
最近毎度”ご無沙汰”から記事が始まっていますが・・・ご無沙汰です、生きてます。
仕事のほうは現状順調、独り立ちして(業界でいう独車)毎日走り回ってます。
時たま休みがつぶれて果てしなく連勤な時もありますが、今回奇跡的に連休からの午後勤になりましたので、夜な夜なブログの賑やかしでも。
さて、今回はわたくしの日替わりの愛車、バスのお話でも。
昔は担当車制といいまして、2人で1台の車を使用していたそうな。タクシーだと今でもこんな感じですね。
今ではウチの会社ではその制度ではないので、毎日どんな車にあたるかわかりません。
で、一通りわが営業所に属する車は乗ったので(特定を除く)、個人的なレビュー?でも書いてみたいと思います。
あくまでも個人的な意見ですので、異論がありましても貴殿の心の中に留めておいてくださいネ。
どんな車か、写真貼るといろいろアレなんで・・・各自検索してください・・・
では早速。
日産ディーゼル・スペースランナーRM(中型)
ボディ:西日本車体工業
ミッション:MT(5速)
評価:★★★
営業所内では最古参の車両。
基本的には運転操作がしやすいが、ノンターボなだけあって力がない(ある程度個体差あり)。
満載で緩い上り坂が2速で上がらないのには参ってしまいます。
古いだけあって、安全装備はユルめなので、変なところでもたつかないというのは〇。
運転席の椅子があまり前に来ないので、チビな私にしてみると、やや運転姿勢がつらいです。
徐々に廃車が進行中。
日産ディーゼル・スペースランナーRMターボ車(中型)
ボディ:西日本車体工業
ミッション:MT(5速)
評価:★★★.5
RMはターボ車もいます。車体は西工の後期の車体(フォグランプがでっかいやつ)
ある程度力はありますが、いわゆるドッカンターボで1700回転くらいから一気に来るので、やや扱いにくい。
これも古く、坂道発進補助とかついていないので、坂で発進しくじると容赦なく落ちます。
UD全般ですが、個人的にはこの車の目線がいちばん運転しやすいです。シフトノブの形状もUDのがいちばん好き。
椅子もノンターボ車より前に来るので、姿勢はかなり楽。
三菱ふそう・エアロミディノンステップ(中型)
ボディ:三菱
ミッション:MT(6速)
評価:★★★★
もともとUDばかりの営業所でしたが、UDのバス製造撤退後ふそうを導入。
路線車に6速いるのか?と思いますが・・・私は6速まで使ったことありません。まぁ中型路線はどこも狭隘区間が存在するのでもともと飛ばせませんが。
加速は良好、満載でもいい走りをしてくれます。坂道発進補助付きで、坂道発進がうまくなった気にさせてくれます。ただ、ほぼ平坦でもこの補助が効くので、若干もたつくのが難点。
安全装備が強化されており、Nにしないと後ドアが開かないので、うっかりギア入れたままS/W操作しても開きません。遅れてるときとかこれ食らうとダルい。
たまに何も考えずにシフトレバーを前に押し込むと、4速に入っていることも・・・あとシフトレバーの形状は四角くて私の好みじゃないですネ。
いすゞ・エルガミオノンステップ(初代・中型)
ボディ:いすゞ
ミッション:AT(5速)
評価:★★★.5
エアロミディが生産中止状態だそうで、ついにいすゞを導入。
初代エルガミオの中では末期の仕様。
2~3速での変速ショックがやや気になりますが、全体的には運転しやすい。
個体差があるのかもしれませんが、排気ブレーキがほぼ効かないので、下り坂は若干恐怖。
結構運転席の床が高いようで、あまりこの目線は好きではありません。椅子はほぼ全下げで運転してます。
いすゞ・エルガミオ(2代目・中型)
ボディ:J-Bus
ミッション:AMT(6速)
評価:★
とにかく運転しずらい。AMTとやらが曲者で、Dレンジでずっと運転するのは厳しいとこがあります。
低速時に繊細なアクセルワークが求められ、2速3速で少しでもしくじると激しいエンブレに襲われます。
停止前に2速に切り替わり、その瞬間エンブレで急減速するので、10km/h切ったらNに入れてます。
それと上り坂。ある程度2速で回転数が上がってしまうと、3速に入ってしまいますが、実際にはまだ3速では厳しい速度なのですぐに自動で2速にシフトダウン。2速に切り替わった時の再加速の反応が悪く、ここでアクセルを踏み込んでしまうと激しい揺れに襲われます・・・なので、あくまでも私の走り方ですが、マニュアルモードにして2速で引っ張り、3速に入れた時点で一気にアクセルを踏み込む(ココで足りないと失速)→加速してきたら徐々にアクセルを緩める・・・というようにやるとスムーズかと。
あとね、たまにギヤが入らないとか、アイドリングストップしたきりかからないとか、しょーもないトラブルはホント勘弁してほしい。
いすゞ・ガーラミオRR(中型・貸切)
ボディ:日野(と共通)
ミッション:AT(5速)
評価:★★★★
初代エルガミオと同じようなつくりと思われます。普通に運転しやすいトルコンAT。
貸切車なだけあって、静かで乗り心地もマイルド。
ただ、同じ形のスイッチがいっぱいあるので、どれがドアS/Wなのかがわかりずらい。
あと運転席に出入りするとき、高確率でテレビに頭をぶつける。
日産ディーゼル・スペースランナーRA(大型)
ボディ:西日本車体工業
ミッション:MT(5速)
評価:★★★★
わが営業所の路線車の中では1台のみのRA。
これがまた非常に運転しやすく、加速も良好、ブレーキもあまり癖がありません。
後述する三菱ボディの車より若干幅が広いらしく、嫌がる乗務員もいますが、私にとってはコレは当たりの車。
ただし、アクセルインターロック(ドアが開いているときにアクセルを踏めなくする装置)の解除が遅いので、発進でもたつくのがやや難点。
日産ディーゼル・スペースランナーA(大型)
ボディ:三菱
ミッション:MT(5速)
評価:★★★
大型のノンステップは営業所の入口で床を擦るとか・・・で大型車はすべてワンステップを導入。
なぜか個体差の多いスペースランナー。乗りやすい奴はいいんですが、ブレーキに癖のあるやつが少々厄介。
停止寸前くらいに一気にブレーキが利く個体がありまして、それにあたると運転しにくいのナンノ。
ちなみにスペースランナーAの外観はエアロスターと同一で、異なる点はハンドル部分のエンブレム程度。
三菱ふそう エアロスター(大型)
ボディ:三菱
ミッション:AT(6速)
評価:★★★★
アリソン製のATを装備するエアロスター。スペースランナーAに比べると個体差は少ない。
何故か1速発進になりますが、実用上特に問題はありません。
2代目エルガミオと比べると、ここまで楽に運転できるのか!と感動します。これが本来のあるべき姿のAT。ATで余計な気を遣わしちゃいかんですよ。
とまぁ個人的な意見です。
まだ駆け出しのバス乗りの意見なんぞ、誰の参考にもなりませんが・・・
あ、ちなみにエルガミオの増備車が順次営業所へ到着しています。
まだ乗っていないのでなんとも言えませんが、コンピューターには修正が加えられているそうです。
ま、期待しないで当たるのを待ちますかね。
さ、次回はまたいつになることやら。