
先々月、とある理由で青森県から栃木県に引っ越した。
大した理由ではないが、あえて発表する必要もないので省くが、
それによって車両の住所変更が必要になった。
他県(管轄外)への移動になるのでナンバー変更である。
普通車のナンバー変更は初めての体験だったので、備忘録を兼ねて書いておくことにする。
ナンバー変更は最寄りの車屋へ頼むこともできるが、当然自分で行くよりも高くなるので
自分で済ますことにした。
まず、車庫証明をとらなくてはならない。これが最初にして最大の難関である。
我が家はマンションと駐車場が離れているため、駐車場の住所を調べなければならない。
ということで、不動産屋へ行ったが、駐車場に住所は指定されていなかった。
当然だが住居がない場所に住所はない。というより登録されていない。
かわりに地番なるものが存在するのでそれを調べてもらった。
次に警察署に行く。
ここで書くのもあれだが、窓口の警察の対応はひどかった。
とにかく嫌な思いをしながらも、車庫証明申請書を提出した。
数日で車庫証明書ができるということなので、またここに来なくてはいけないのかと若干思いながらも了承し、数日過ごした。
車庫証明をゲットできたら、やっと陸運局である。
その前に必要な書類をそろえる。
それっぽいHPを参考にそろえればよい。
いざ、平日()に休みをとって陸運局へ出向く。新住所だと那須ナンバーになる。
余談だが、那須ナンバーは平成18年10月10日からスタートしたいわゆるご当地ナンバーである。
宇都宮かナスが選べるらしいが、ブルジョア気取ってナスにしておく。
陸運局は宇都宮の陽南通り沿いのほうである。(栃木には2か所ある)
1時間ほどで到着し、手前の駐車場に止めると、大体看板などで案内があるので
それ通りにすすむ。
陸運局の対応は素晴らしかった。
あの大田原の車庫証明窓口の50~60前後のくそ警察官とは大違いである。
こちらのほうが混雑していて圧倒的に大変なはずなのに、窓口の係員の説明は懇切丁寧である。
なぜ、あんなにも暇そうな大田原署の窓口でこれができないのか不思議だ。
今更だが、私も元公務員であるし、警察に近い仕事もしていたので、そういう人種が
どこにでも存在することは理解しているが、長年甘やかされて仕事をして凝り固まって腐った性根を
叩きなおすのは不可能に近い。どうせもう二度と行かないのでどうでもいいというのが本音だ。
そんなことを考えつつ案内板を見ながら提出書類に必要事項を記入して窓口へもっていく。
すると次の窓口へ案内される。金を払う。窓口へ行く。記入する。という単調な作業を繰り返すと
ナンバーを外してもってこいといわれるので駐車場で事前に用意していたスパナを使い
ナンバーを外す。10mmだったかな?
後ろは封印されているがドライバー(マイナスが望ましい)で真ん中に突き立ててポンポンと叩くと
案外簡単にアルミキャップは外れる。神戸製鋼製だろうか。
そんな冗談を考えながら外したナンバーをもって窓口へ行き、数分で新しいナンバーがもらえた。
ネジとワッシャーも新しいのがもらえた。ありがとう陸運局。
それを取り付ければあとは帰るだけ、ではない。
封印をしないといけないのだ。ナンバーを自分で取付けて車で携帯をみていると、整備士さんが
こちらに来た。どうやら自分の車の車検証を携えている。
そういえば新しい車検証をもらってなかった。整備士さんが封印を取り付けた後、もらえるようだ。
封印取付の前に車台番号の確認である。これはエンジンルーム内のどこかに刻印されている場合が多いが、トゥアレグの場合後ろの荷室のスペアタイヤ格納ルーム内にある。
これを探すのに齷齪しながらもどうにか見つけて封印を取り付けてもらった。
作業は一瞬であった。かくしてこれで私の車は八戸ナンバーの呪縛()を解かれナスナンバーになったわけである。味噌焼き食べたい。
自分でやるナンバー変更の最大のメリットは印紙代で5千円ほどで済むことであるが、そのために会社を平日に数日(車庫証明をとりに行くのも含め)休まなければならないことがデメリットである。
有給で行けるならよし。平日休みならよし。年棒制ならよし。それ以外だとなかなか厳しいのが現状であろう。
黙って車屋に2万から3万で頼むかその代償を払って自ら赴くか、よく考えてから行きましょう。
以上ナンバー変更備忘録でした。
Posted at 2017/10/15 04:05:33 | |
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