはバネが艶消しブラックで純正サスと交換してもほとんど目立たない(YSSの赤いステッカーが控えめに主張するのみ)。ドレスアップしたい人には全く向かないが、突き上げの角が取れ減衰がしっかり効きドタバタが減った、安くても地味にイイ仕事している。これはオススメ!
5
アーシングは2箇所。燃料タンクの右側にある純正フレームアースポイントと。
6
本当は、純正エンジンアースポイントから線を引きたいが、場所がイグニッションコイルの上の奥まった所で、さらに左側のカウルもたくさん外さないと作業できないので諦めた。代わりにシリンダヘッドカバーのボルト一箇所にアースの端子を共締めした。
他にも以前から付けてる放電索があちこちある。
7
PCXのバッテリー端子周りはスペースが狭い。本当は、別の場所にターミナルを固定してマイナス端子に引く方が良いとは思うが、端子に強引に取付けた。アーシングの青い線は1本しか見えてないがもう1本は右奥に締めてある。左から来てる太い線はチューンチップという10年以上前から使ってるオカルトパーツ、要はバッテリーの静電気除去が目的。画像には無いが他にも100均のネオジム磁石とアルミ缶を組み合わせた物を静電気除去のため取り付けている。
バッテリー周りの静電気除去は、低速トルクUPなど以前から効果を実感しているが、今回のアーシングではアイドリングの振動が少くなった気がする。
8
苦戦しながらも作業がすっかり終わり、さあ工具を片付けようかと思ったら、トリムクリップが1つ余ってた。仕方ないと諦めかけてたら、メーターバイザーの右側に穴を発見。
PCXのカウルをバラす作業が苦手で嫌いで、アーシングの材料を買ったもののずっと放置していたが、やっと取り付けができた。念願のリアサス交換もしたし。寒くなる前に自分にとっては難しい作業を済ませることができて満足。
総走行距離 15,200km
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( リアサス交換 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク