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エンジンカウルだけクリアパーツです。10年前に作ったタミヤのプラモデルです。
1965年、リッチー・ギンサーがドライブ。4輪メーカーに転身したばかりのホンダがいきなりF1参戦して優勝した車です。
時代を考えるととんでもない事ですね。
ただし、日本国内ではほとんど話題にならなかったようですね。ホンダF1の国内認知は80年代のウィリアムズホンダまで待たねばなりませんでした。

レースは"走る実験室"と本田社長は考え、技術者としては最後まで空冷エンジンにこだわったそうです。最終的には、社内のエース技術者の水冷化説得に折れる形で、社長を退いたといわれています。
頭のどこかにポルシェがあったのかも知れませんね。ポルシェが出来るならうちでも出来るだろうと。
世の中あまのじゃくで、その後ホンダの4輪大躍進の半面、空冷の呪縛から逃れられなかったポルシェは、90年代に倒産しかけます。
ホンダ大好きです。

模型自体は作りやすかったです。
ボディーカラーが少しアイボリー気味で、専用の塗料を調達した覚えがあります。