
続きましてやってきたのはこちらです☆

山の中に立派に佇む仁王門。

仁王門。

大きなわらじですね。
これは以前も書きましたが一種の魔よけですね☆

仁王像。

その後には広目天。

そして多聞天。
「四天王」
仏法僧を守護している四神(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天)

今回訪れたのは千葉県君津市、真言宗智山派鹿野山琳聖院神野(じんや)寺です☆
本尊は薬師如来・軍荼利明王です。
こちらは初めて訪れました♪

境内全体にとても整備された庭園が広がり素晴らしいです☆

奥の院。

聖徳太子開基以来1420年の歴史がありましたが、台風15号により、国指定重要文化財「表門」完全倒壊、「奥の院」倒壊、全ての諸堂、伽藍が半倒壊、もしくは全壊したそうです。
奥の院も途中までしか行けません。
自然災害だから仕方ありませんがなんとも残念ですね。

弁財天。

信仰と伝説の山として知られる海抜353mの鹿野山は、房総丘陵が連なり深山幽谷の遠望を誇る山でもあるそうです。
関東三大修験道(鹿野山、筑波山『茨城』、榛名山『群馬』)の一山で山の頂上近くにあることもあり空気が張りつめており荘厳な雰囲気を感じます♪

神野寺は、この鹿野山の山頂近くに位置し、広い境内地に雄大な規模を誇っている。
神野寺の開山は、寺伝によれば推古天皇の時代(592~628)に聖徳太子が開いたと伝えられる。
表門は客殿に通じる門で、茅葺切妻造の四脚門である。
組物や軸部の様式は、壁の中程より下にある腰長押しを除いてほとんど禅宗様でつくられており、直径約31cmの親柱と、直径約25cmの控柱は、いずれも粽づくりで礎盤の上に建っている。
特に男梁、女梁、冠木の部分には、柱と柱の間に組物を施すなど禅宗様式の手法を踏襲し、落ち着いた構成美が感じられる。
建立年代に
については、寺伝やその様式等から、室町時代の永正年間(1504~1520)真言宗の僧弘範により中興されたと考えられる。
(ホームページより抜粋)

表門。
もともとは室町時代の建築で、大正5年(1916年)5月24日、当時の古社寺保存法に基づく特別保護建造物(現行法の重要文化財に相当)に指定された。

令和元年9月の台風15号で完全倒壊した、国指定重要文化財 表門が2年の歳月をかけ、美しく再建されたそうです。

道場。
台風の影響かこちらもここで立ち入り禁止になってます。
ちなみに表門の横に宝物殿があり拝観させてもらいました。
名工・名仏師の貴重な彫刻・仏像・寺宝を展示しておりました☆

六角堂かな?

鐘楼堂。

本堂。
(千葉県指定有形文化財)

五重の石塔。

経堂と護摩堂。

本堂は立派ですよ。
少しホームページより写真を拝借させて頂きますが、台風の被害は酷かったようです(..)
下5枚の写真が物語っております。

↑当時の写真ですが今もなお復旧を費やしているようですよ。
鹿野山の大桑は千葉県指定天然記念物。

九頭龍。

天満宮。

御朱印です☆
関東屈指の古刹は、雄大な規模を誇っています。
杉木立に囲まれた境内は雄大で格式があり大変由緒あるお寺でした☆
春にはお花見、秋には紅葉の名所としても知られているらしく、初詣には多くの参拝客で賑わうそうです!
お寺を出てすぐ九十九谷展望公園があります。

眼下に広がる雄大な景色はそれはそれは吸い込まれそうでしたよ(笑)
以上神野寺でした☆
そしてここから30分ほど、私の好きな坂東霊場があります!
行きましょう☆
千葉と言えば崖観音大福寺、笠森観音、安房神社や洲崎神社、玉前神社、香取神宮、日本寺、日蓮宗の清澄寺、誕生寺、中山法華経寺や成田山新勝寺などなど見所満載ですが、私の好きなお寺の1つがこちらです☆

仁王門。
(市指定重文)

千葉県木更津市、真言宗豊山派、平野山(へいやさん)高蔵寺、通称高倉観音です☆

鐘楼堂。
(市指定重文)
こちらでは鐘を撞かせて頂けます。
ちなみにですが一般的に、鐘を撞くタイミングは
「必ず参拝前」
が基本になります。
最近はコロナ禍で手水舎の使用禁止も多いですが、塗香などで手を清め、次に鐘を心を落ち着かせて撞きましょう(笑)
一説には仏様に参拝に来たことを届ける鐘だからです♪
意外と鐘楼堂が離れていて、ろうそく等をお供えし、本堂で参拝した後見つけたりということもありますが、
「戻り鐘」
といい縁起が良くないです。
もちろん諸説ありますのであくまでも一般的ですが(笑)
とゆうことで心静かに撞かせて頂きました☆
しかし、お寺の鐘や「ちーん」って鳴る仏具の『りん』ってホント良い音しますよね♪
心地良いです!

長寿夫婦杉。

仁王像。
かなり古いですね。

本堂。
(市指定重文)

水子・子育地蔵様にカラスが止まってます(笑)

本尊は聖観世音菩薩であり、坂東三十三観音霊場第30番札所である。
寺伝では用明天皇の代(585年~587年)に徳義が小像の観音菩薩を感得して寺を建立したという。
この観音像は、行基が刻んだ観音像に納められているという。
ちなみに境内には至るところに観音様がいらっしゃいます☆

清浄願の燈。

子宝の霊木。

水洗い延命観音。

望叶観音。

腰掛け石と鎌足桜。
昔、矢納郷の有力者だった猪野長官という人物が、40歳あまりになっても子宝に恵まれず、ここの観音に願いをかけたところ、一女を授かった。この娘は予与観と名付けられ、成長したが、この娘もまた良縁がなく嘆いていた。彼女は自分が生を享けたいきさつを父から聞かされ、自分もこの観音にすがったところ、「鹿嶋に行って、日天を拝みなさい」との夢告があり、男子を授かった。これが「鎌子」、後の藤原鎌足であると言われている。
鎌足はその後、この観音を深く崇拝し、七間四面の本堂や阿弥陀堂、三重塔、鐘楼などを建立した。
境内には、大化の改新後の650年7月に鎌足が腰を下ろして休息したと言われる腰掛石がある。
また、鎌足が着替えをして衣服を杖にかけたがそのまま杖が忘れられ、その杖が根付いて桜の花をつけたのが鎌足桜だと言われている。
(Wikipedia抜粋)

胎内くぐり、福わ内。

御詠歌。

ペット霊位。

諸悪根絶の霊石。
境内には結構アトラクション的なものもあります(笑)

ただ、こちらは本堂の1階部分が宝物殿のようになっており写真撮影はしておりませんがこちらが楽しめます☆
極楽界・地獄界に展示物が分かれており、数々の仏像、様々な神様の像も展示されてます☆
こちらは拝観料もありますが、御朱印をお願いすると宝物殿拝観が無料になり、更にもう1つ閻魔様御朱印が無料で頂けます(笑)
毎回ではないのかもしれませんが、過去3回同じでした(笑)
この宝物殿ホント好きなんですよね☆
おまけに受付にて30分話し込んでしまいました♪

御朱印です☆

霊木。

隣接して熊野神社があります。

拝殿。

お掃除小僧。
いや~千葉県も素晴らしいですなぁ(笑)
神奈川県も行きたいんだけど道混んでる東京を抜けて行くのが大変だからなかなか行かないんだよなぁ(笑)
鎌倉もいんだけど観光地で人ごみ凄くてゆっくり観れないし(笑)
やはり私には千葉県、埼玉県、北関東がベストかも☆
それではまたです!