ネット大炎上の元祖は飽和攻撃　田代砲なんて覚えていますか？

昨日のブログはドン引きだったようです。
やはり、「主張」的なネタはみんカラになじまないですかね。

残念ながら今日もネタ切れです。ああ、ツーリングかカーイベントに参加しないと、ネタが厳しい！
私は何のためにブログを書いているのでしょうか(笑)
ぼやいても仕方が無いので、気を取り直していきます。


よく、有名人がブログの失言で、コメントが大炎上しますね。削除しても追いつかない。それを上回るコメント攻撃が発生します。

このように、相手の対応処理能力を上回る攻撃を、「飽和攻撃」といいますね。

代表的なものは、冷戦時のソビエトが考えていた、「アメリカ艦隊の対応能力を超える大量のミサイルを放つことで、戦艦を撃沈する戦術」が有名。

この攻撃に真っ向から立ち向かうために開発されたのが、「イージスシステム」。
イージスとは、ギリシャ神話に出てくる「盾」のことだそうです。



ミサイルなんか、いちいち装てんしている時間がないので、いつでも一気に発射できるように、ミサイルの保管場所が、そのままミサイルランチャーになっています。

いっぱいミサイルが飛んでくるなら、こっちもいっぱいミサイルを撃って、全部打ち落とせばよかんべぇ～。という発想です。。。。
このシステムが、永久に「抜かぬ刀」であることを祈ります。



私も仕事で飽和攻撃を受けたことがあります。それは20年ぐらい前にコールセンター業務をしていたとき。
現場のパソコンでウイルスが蔓延したときのこと。電話が鳴りっぱなし、切っても切ってもかかってくる。電話に出ると、相手は相当待たされたようで、激怒している。泣きそうになりました。
これを、コールセンターの電リク状態と呼んでいました。



コンピューターネットワークの世界ではDoS攻撃というものがありますね。
大量のデーターを送りつけることで、特定のネットワークの通信を麻痺させる攻撃。



田代砲というのもありました。

2001年、タイム誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーへのネット投票で、当時、事件を起こした直後の田代まさし氏を1位にしようと、多数の2ちゃんねらーが、多重連続投票ツール(通称：田代砲)でタイム誌のwebサイトを投票攻撃した事件。
これも、タイム誌のwebサーバーの処理能力を超えた投票のため、サーバーがダウンしました。


ネットの攻撃状況をリアルタイムで可視化したサイトがあります。
http://map.norsecorp.com/#/



おもしろいですね。
中国をなんとかしないといけませんね！
日本は平和だなぁ(笑)