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日産本社ギャラリーで拝見した、ダットサンです。




戦前のダットサンシリーズは、日産自動車の創業間もない1935年、ダットサン14型から始まった日本初の大量生産によって、それまでにない低価格と高品質を実現し、日本の生活シーンに徐々に浸透していきます。




同時に、ダットサンは毎年のように年次改良を重ねる一方、価格を次第に下げていきました。




このクルマは1937年発売の16型で、ボディタイプは4座席+ソフトトップの「フェートン」です。

16型にはこのほかにセダン・ロードスター・クーペ・ピックアップトラック・ライトバンを取り揃え、お客様の幅広いニーズにこたえました。




しかし、当時の日本の戦時体制によって、民生ダットサン車の系譜は1939年を最後にいったん途絶えてしまいます。

なお、この個体は、動態ではなく展示専用車として2019年に再生されています。




スペアタイヤはブリヂストン




履いているタイヤは、ヨコハマのようです💚