
愛媛県今治市へ神社巡りに行きました。

大三島にある大山祇神社
御祭神ー大山祇命(オオヤマズミノミコト)
大山祇命は最も美しいといわれる木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)の父であり、山の神でありまた、海の神でもある。
大山祇神社の本殿の真後ろには守られるように姫子巴神社がある。ここには木花咲耶姫とその御子神が祀られている。
次に向かったのは、大山祇神社から車で5分くらいの宮浦港にある「阿奈波神社(あなばじんじゃ)」

ここにの御祭神である磐長姫(イワナガヒメ)は大山祇命の娘であり、木花咲耶姫の姉である。
倉敷市中島の倉敷自動車教習所付近にも「穴場神社(あなばじんじゃ)」があり読みも同じで御祭神も同じイワナガヒメなので同系と考えても良いと思う。

倉敷市中島の穴場神社
倉敷の穴場神社と同系と思われる大三島の阿奈波神社をぜひこの目で確かめたいと思って出掛けました。

波の音を聞きながら景色の良い海沿いの道を行く…
しかし、なんと!

去年の大雨で土砂崩れに(T . T)

無惨(゚o゚;;
有名な奉納品🍄を収める建屋も

本殿だけはなんとか崩れずにありましたが、
参拝するのはまだ難しい状況です。
(*地元の方の許可を得て参拝しました。)
次に行ったのは、今治市別宮町にある「別宮大山祇神社」です。

ここの摂社(セッシャ…境内にある小規模な神社)にも「阿奈婆(あなば)神社」がある。
御祭神はもちろん磐長姫である。

磐長姫(イワナガヒメ)は健康長寿の神。
その名の通り、妹の木花咲耶姫は最も美しいといわれ、磐長姫は醜いが石のように永遠の命の象徴といわれている。
日本の神話では、天孫ニニギの神は木花咲耶姫に一目惚れをして木花咲耶姫の父である大山祇命(オオヤマズミノミコト)に結婚を申し出ます。喜んだ大山祇命は姉の磐長姫も一緒に嫁がせた。
ところがニニギは容姿の醜い磐長姫を送り返してしまう。父、大山祇命は「花のような美しさと岩のような長寿を願い出したのに…ニニギの子孫は花のように儚い寿命になるだろう」と嘆いたと伝えられている。
そして人間の命は限りあるものとなったー
3箇所のあなば神社を廻りましたが、どの神社にも共通するものがあります。
1、名前の読みが同じ「あなば神社」である。
2、御祭神が磐長姫である。
3、象徴的なものがある🍄
気がついたのは私だけかなー?
(-^艸^-)
Posted at 2017/02/12 17:02:00 | |
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