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2016年09月27日 イイね!

昭和のヨーロッパ車に触媒がなかったのは本当

昭和のヨーロッパ車に触媒がなかったのは本当環境問題に厳しいイメージのヨーロッパですが、昭和のヨーロッパ車は触媒がついていませんでした。
なので、ヨーロッパの正規輸入車は、北米仕様の触媒付きの車両が日本に入ってきました。
基本的にパワーダウン必至です。

並行輸入車は、国内登録時にだけ触媒をつけて、排ガス検査をパスし、実際には触媒なしで乗っている人が多かったと思います。
そして、大きな声では言えませんが、そういう触媒が無くても車検を通してくれる整備工場もあったようです。


排気ガス規制が遅れたドイツでは、「黒い森事件」という環境破壊問題が出てきました。
酸性雨で、森が枯れてしまったのです。

そして、やっとヨーロッパ車にも触媒がつくようになりました。
ドイツの車に触媒が義務付けられたのは1989年からです。

それ以前は排ガス規制意外に、北米の燃料事情も悪かったらしく、ヨーロッパよりオクタン価が低いので、ノッキングの危険がありました。

ですので、80年代のポルシェ911は、ドイツ本国と、日本・北米の車では、エンジンとセッティングが違いました。

先日、ヨーロッパ仕様エンジンのポルシェ930SCに乗りましたが、低速トルクが太かった。
昔、フェラーリ328のヨーロッパ仕様も運転しましたが、明らかに正規物とパワーが違いました。

90年代になると、ヨーロッパも触媒がつくようになったので、それにあわせて、排気量を大きくして、パワーの穴埋めをしたのだと思います。

ハーレーなどは、さらにひどく、アメリカで一番排ガス基準の厳しい、カリフォルニア仕様が日本に輸入されていたそうです。
なので、新車整備でキャブレーター交換などしていたんだとか。

われわれが、ガソリン自動車を楽しめた最後の世代かもしれませんね。
今のうちに謳歌しましょう。
Posted at 2016/09/27 00:03:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記

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