エアロワイパーのゴム交換

メガーヌMK2左ハンのエアロワイパーは左(運転席)側600mm、右(助手席)側450mmですが、国産車のようにゴムだけの交換は考えられておらず、ブレードごと交換しなければいけません。
ですが、純正品は片側だけで諭吉に手が届くとかくっそ高い。輸入車用ボッシュエアロツイン汎用でも左右で英世が5人とか異常。

構造は、国産車はブレードで動作強度を持たせ、ゴムに細い金属の棒(バーティブラというらしい)を通して拭き取り強度を持たせているが、
メガーヌはブレードを無くしバーティブラを幅広にして動作強度も持たせるという考え。

以降、この幅広バーティブラを勝手に『エアロブレード』と命名します。

みんカラや先人のブログでは、エアロブレードとゴムをかしめてある金具をこじ開けると抜ける…
カーメイトＶクリア専用替えゴム(VRM60,VRM45)ならピッタリ…的な書込みがありましたが、フェイズ２のブレードはちょっと構造が違う。ってか、製造元が変更になっているのか前オーナーが交換したのか、
でも薄っすらRENAULTマークはあるので純正品だとは思うが
バラシは成功したが、結局アマゾンプライム体験中に４本まとめ買いしたカーメイトの替えゴムは無駄になった。

理由は、エアロブレードが収まる部位のゴムの厚さが純正約2mmに対してカーメイトは約3mmあり、その差1mmを無視して組むとエアロブレードが収まらず段差になりゴムが斜めになってしまうため。

交換できるゴムについて
エアロブレードの隙間が約2mmなので、長さ650mm以上で、バーティブラ間の厚さが2mmの替えゴムの両端を切って600mmに調整する。右側も500mm以上の物を両端を切って調整する。

ホームセンターでハズキルーペを売り場から借用し不審者のごとくワイパーを縦見した結果、結局ほとんどの国産車用買えゴムはバーティブラ間の厚さが約1mmでした。

その時点で多少ガタがでることが確定したので、エアロブレードで挟んだ上の部分が大きいほうが強度的に強いだろうということで『NWB MW65GN』なる換えゴムに決定しました。

先に言っておきます

注意すること
・失敗するかもしれません。自己責任でお願いします。
・養生を厚くしないと、エアロブレードやエンドキャップに傷がつきます。錆が発生、加速するかも知れません。
・エアロではなくなるので、高速走行の際にブレードが浮くかもしれません。

手順
①エンドキャップに近いエアロブレードをペンチで挟み、間隔を縮める

②エンドキャップを抜き取る
　（もう一方は外さなくてもよい）

③真ん中のアーム取付け部に近い部分のエアロブレードも①と同様に縮め爪から外す

④両端を切って長さ調整した替えゴムを、エアロブレードの隙間に挟む(挟む溝はバーティブラの溝)

⑤アーム取付け部をはめる

⑥エンドキャップ部も逆の要領ではめる