2016年09月18日
こんばんは〜 少しメカ勉します(^^
◆ウォーターポンプ
ウォーターポンプは、冷却水を循環させるためには、
必要不可欠なもの!
その回転力は、まずクランクシャフトの回転力が、
Vベルトを介して、ウォーターポンプへと伝わっていく。
ウォーターポンプの回転速度は、クランクシャフトの
1.2〜1.6倍!
そして、もっとも広く用いられているのが、
遠心型ポンプというもの。。
数枚の羽を備えたインペラーと呼ばれる羽根車が、
ポンプのボディ内に収められていて、このインペラーが、
ポンプシャフトの力で回転させられる。
インペラーの回転で、入ってきた水は、周囲へ跳ね飛ばされ
ポンプとして機能していく・・
この機能を支えるために、各種のシール機構などでは、
水漏れを防いでいる。
シャフトの先端には、Vベルトの回転を受けるための、
プーリーが付けられている。
インペラーに取り付けられている羽は、
直線型と渦巻型の2種類。
現在では、ほとんど渦巻型。ゆえに、遠心型ポンプとは
呼ばず、たいてい渦巻型ポンプと呼んでいる。
渦巻型ポンプのメリットは、小型で、送水量が多いこと。
また、万が一故障したとしても、羽の隙間から水が流れ得る
ので、ウォータージャケットでの水温上昇と、
ラジエターでの水温低下といった温度差による自然循環を
起こすことが可能なので、すぐにもオーバーヒートしてしまう
という事態にはならない。
さらに、この隙間の存在は、サーモスタットが閉じている
状態であっても、水圧による負荷が、ウォーターポンプに
かからない。
今日はこのくらいです・・
**記事めも**
学習に使用している書物(記事の情報源)
「 カー・メカニズム・マニュアル - ベーシック編 - 」
青山元男 著
書籍出版社 ナツメ社
B-Flora 9月18日 日曜日。 雨が降ってます・・
みなさん、お元気でしょうか。
Posted at 2016/09/18 19:26:41 | |
カーメカニズム | クルマ