LINKG4Xでブーストコントロールその①
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
中級
作業時間
12時間以内
1
LINKG4にはブーストコントロール機能があります。
この機能、巷のウワサでは結構よいとの事なので使ってみることにしました。
LINKG4でブーストコントロールするにあたっての必要な部品は、ブーストコントロール用のバルブが一つあればOKです。
画像のような物体なのですが、通販で見た目が同じような物体を3,000円~15,000円ぐらいで売っています。
あまり安いのも信用できないので有名メーカー?のバルブを使ってみました。
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取り付けたバルブの配線はこんな感じw
LINKからコントロールのための出力線とIGNオンで12Vの線を繋ぐだけ。
配管ももともと付いていた配管をそのまま使用できました。
もともとはHKSのEVC6がついていたのですが、EVCと比べるとえらく簡単な配線です(笑)
ブースト測定の配管、エンジン回転信号、スロットル開度信号、コントローラーの配線などが無くなるので至極シンプルです。
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肝心のLINKG4の設定ですがG4+の日本語ヘルプに詳しい説明があるのでそれを読みつつ進めました。
制御方法がオープンループとクローズドループがあり、オープンはVVC的、クローズはEVC的なイメージです。
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画像はLINKのブースト設定の項目です。
ブーストのコントロールはバルブをどれだけ開けるか(閉めるか)で決まります。
その開け閉めの割合が出力端子のデューティーになります。
極端にいうと
デューティーが0だとバルブ全開(ブーストMIN)
デューティーが100だと全閉(ブーストMAX)
です。
自分の設定したいブーストにするにはどのくらいのデューティーに設定しないといけないのかを調べないといけないので、オープンループ制御を使ってバルブのデューティーを設定し、ブースト圧に対するデューティーをしらべました。
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具体的には
① 画像のようにWGデューティーマップに全部同じ値を入力
② 走行してその時のブースト圧がいくつなのかを確認。
③ デューティー比を少し変更した値をまた同じようにマップに入力。
④ 以上を繰り返して必要な範囲のブースト圧に対するデューティを確認
こんな流れでそれぞれのログの数値を確認しメモを作ります。
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画像はログから書き出したメモです。われながら適当かつ汚いw
縦軸はマップに入力したデューティ、横軸は回転数です。
これを見るとブーストを約1.1kgにしたければWGデューティマップを10に、約1.4kgにしたければ30にすれば良い事が分かります。
オープンループの場合は主なところはこれで終わりです。
で、これを基にクローズドループ制御用のWGデューティマップを作り直します。
その②へ続く
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