2016年09月16日
今日のメカ弁は・・ (*^^)!?
◆サーモスタット
エンジン始動直後は、全体が冷えている。
だから、早急に温める必要がある・・
また長い下り坂では、エンジンの回転数に比較しても、
通風量が増えていくので、冷却水の温度は低下する。
水の循環を止めて、ウォータージャケット内の水温の
上昇を速くするのだけど、ウォーターポンプは、
クランクシャフトと連動している・・ 一時的に停止
させるなんて、難しい!!
そこで、サーモスタットのお出ましだ!
しくみはこうだ。
冷却水の循環系統内に水温で作動させる弁(サーモスタット)
を設けて冷却水の流れを止める。
サーモスタットをウォータージャケットからの
冷却水が集中するシリンダーヘッド付近に取付ける。
そこから、アッパーホースを経由し、ラジエターへと
冷却水が送られていく・・
サーモスタットは通常、水温70〜80度になると開く
ようにしている。
バルブが閉じている間は、冷却水が流れを止め、
ウォータージャケット内の水温は速やかに上昇する。
設定温度になると、サーモスタットの弁が開いて循環が
始まる・・
長い下り坂などで、水温が設定温度以下になると、
サーモスタットの弁は閉じて、冷却水の温度上昇を促す 。。
弁の開閉のおかげで、冷却水の温度は、適温80度前後に
保たれている。
(◎-◎;) 今日はここまでです。。
**記事めも**
学習に使用している書物(記事の情報源)
「 カー・メカニズム・マニュアル - ベーシック編 - 」
青山元男 著
書籍出版社 ナツメ社
B-Flora 9月16日 金曜日 。
みんな元気でいるかな?
今日もおつかれさまです。。
Posted at 2016/09/16 12:12:50 | |
カーメカニズム | クルマ