
今回は東京国立博物館に行って来ました☆
まず場所ですが上野公園の噴水奥が東京国立博物館の正面になります。

東京国立博物館
ちなみに観覧料は、総合文化展の常設展示が1000円なのですが特別展の観覧料でこちらもみることが可能です。
そして今やっている特別展が「本阿弥光悦の大宇宙」2100円と「建立900年中尊寺金色堂」1600円です。
そして見たかったのが特別展「建立900年中尊寺金色堂」です✨
ちなみにこの観覧券で総合文化展も観覧可能です。
それではいざ😃
とはいえ、特別展は写真撮影禁止ですが(笑)
まず中尊寺金色堂とは?
岩手県西磐井郡平泉町の中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂です。
奥州藤原氏初代藤原清衡が天治元年(1124年)に建立したもので、平等院鳳凰堂と共に平安時代の浄土教建築の代表例であり、当代の技術を集めたものとして国宝に指定されています。

金色堂覆堂
(これは売店で買った絵葉書です✨)
この覆堂内に金色堂があります。

金色堂
(絵葉書✨)
金色堂は中尊寺創建当初の姿を今に伝える建造物で1124年(天治元年)、奥州藤原氏初代清衡公によって上棟されました。
数ある中尊寺の堂塔の中でもとりわけ意匠が凝らされ、極楽浄土の有様を具体的に表現しようとした清衡公の切実な願いによって、往時の工芸技術が集約された御堂です。
内外に金箔の押された「皆金色」と称される金色堂の内陣部分は、はるか南洋の海からシルクロードを渡ってもたらされた夜光貝を用いた螺鈿細工。
そして象牙や宝石によって飾られています。

こちらは特別展にて唯一写真撮影O.K.の模型です😃
しかしこちらも金箔を貼ってるみたいでした✨

めちゃくちゃキレイでした~😃
須弥壇の中心の阿弥陀如来は両脇に観音勢至菩薩、六体の地蔵菩薩、持国天、増長天を従えておられ、他に例のない仏像構成となっております。

(絵葉書✨)

(絵葉書✨)
この中尊寺を造営された初代清衡公をはじめとして、毛越寺を造営した二代基衡公、源義経を奥州に招きいれた三代秀衡公、そして四代泰衡公の亡骸は金色の棺に納められ、孔雀のあしらわれた須弥壇のなかに今も安置されております。
金色堂は1897年(明治30年)、当時の古社寺保存法によって「特別保護建造物」(現行法の重要文化財に相当)に指定。
1951年、文化財保護法による国宝に指定された。
なお、金色堂については、しばしば「国宝建造物第1号」として紹介されるが、金色堂と同じく1951年6月9日付けで国宝に指定された建造物は他に36件ある。
(Wikipedia、ホームページより抜粋)
天台宗東北大本山。
850年、慈覚大師円仁の開山。
12世紀初め奥州藤原氏初代清衡公が前九年・後三年の合戦で亡くなった命を平等に供養し、仏国土を建設するため大伽藍を造営しました。
二代基衡公は、父の志を継いで薬師如来を本尊とする毛越寺の造立をすすめ、三代秀衡公は阿弥陀如来を本尊とする無量光院を建立しました。
三世仏(過去釈迦、現世薬師、未来世阿弥陀)を本尊とする三寺院の建立は、すべての生あるものを過去世から現世さらに未来世にいたるまで仏国土に導きたいという清衡公の切実な願いの具現でもありました。
奥州藤原氏といえば、やはり源頼朝、源義経との関わり合いでしょうか。。。
平泉はおよそ100年近くにわたって繁栄し、みちのくは戦争のない「平泉の世紀」でした。
しかし、平氏政権を倒した源義経が、兄頼朝と対立し平泉に落ちのびて間もなく、義経を保護した秀衡公が病死すると、四代泰衡公は頼朝の圧力に耐えかね義経を自害に追い込みます。
その泰衡公も頼朝に攻められ、文治5年(1189)奥州藤原氏は滅亡したのです。
鎌倉時代以降、大きな庇護者をうしなった中尊寺は次第に衰退し、建武4年(1337)の火災で惜しいことに多くの堂塔、宝物を焼失しました。
しかし国宝建造物第1号の金色堂をはじめ、建築、絵画、書跡、工芸、彫刻、考古、民俗の各分野にわたる文化遺産が現在まで良好に伝えられ、東日本随一の平安仏教美術の宝庫と称されています。
平成23年(2011)に中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登載されました。
(ホームページより)

このような歴史と一緒に特別展では歴史から数々の国宝、重要文化財を展示していて観覧することができます✨
中でも圧巻だったのが、やはり阿弥陀三尊像と六地蔵、二天像の持国天と増長天でしょうか✨

阿弥陀如来
像

観音菩薩、勢至菩薩

六地蔵

持国天、増長天

華鬘

中尊寺経
(東京国立博物館ホームページより抜粋)
なかなか素晴らしかったですよ😃
ただ、平日にも関わらずめちゃくちゃ人いてびっくりしました✨

(絵葉書✨)
5枚絵葉書買っちゃいました(笑)
さて、ついでといっちゃ何ですが総合文化展も観覧して行きます。
しかしめちゃくちゃ広いです!
おもに東京国立博物館の収蔵品・寄託品を展示しています。
日本と東洋の考古、美術、工芸、歴史資料などさまざまな分野の文化財を5つの展示館で展示し、展示総数は常時約3,000 件となります。
また、年間約300回にも及ぶ文化財の入れ替えを行い、より多くの文化財を公開するように努めているそうですよ。
こちらは写真撮影の良いものとダメなものがありましたのでO.K.のものを一部紹介します✨

千手観音菩薩坐像

阿弥陀如来坐像

観世音菩薩立像

隅寺心経
これは般若心経かな。

仏涅槃図

鷹山水図屏風

松梅群鶏図屏風

四季花鳥図屏風

龍虎図

松寿老、竹鶴、梅亀図
まー展示物が多いこと多いこと。
かなり凄いです✨

鳳輦(ほうれん)

また、スタンプでこんなの作れたり(笑)

かなり見応えのある半日は軽く潰せるところでした☆
さぁ、最後は、法隆寺宝物館です✨
こちらは全て無料観覧できます。
こちらも法隆寺の国宝、重要文化財が多数ありしかも皆写真撮影O.K.でした✨
1番は仏像展示室ですかね~。
物凄い数です。
その一部を紹介します。

飛鳥時代の観音菩薩立像

観音菩薩立像、勢至菩薩立像

左から如来坐像、如来倚像、如来立像
如来倚像は聞いたことなかったです。
倚像とは、台座に腰を掛けて両足を下へたらしている姿の仏像で、どうやら飛鳥時代から白鳳時代特有の仏像のようです✨

阿弥陀三尊像。
右は阿弥陀如来倚像ですね。
非常に珍しいです。

菩薩半跏像。

摩耶夫人及び天人像。
いやーなかなか素晴らしかったです✨
これだけでも4時間かけて観覧しました。
東京国立博物館は主に本館の総合文化展、企画展示、日本の考古展示の平成館、アジアギャラリーの東洋館、法隆寺宝物館、洋画家黒田記念館、特別展の表慶館、資料館、庭園に分かれているようです。
なかなか面白かったです。

黒門(重要文化財)
旧因州池田屋敷表門。
旧丸の内大名小路(現在の丸の内3丁目)にあった鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門です。

ウグイスいましたよ✨
普段なかなか特別展のような、時期的企画展は仕事で都合がつかないのですが今回、中尊寺金色堂展に来れて良かったです😃
それではまた(笑)