「巣を抜く」今でもそう呼ぶのかどうか分かりませんが、私が若い頃はサイレンサーの事を「巣」と呼んでました。
トルクが落ちてパワーダウンすると聞いても、やはり音の魅力と乗り物の雰囲気が変わるという誘惑に勝てず、興味津々オートバイの巣を抜いて走ったりした事を懐かしく思い出します(^_^;)
とは言え、夜な夜な爆音で徒党を組むタイプではありませんでした(笑)
乗り物好きにとって、抑制されていない内燃機関から発せられる音ってとても魅力的ですもんね。
スーパーカーやレースカーなども、単に速さだけを求めるのじゃなくて、あのサウンドに憧れるんだと思います。電気自動車のF1なんて考えられませんよね(笑)
その昔、230セドリックに無謀にもハコスカ用のデュアルマフラーを取り付けたことがありました。
エンジンはドノーマル(^_^;) 排気がスカスカに抜け過ぎて西名阪道の登りをサードギアで上れなくなった悲しい思い出があります(笑)
今思うと馬鹿馬鹿しいことですが、そういう失敗もいい経験?なんでしょうか(^_^;)
で、今でも相変わらずよく似たことをやっているワケですが、でも若かりし頃とはちょっと違うと言えると思います...少しは成長しましたかね^^
先日フロント等長パイプに換えて、エンジン音はとても気持ちのいいものに変わってとても満足だったのですが、そうなると余計にあのアイドリング時の「ボー」っという低音が気になりだしました。
走り出して2000回転を超えたところから低音が急に無くなり、気持ちのいいエンジン音に変わるんですが、回転が下がってきたり、停車状態になると「ボー」(-。-*)
それと、マフラーを換えたことによるトルクの低下...吹け上がりは良いのかどうなんだか分かりませんが(^_^;) ノーマル時よりトルクが落ちているのは確かな事実。
さて、どうしたものか?(;´Д`A
1.フランジサイレンサーを入れてみる?
入れるとなるとフロントパイプのすぐ後ろにしか入れられない。リアマフラーの繋ぎにフランジが無いからです。それよりもエンジンから出てすぐの処で一気に排気が絞られるというところに抵抗があります。
2.じゃあ、センターパイプ共ども取り替えるアーキュレイに換えて、その間にフランジサイレンサーを入れてみるか。しかし、それで自分の求めている音になる保証はありません(^_^;)
3.マフラーをノーマルに戻す?それもアリだが、大人し過ぎるし、見た目の2本出しも譲れない(笑)
で、思い浮かんだのがオートバイの巣(^▽^)マフラーの出口にサイレンサーを取り付けてみてはどうか?さっそくアマゾンで探したらありました。キジマモータースのオートバイ用サイレンサー。
外径47φだからCLOSのマフラーに充分入ります。胴のパイプには細かい孔が開けられていて、その周りにグラスウールが巻き付けられた商品。思わず2個買って付けてみました。
( ^ω^)ノ)思った通り低音が押さえられました。ノーマルほど静かではなく、今までの「ボー」との中間くらいですが。社外品マフラーに換えているというそれなりの存在感は充分にあります。
それと嬉しい事にトルクが蘇りました!殆どノーマル時に戻った気がします。試運転してみてすぐさま分かりました。高速の登り坂などでアクセルに対して反応が良くなったと言うか、力強くなってギアが1段上でも充分追従するようになりました。
これには驚きです。2個で3000円にも満たないパーツですが、これほど効果のあるものだとは思いませんでした(*゚Д゚)凄いコスパです。
そのままネジで締め上げただけで、今は偏ったままですが、外周にきちんとグラスフェルトを巻いてキッチリ仕上げたいと思ってます。
Posted at 2016/08/23 14:02:24 | |
トラックバック(0) |
モディファイ | 日記