フロント ハブ ベアリング交換
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走行中フロント回りから(ゴロゴロ....)とか(ガリガリ....)とか金属同士が擦れような異音が発生し出していたので交換を行いました。
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まず行う作業はジャッキアップ後にフロントハブ回りの分解になります。ハブナックル?に付いているボルト、ナット、ブレーキキャリパー等を外します。
ブッシュ等に亀裂が見られましたが今回はより緊急性が高い作業を優先しました。
3
ダストシールはアストロプロダクツのシールプーラーを用いて内側、外側の二枚とも外します。
シール材の構造は金属リングの内側にゴム製リングが入る構造になっていたので、金属リングにシールプーラーの爪を引っかけ回りの部品に傷が付かないよう養生してプーラーを金槌で『ひっぱたく』様に外します。
恐らくダストシール外周部分が錆び付いていたものと思われます。
4
ベアリング固定の為のリングをロングノーズプライヤーとスリップジョイントプライヤーの二本を使って外します。
ロングノーズプライヤー先端をリングの切り欠き部に差し込んでリングを挟み込むと同時に、スリップジョイントプライヤーでロングノーズプライヤーの先端部を挟み込みリングを外しました。
本来であればスナップリングプライヤー等専用工具を用いて外す所なんですが、手持ちの道具ではサイズが適用外でした...!Σ(×_×;)!
写真は組つけ時のものになります。
リングは固定用の溝があるので、全周にわたって嵌まっているか確認する必要があります。
走行中に外れないとは思いますが、念には念を入れて作業を行いました。
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肝心のベアリング本体はインナーレース部と金属ボールを先に外しました。
アウターレース部がベアリングプーラー等を用いても外れなかった為、油圧プレス機とベアリング打ち込み用の金属板とで強引に外しました。
バーナー等でベアリングが入る『穴』を熱して多少広げてから抜くべきだったかもしれません。!Σ(×_×;)!そこまで大きなバーナーは無いのですが...
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写真はダストシールの打ち込みになります。
外した順番とは逆に部品を組つけていきます。
ネックになったのはやはりベアリング本体でした。
油圧プレス機を用いてもきっちり最後まで入らなかったのですが、最後はアウターレース部に打ち込み用の金属板を当て金槌で打ち込みました。
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すったもんだがありましたが、なんとか車体への組み付けまで終わらせることができました。
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最後に...
今回組み付けたダストシール、ベアリング等の画像になります。(未交換の左フロント用のストックでもあります)
トヨタ部品茨城共販で購入しました。
手持ちの分解整備書と部品共販の部品図が合わなくてヒヤヒヤしましたが無事特定して貰いました。
年式や走行距離を考えるとそろそろ左フロントも交換かなぁ...と考えられます。( ω-、)
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