
遅くなりましたが
4月1日のインパクトスーパーラップでガスケットの抜けたエンジンをバラして検証します。
ピストンは3基がこんな感じで溶けてました。

インテーク側で異常燃焼が生じた模様。ピストンの縁が溶けてます。おそらく燃料不足。
それとブロックにヘッドを固定するボルトに使うワッシャーが破損してました。

割れてないワッシャーもよく見るとクラックが見えてます。
このワッシャーはヘッドの下図黄色矢印で示す部分にはまります。

ブロックにスタッドボルトを打ち、ガスケット → ヘッド → ワッシャー → ナット で固定します。
エンジンの爆発圧力でブロックとヘッドが離れようとする。
それを受け止めるのがヘッドボルトでありワッシャーでありナットなのです。
パワーがパワーだけに
TOMEIの強化ワッシャーを使っていたのですが破損(涙)
ということはヘッドの黄色矢印部の座面も凹状態になっていると思われるため再使用不可...
というわけで
1)ヘッド交換
2)ピストンは6基新品に入れ替え(もちろんリングも)
HKSのピストン、重量合わせして6基セット販売で単品売りがないそうです(涙)
使える3基をスペアとして残します。
3)伸びてるであろうヘッドボルト&ナット全交換
4)強化ワッシャー全交換
5)ガスケット交換
いや~、涙ものです。
ヘッドのアルミを
近所で表面硬化処理してもらうと寿命伸びるかな?
Posted at 2012/05/02 19:22:50 | |
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