2016年09月30日
こんにちは~
久しぶりのメカ勉強 ^^ です。
進んでいきますー。
◆冷却ファン
冷却ファンは、ラジエターの後方に設置される。
走行による自然通風では、充分な冷却効果が得られないので
強制的に通風させる。
それに、高負荷運転が続いた状態で、
エキゾーストマニホールドなどの過熱を防ぐことにも、
冷却ファンは役立っている。
一般的なのは、2〜6枚の羽根を持ったプロペラファンだよ。
最近は、電動モーターによって駆動するファンが多く採用
されている。
電動ファン自体は、簡単な構造の電動式モーターで駆動。
ファンの回転制御は、ラジエター通過後の水温を
温度センサーで感知して行っている。
一定温度以上になると、モーターは作動する。それ以下だと、
作動停止。このおかげで、適温へのコントロールが簡単に!
つまり、始動時はファンが止まっていて、適温への上昇を
促す。停車時や低速時であっても、水温が高かったら、
ファンを最大能力で働かせることができるんだね。
◆ノッキング&プレイグニッション
ノッキングとは・・・
燃焼室内の混合気が、燃焼室壁の高温で自然発火して
燃焼が始まる・・ そしてこの燃焼ガスが、
スパークプラグで点火した燃焼ガスとぶつかり合うと
高圧力振動を起こす現象のことなんだ。
キンキンという鋭い金属音を発し、場合によっては
ピストンの破損や焼き付きを起こしてしまうような、
エンジンにとっては最悪の状態だ!
プレイグニッションとは・・・
スパークプラグによる点火以前に、燃焼室壁の高温で
自然発火して燃焼する現象のこと。そしてこれに遅れて、
スパークプラグによる点火が起こる。こうなると、
シリンダー内温度を急激に上昇させて回転不調に・・
高負荷運転を続けた直後に、エンジンを切っても、
回転し続ける(ランオン)現象も同様のもの。
ランオン現象の場合は、スパークプラグによる点火は
なくなるけれど、高温での自然発火は続き、エンジンが
回り続けてしまうんだ・・
*これは、スパークプラグを使用しないディーゼルエンジン
の原理に似た現象だから、
" ディーゼリング " とも呼ばれてるよ。
今日はこのぐらいですちゃ。。
**記事めも**
学習に使用している書物(記事の情報源)
「 カー・メカニズム・マニュアル - ベーシック編 - 」
青山元男 著
書籍出版社 ナツメ社

B-Flora 9月30日 (金)
毎日お疲れさまです!
みんな、元気でいてね 。。
Posted at 2016/09/30 14:00:05 | |
カーメカニズム | クルマ
2016年09月18日
こんばんは〜 少しメカ勉します(^^
◆ウォーターポンプ
ウォーターポンプは、冷却水を循環させるためには、
必要不可欠なもの!
その回転力は、まずクランクシャフトの回転力が、
Vベルトを介して、ウォーターポンプへと伝わっていく。
ウォーターポンプの回転速度は、クランクシャフトの
1.2〜1.6倍!
そして、もっとも広く用いられているのが、
遠心型ポンプというもの。。
数枚の羽を備えたインペラーと呼ばれる羽根車が、
ポンプのボディ内に収められていて、このインペラーが、
ポンプシャフトの力で回転させられる。
インペラーの回転で、入ってきた水は、周囲へ跳ね飛ばされ
ポンプとして機能していく・・
この機能を支えるために、各種のシール機構などでは、
水漏れを防いでいる。
シャフトの先端には、Vベルトの回転を受けるための、
プーリーが付けられている。
インペラーに取り付けられている羽は、
直線型と渦巻型の2種類。
現在では、ほとんど渦巻型。ゆえに、遠心型ポンプとは
呼ばず、たいてい渦巻型ポンプと呼んでいる。
渦巻型ポンプのメリットは、小型で、送水量が多いこと。
また、万が一故障したとしても、羽の隙間から水が流れ得る
ので、ウォータージャケットでの水温上昇と、
ラジエターでの水温低下といった温度差による自然循環を
起こすことが可能なので、すぐにもオーバーヒートしてしまう
という事態にはならない。
さらに、この隙間の存在は、サーモスタットが閉じている
状態であっても、水圧による負荷が、ウォーターポンプに
かからない。
今日はこのくらいです・・
**記事めも**
学習に使用している書物(記事の情報源)
「 カー・メカニズム・マニュアル - ベーシック編 - 」
青山元男 著
書籍出版社 ナツメ社
B-Flora 9月18日 日曜日。 雨が降ってます・・
みなさん、お元気でしょうか。
Posted at 2016/09/18 19:26:41 | |
カーメカニズム | クルマ
2016年09月16日
今日のメカ弁は・・ (*^^)!?
◆サーモスタット
エンジン始動直後は、全体が冷えている。
だから、早急に温める必要がある・・
また長い下り坂では、エンジンの回転数に比較しても、
通風量が増えていくので、冷却水の温度は低下する。
水の循環を止めて、ウォータージャケット内の水温の
上昇を速くするのだけど、ウォーターポンプは、
クランクシャフトと連動している・・ 一時的に停止
させるなんて、難しい!!
そこで、サーモスタットのお出ましだ!
しくみはこうだ。
冷却水の循環系統内に水温で作動させる弁(サーモスタット)
を設けて冷却水の流れを止める。
サーモスタットをウォータージャケットからの
冷却水が集中するシリンダーヘッド付近に取付ける。
そこから、アッパーホースを経由し、ラジエターへと
冷却水が送られていく・・
サーモスタットは通常、水温70〜80度になると開く
ようにしている。
バルブが閉じている間は、冷却水が流れを止め、
ウォータージャケット内の水温は速やかに上昇する。
設定温度になると、サーモスタットの弁が開いて循環が
始まる・・
長い下り坂などで、水温が設定温度以下になると、
サーモスタットの弁は閉じて、冷却水の温度上昇を促す 。。
弁の開閉のおかげで、冷却水の温度は、適温80度前後に
保たれている。
(◎-◎;) 今日はここまでです。。
**記事めも**
学習に使用している書物(記事の情報源)
「 カー・メカニズム・マニュアル - ベーシック編 - 」
青山元男 著
書籍出版社 ナツメ社
B-Flora 9月16日 金曜日 。
みんな元気でいるかな?
今日もおつかれさまです。。
Posted at 2016/09/16 12:12:50 | |
カーメカニズム | クルマ