
今回は、とゆうよりだいぶ前になりますが仕事忙しくてブログ書けなく今できましたが…、親友のT.OHTANI君の案内にて念願の江戸五色不動巡りをしてきました!
まず五色不動尊とは不動明王を本尊とし、五大や五行を起源とした五色に関わる寺院をさしています。
五色(ごしき)不動尊とは、インドの五大(地・水・火・風・空)や中国の五行(木・火・土・金・水)の考え方を起源とする、仏教の五色(青・白・赤・黒・黄)に関する名称や言い伝えがある、不動明王を本尊とする寺院です。
そして仏教用語である五色の意味は、釈迦の体や教えを色で表しています。
青:釈迦の頭髪の色。心に乱れのない穏やかな状態である「禅定(ぜんじょう)」「定根(じょうこん)」を表します。
黄:釈迦の体の色。豊かな姿で確固として動じることのない「金剛」(こんごう)を表します。
赤:釈迦の血の色。人々を救済しようとする広い慈悲の心が、止やむことのない「精進」(しょうじん)を表します。
白:釈迦の歯の色。清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを浄める「清浄」(しょうじょう)を表します。
黒:釈迦の袈裟の色。さまざまな侮辱や迫害、誘惑に耐え怒りをおさえる「忍辱」(にんにく)を表します。
(Wikipediaより抜粋)
五色不動尊に関しては京都五色不動の歴史がもっとも古いようで長岡京から平安京に都を移した際に、不動明王を都の守りとするために四神と五色を合わせて不動尊を置いたといわれているそうです。
しかし、京都の不動尊で今も残っているのは三つらしく、大阪については、本尊は目白不動ですが五色不動との関係は定かではありません。福島は会津五色不動尊として五色不動尊巡りも盛んに行われているそうです。
そして1番有名なのが東京の江戸五色不動尊なのです☆
・東京都(江戸五色不動)
目黒 瀧泉寺(りゅうせんじ)
目青 最勝寺(教学院)(さいしょうじ)
目赤 南谷寺(なんこくじ)
目白 金乗院(こんじょういん)
目黄 永久寺(えいきゅうじ)
目黄 (明王院)最勝寺(さいしょうじ)
・京都府
赤不動 遍照寺(へんじょうじ)
黄不動 曼殊院(まんしゅいん)
青不動 青蓮院(しょうれんいん)
・大阪府
目白不動 願昭寺(がんしょうじ)
・三重県
赤目不動 延寿院(えんじゅいん)
・福島県(会津五色不動 )
黄:出発不動 如法寺(にょほうじ)
白:奮起不動 西勝寺(さいしょうじ)
赤:離悩不動 龍興寺(りゅうこうじ)
黒:慈愛不動 慈恩寺(じおんじ)
青:青春不動 常楽院(じょうらくいん)
ちなみに江戸五色不動尊が置かれた由来についてはいくつかの説があるようです。
①天海僧正結界説☆
江戸の守護として、家光公に四神にふさわしい地に鬼門を封じるため五色の結界を張った!
陰陽五行に対応する五色と、五色を表す方角に配された不動尊が、江戸城を中心とした江戸を守る結界となっているというもの。
(しかし、家光公の時代にはまだ五色揃っていなかったようでこれは明治以降に考えられるようになったらしい。)
②五街道不動尊設置説☆
江戸城/青を中心に主要五街道に不動尊を設置した説。
水戸街道/黄
日光街道/黄
中山道/赤
甲州街道/白
東海道/黒
とまぁ、結局わからないらしいですが面白いものです(笑)
さて、前置きはここまでです!
まず、都内までマイカーで移動し、駐車場に停め親友T.OHTANI君の車で案内してもらいます☆
さすが親友は都内住み、道を知り尽くしております♪
私も北関東は詳しいのだが(笑)

待ち合わせです♪
さぁ、出発☆
まずは、目黒不動です!

着きました!
こちら目黒不動の仁王門です。

三間一戸の朱塗りの楼門です。

阿弥陀堂。

観音堂。

地蔵堂。

水かけ不動明王。

大本堂。

目黒不動。
正式名称は東京都目黒区下目黒、天台宗泰叡山(たいえいざん)護国院瀧泉寺(りゅうせんじ)です。
江戸三大不動・江戸五色不動の一つ。江戸三十三箇所第33番札所。関東三十六不動第18番札所。
本尊はもちろん不動明王。
寺伝によると、808年(大同3年)円仁が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置して創建したという。
東国には円仁開基の伝承をもつ寺院が多く、本寺の草創縁起もどこまで史実を伝えるものか不明である。
860年(貞観2年)清和天皇より「泰叡」の勅額を下賜され、山号を泰叡山とした。
1615年(元和1年)本堂が火災で焼失した。
1630年(寛永7年)寛永寺の子院・護国院の末寺となり、天海大僧正の弟子・生順大僧正が兼務するようになった時、徳川家光の庇護を受けて、1634年(寛永11年)50棟余におよぶ伽藍が復興し、「目黒御殿」と称されるほど華麗を極めた。
(Wikipedia抜粋)

大日如来像。

愛染明王。

意志不動尊。

延命地蔵尊。

虚空蔵菩薩。

護衛不動尊。

鐘楼堂。

八大童子。

銅造役の行者倚像。

独鈷の滝。
境内の独鈷の滝(とっこのたき)を浴びると病気が治癒するとの信仰があったようです。

前不動堂。

勢至堂。
目黒不動♪
なかなか広い境内で清々しい気分になりました。
目黒の地名は目黒不動から取られた説もあります。
落語にも出てくる目黒のさんまや富くじ、青木昆陽先生のお墓でも有名です☆
ただ、どうしても仁王門は昭和37年、大本堂も昭和56年再建の鉄筋コンクリート。その辺がやはりなぁ…。
さぁ、この後は、
②目青不動
③目赤不動
④目白不動
⑤目黄不動(永久寺)
⑥目黄不動(最勝寺)
と続いて行きます!
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2020/10/10 18:36:18