インチダウン のレポートです。
ほとんどの方は、インチアップ すると思いますので、インチダウンのレポートは
とても希少だと思います(笑
インチダウンの事情が実は別にあるんですが(苦笑)それは置いといて、標準タイヤの19インチから
17インチ にインチダウンした感想を上げますので、何かの参考にしていただければと思います。
従来:ホイール=BMW標準19インチ
タイヤ=前:245/45/R19, 後: 275/40/R19
↓
変更:ホイール=ブリジストン、
ECO FORME CRS131, 17インチ
タイヤ=ブリジストン、
ALENZA, 225/60/R17 (前後同じ)
扁平率40から、60への、相当なインチダウンになります(苦笑
感想から。
(メリット1) ものすごく、乗り心地が良い
これは、すごい
変化です。ちょっとしたコツコツとした路面の荒れや段差を、タイヤのエアボリュームが全部「吸収」してくれます。
これ、乗ってみないとわからないと思います。明らかに、ワンランク、いや、ツーランク
高級車寄りに乗り心地がアップした感覚があります。
(メリット2) 静粛性
タイヤエアは、走行ノイズも相当に減らしてくれます。
非常に静かです。特に高速道路での巡行音は全然違ってきます。
(メリット3) 燃費
インチダウンすれば扁平率が上がるので、地面との接触部分が小さくなります。結果、転がり抵抗が下がり、燃費がかなり改善されます。
これまで、満タンでの「最高継続走行距離=700km」と出てましたが、これがいまは、「800㎞」と出てきます。
びっくりするくらいの燃費の改善です。
(メリット4) タイヤ価格と、取り付け店
19インチタイヤはかなり特殊なサイズのため、タイヤ価格は1本4万円はします。また、19インチホイールを扱える機械が結構特殊なので、ほとんどのタイヤ店では「17インチまで」という理由で
断られるケースが多いです。
一方、17インチはほぼすべてのタイヤ店で扱えるMAXサイズで、タイヤの種類も多いです。ブランド品でも
19インチより安く手に入れることができます。
インチダウンのデメリット。
(デメリット1) ロール耐性
ロール方向への踏ん張りは、当たり前ですが19インチよりも劣ります。
ただ、普通のスピードで使っている分には、全く違和感はありません。
よほど高速で突っ込めば、「あー。踏ん張れないな…」というのは感じますけど、普通にカーブに入る分には
全く問題ないです。
また、高速道路で車線変更する場合の「張り付くような平行移動の感覚」は、少し薄れますが、
BMW の安定感はしっかりと感じることができます。
実のところ、19インチのDAVANTIタイヤよりも、17インチのブリジストン製タイヤ(ALENZA)の方が、しっかりと踏ん張ってくれてる感があります。
比較すると、
DAVANTIのサイドウォールはそれほど弱い ということを改めて感じます。
(デメリット2) 見た目のカッコ悪さ
19インチと17インチでは、あきらかにタイヤの黒い部分が肉厚に感じます。
3シリ、5シリなら、この肉厚感だと「ぼてっ」とした印象が避けられないと思います。
ただ、X4はもともとSUV(SAC)ですから、SUVとしてみたときは、これくらいの肉厚感のあるタイヤでも
全然違和感はないです。むしろ、扁平率40の時の方が、SUVとしてはちょっと違和感があった感じがしています。
タイヤの幅も、40タイヤ→60タイヤになりますから、結構薄っぺらい印象にはなります。ちょっと格好悪いな、と思うのは、
後ろから見たときのタイヤ幅くらいでしょうか。
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結論からいうと、私のように、街乗りや、長距離(100-200km)を
のんびりとドライブして楽しむタイプだと、17インチダウンは、非常にたくさんの点で「メリットが多い」ということが分かりました。
特に、
乗り心地の良さと、静粛性は、非常に大きな発見でした。
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Posted at
2021/10/08 11:22:29