1/72ハセガワF-15J 1998戦競MYSTIC EAGLE IV

GW連休を利用しての積みプラモ解消にかれこれ20年近く前に買って押入れに積んでいたハセガワの1/72 F-15Jの98戦競出場機を製作してみました。


この数年前から百里基地の204SQは戦競にMYSTIC EAGLEと称したワルキューレのノーズアートを機体に描いて出場していたのだが、この年は永野護氏や園田健一氏などプロの漫画家等がデザインしたノーズアートが描かれていた。その中でこの924号機のノーズに描かれていたのがあのエヴァの貞本義行氏がデザインしたワルキューレ。キットが発売されてすぐに購入したものの、そのまま押入れに積んではや20年近くが経過した。


そのためキット付属のデカールはこんな感じで黄ばんでたりしたので


プラッツのコーヂョンデータデカールを購入。これで国籍表示と機体の基本デカールは大丈夫。


これが戦競用のスペシャルデカール。なんとカルトグラフ製。


さらにこれを見てほしい。パイロット名が1/LT K.YUI　ってなってる。
そう、元空自イーグルドライバーにしてテストパイロットの宇宙飛行士、油井亀美也さんの乗機だったのです。これはもう気合い入れて作るっきゃないでしょー！


というわけでまずはコクピットから製作。コクピットはモールドされているので適当に塗り分けました。


機体を組んで基本色のライトゴーズトグレイを塗装してから型紙を切って濃い方のダークゴーストグレイを塗装。


胴体、主翼、尾翼の迷彩塗装完了。


デカールを貼ってます。戦競マークはさすがカルトグラフ製だ。20年近く経ってもなんともないぜ！


コーションデータを全部貼ったら耳なし芳一みたいになったよ。まあ貼ってない箇所は無いから平家の怨霊にもがれる箇所は無いと思うが(^^;;


デカール乾燥後に半ツヤのトップコートを吹いてデカールを保護しました。


着陸脚を接着して一晩乾燥させます。


面倒くさいエンジンノズル等を組み立てて機体に接着、完成です。武装は戦競出場機なのでサイドワインダーのイナート弾（訓練弾）１発のみです。


左斜め前から。


上面から。


右斜め前から。


貞本氏デザインのノーズアート。1/72で細かい表情までは再現されてないのが残念。


機体右舷ノーズにはグリフォンが描かれています。


機体後方から。


架空機の空自F-15Eと。ストライクイーグルと比べるとノーマルのイーグルはさすが制空戦闘機としてスッキリした形状ですね。


さらにT-2、F-1CCVと。

地味な塗装のイーグルに派手なノーズアートが描かれているだけでも燃えるのに、それが今は宇宙飛行士になっている油井氏が搭乗していた機体となるとさらに燃え上がってしまいます。良い機体を製作できたと思います。


97戦競のMYSTIC EAGLEのキットも積んであるのですが、この製作はまたあとで(^^;;;