禁断の果実9.0
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今日は、IN側のカムを載せクリアランスの測定を行いました。
シムの厚みはすでに測定を終わらせています。
カムを載せる前に準備をしておきます。
バルブが干渉しないようにヘッドを少し浮かせておきます。
所定位置にエンジン組み込みペーストを塗ったバルブリフターとシムを載せていきます。
カムの載る所にもペーストを塗っておきます。
2
で、鬼門のカムの取り付けです。
やはりカムがスプリングを押し込むような位置ではカムとカムブラケットが上手く収まってくれません。
で、以前と同じ(禁断5作業7)ような向きでの取り付けになりました。
ヘッドに取り付けてやる場合は、マニュアルにあるようにクランクを合いマークから前後どちらかに60°の位置にずらしてピストンとバルブが干渉しないようにしておくと良いとおもいます。
以下は自分の自己流的やりかたなのでマネしないようにしてくださいね。
カムの収まりの良い向きを選びカムを載せ、カムブラケットを向きなど間違えないように所定位置に被せます。
カムブラケットのボルトが少しだけネジ穴に噛み始める位置を手で探りながら取り付けます。
3
カムブラケットのボルトの締め付け順番ですが、マニュアルでは取り外しと同じ順番(外から)になっています。
初版のマニュアルも同じ順序です。このマニュアルは追補版ですので違っていれば改訂されていると思いますが初版と同じです。
ネットでは、ほとんどの方がカムは中央からボルトを締めつけています。マニュアルが間違ってるという方もいます。
今回は中央から締めていきます。
作業工程2でカムブラケットのボルが全てネジ穴に噛み始めた位置にいますので、全てのボルトが同じぐらいの噛み始め位置にいます。
後は、順番を間違えないようにボルトを180°づつ締めこんでいきます。
締め込みの際のテンションがあるないは無視して180°づつ締め込みます。
とにかく、カムが平行になるように占め込む感じです。
この方法で締め込んでいくと、だいたいですが、すべてのボルトが同じタイミングぐらいでテンションがかかり初めカムブラケットがヘッドにくっついてくれます。
後は、マニュアルの通りトルクレンチで締め込んで終了です。
4
シム厚測定のためシムを一度取り外していますので、シムの収まりを良くするためカムを4~5回転程回します。
手で無理なく回せるようにカムプーリーを取り付けています。
カムプーリーを回す時はバルブスプリングのテンションがありますが 硬くて手で回せないとかあれば無理してまわさずカムの取り付け状態を確認した方がよいかもしれません。
クリアランスを測定します。
カムがバルブを押していないところへシックネスゲージを入れてクリアランスを測ります。
この測るのも難題です、シックネスゲージをやんわりと押し入れると
1、スムーズに入る
2、引っかかりがあるが入る
3、入らない
となります。
1番・3番は問題外ですが2番の引っ掛かりがあるが入るといのが曲者でこの間が結構あるのです、多いと0.04ぐらいの差が出てしまします。
クリアランス誤差±0.01ではこの方法はつかえません。
で、これも自己流ですので皆さんはマネしないようにしてくださいね。
やんわり入れるは使えないので、シックネスゲージを刺し込むようにクイッと入れます。
これだと8割がた0.01刻みで入らない厚みが出てきます。
勢いで引っ掛かりがあるような感じで入ったのは入らない厚みと判断します。
で、入らない厚みの一つ前の数値を測定結果としました。
この方法が正しいかどうかはわかりません
5
で、測定結果です。
結果をもとにIN側の必要なシムを発注する予定です。
前回のミスもあり IN側EX側はそれぞれの作業にしました。
ですので、IN側のカムは取り外しました。
取り外しは、マニュアル通り外側から順番に小心者なので90°づつボルトを緩める感じで取り外しました。
次はEX側で同じ作業が待っています。
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