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墨田区鐘ヶ淵に、鐘紡というバス停があります

ここは、かつて鐘ヶ淵紡績(のちのカネボウ)があった場所です。

カネボウは10年ほど前に解散しましたが、戦前の繊維産業が盛んだった時代は、国内1位の会社だったそうです。いまのトヨタみたいなものでしょうか？




現地はカネボウ化粧品の配送会社になっているようですが、その裏手にはカネボウ公園という小さな公園があり、工場の面影をしのばせています。




公園内には、鐘紡発祥の地　明治22年　という石碑がたっています




その裏には、昭和44年の工場移転にあたって、会社の偉業を記した文章が残されておりました。

栄枯盛衰ですね


そういえば、昔、カネボウ化粧品のCMで最後に

Kanebo, for beautiful human life

って言っていました。

直訳すると、「カネボウは、美しい人命のために。」となります

ネイティブスピーカーは、このような言い回しをしないので、おかしいと言われてきました

「人命」と「美しい」に脈絡が無いからだそうです。

確かに、日本語としてもおかしいですね💚

日本にも似た様な言い回しがありました。

「おいしい生活」

ん？生活？おいしいの？なんで？？？

もうお気づきでしょう。このように、キャッチコピー、スローガンであれば、どんな単語を並べてもよいのです。

こう説明すると、 for beautiful human lifeも、ネイティブスピーカーでも腑に落ちるようです💚

強引ですが(笑)