
久しぶりに来ました☆
栃木県鹿沼市古峯ヶ原の古峯神社です♪
今を去る1300余年の昔、隼人というお方が京都からこの地に移り、尊(御祭神・日本武尊)の御威徳を慕いつつ、京都よりこの古峯ヶ原の淨地に遷座(創祀)申しあげたのが始まりといわれております。
その後、古峯ヶ原は、日光を開かれた勝道上人という僧侶の修行の場となり、上人は古峯の大神の御神威によって、古峯ヶ原深山巴の宿において3ヶ年の修行の後、天応2年(西暦782年)日光の男体山に初めて登頂し大日光開山の偉業を成しとげられました。
この縁起にもとづき、日光全山26院80坊の僧坊達は、勝道上人の修行にあやかって、年々古峯ヶ原(古峯神社を中心)に登山、深山巴の宿で祈願を込め修行する慣わしとなり、その修行は明治維新に至るまで、千余年の永きに亘って行なわれました。
古峯神社はこのような古峯大神のご利益の顕著を以って全国稀にみる霊地として、火伏信仰、天狗信仰などに代表する諸人の敬虔な信仰を集め、久しきにわたってその御神威を保って参りました。明治初年には太政官布告により、神仏分離が行なわれ、仏具一切を取り除き、純然たる古峯神社となり、現在にいたっております。
(古峯神社ホームページより)

手舎水。

狛犬:この仕草は珍しい。

拝殿。
こちらは御朱印の大変有名な神社です☆
以前は、結構来ていましたが、混んでいるのかなぁ~と思いしばらく来ていませんでした。
最後に来たのは5年前でした☆
社殿内に入れます☆
天狗様だらけです♪

神社拝殿に納められている天狗の木像。大天狗(右)と烏天狗(左)
古峯神社は、別名「天狗の社」とも呼ばれ、神社内参籠室や廊下には所せましと天狗の面、或いは、扁額・威儀物(火ばし、下駄、わらじ、天狗人形)が掲げられております。
これは熱心な崇敬者から心願成就の暁に奉納されたものばかりです。
天狗はご祭神のお使いとして、崇敬者に災難が起こった時、直ちに飛翔して災難を取り除いてくれる(災厄消除・開運)偉大なる威力の持主として広く根深い民間信仰を集めております。
顔が赤く鼻の長い天狗を「大天狗」、黒いくちばしのある天狗を「烏天狗」と申します。
(古峯神社ホームページより)
天狗様で有名な寺社はたくさんありますね。
私の知る限り関東周辺では、
・大雄山最乗寺
・迦葉山龍華院弥勒護国禅寺
・高尾山薬王院
など。
こちら宿坊もあります。

ちなみに御祭神は、
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。
尊は別名小碓尊(オウスノミコト)・倭男具那命(ヤマトオグナノミコト)とも申しあげ、第12代景行天皇の皇子であらせられます。
幼少より、特に心身共に人並み外れて勝れ、天皇より詔勅(御命令)を拝受し、天皇の御分神として国民の幸福と平和とを願いつつ、西国の熊襲と東国の蝦夷を制し国家の統一に大きな業績を遺された神様であります。
(古峯神社ホームページより)

御朱印です☆
まぁ、素晴らしい!
しかし、非常に寒かった(笑)
次に来たのはこちら♪
古峯ヶ原金剛山瑞峯寺です☆
実はこちらが本命でして。
北関東三十六不動尊霊場第17番札所です♪
真言宗醍醐派です。
縁起は1250年前、聖武天皇の御代、天平宝字元年(757年)に、日光山を開いた勝道上人(しょうどうしょうにん)によって当山奥之院三昧石(三枚石)が開創されました。
(ちなみにこちらは8km先山歩き50分の場所にあるそうです。)
御年二十三歳の時であります。下野の名刹出流山(いずるさん)より奥之院にきた時に、峯に古色蒼然とした広大な原野があるので、古峯原(こぶがはら)と名づけられました。一説には華供(はなく)の峯が供峯(くぶ)になり古峯(こぶ)になったともいわれています。
金剛山という名称は、弘法大師が上人の遺弟道珍法師に金剛界の大法を授けた説と、建武年間(1234―1235)に後醍醐天皇の勅願によって大和の国(奈良県)葛城別当賢道(けんどう)僧正によって、葛城金剛山の分霊を奉じて本尊金剛童子を祭った説があります。
中古以来日光山発展と共に古峯原も峯修行に多くの修行者来山し、興隆してまいりましたが、明治初年の神仏分離令による政体の変更、大正8年の大洪水による本堂並びに庫裡、客殿の流出等、諸般の事情により、当山も一時哀徴の一途をたどりましたが、先師の努力により、霊域も回復、有縁の浄地を現在地に求めて、堂宇を建立、法燈を護持して今日に至っております。
(瑞峯寺ホームページより)
本堂の前に寺務所があり、「錫杖」があります。
・心の迷いを覚まし真理を見極める力を得る

金剛童子
・本尊と同体

手舎水

地蔵菩薩

蓮華鳥居
・仏教の蓮の花の台と神道の鳥居が合わさった神仏習合の鳥居

本堂
ちなみにどうしてこちらに来たかと言えば、今日は28日、大日如来、三宝荒神、不動明王、鬼子母神の縁日になります。
・大日如来
宇宙そのものが御神
神仏習合の仏教において大日如来は神となって肉体を持って現れたのが天照大神とされます。
(ちなみに釈迦如来が肉体を持ったのがスサノオ。)
ちなみにこちらは本地垂迹説。
・三宝荒神
仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する仏神
(諸説あります)
・不動明王
不動明王は大日如来の化身で、いっさいの悪魔・煩悩を降伏させんが為に、忿怒の相を化現したといわれる五大明王の主尊
・鬼子母神
仏教諸神の一つ。求児・安産・幼児保育など(時として盗難除の守護)の祈願を叶える「仏法の護法神」
とゆうわけで不動明王様のいらっしゃいますこちらに来ました☆
ちなみに北関東三十六不動尊霊場は結願しております(笑)

仁王像

大天狗
災難除・火防・盗難除

本堂
本尊は金剛大権現(子授け・安産・雷除け)と不動明王

弁財天
ちなみに「神変大菩薩」「六地蔵」「蔵王権現」「烏天狗」の像もあります。

不動明王像
きっちり参拝させて頂きました(笑)

御朱印
ちなみにこちらも火渡り修行が5月に開かれます。
さすが、修験道千古の霊場として有名なわけです。
ちなみにこちら縁日の行事としまして、護摩行は1月、2月の第3日曜日に開かれるようです♪
久しぶりに来ましたが、良いところでした☆
帰りに鹿沼蕎麦食べました♪

みっちゃん蕎麦さんです♪
粗びきのもり蕎麦ににらの天ぷら、味噌田楽に蕎麦だんごのセットを美味しく頂きました(笑)
明後日から仕事が始まります。
それではまた♪
Posted at 2020/03/01 01:05:56 | |
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