チャンバーでのセッティング

手に入れた時の状態ですが
93SPにRC-SUGOのチャンバー、キャブは91SPか92SPの36 mmでエンジンはかかってアイドリングもするけど全体的にパワー感なし、特に9,000rpm以上は加速しない。
これを某ワークスに持ち込んでセッティングを出してもらった。
相当大変なようでしたがシャシダイでAF見ながら調整。
後軸で64psオーバーと凄まじいパワーが出ましたが、7,000〜8,500rpmのパワーの落ち込みが激しくクロスミッションとも相まってきっとサーキットに行けばとんでもなく速いんだろうけど峠道やツーリングで使うのは厳しい。

メインジェットやジェットニードル、コンペをどう弄ってもこの谷は消すことが出来なかったのでチャンバーをRC-SUGOからドックファイトレーシングに替えてみる。
スタイル的にもこっちの方が好みだったので思い切って替えた。
全体的に若干マイルドな特性になる。
9,000rpmからのパワーはRC-SUGOの方があるけど十分に速い。
ただやはり7,000〜8,500rpmの谷間はRC-SUGO程ではないけど残っていてコーナーの立ち上がりなどで重い。

チャンバーをドックファイトに替えた時に結構特性が変わったので純正チャンバーでも付けてみるかと思い付け替えた。
これは激変、谷間は全く消えた訳ではないけどほとんど気にならなくなり低速から非常に繋がりが良くなった。
ただ11,000rpm以上はパワーが頭打ちの感じで回ってるだけ。
でも峠道はこれが圧倒的に速いと思う。
しかし純正チャンバーは重い、ドックファイトから比べると10キロ以上重量化かな。

チャンバーはもう純正ノーマルで行こうと思ったが大枚叩いて買ったドックファイトチャンバーが余りにも不憫だったのでカーボンサイレンサーを純正チャンバーに取り付ける。
サイレンサーの重量も圧倒的に違う。
一度重量化したチャンバーを少し軽量化できたし格好もバッチリ。
11,000rpm以上もよりパワフルになった。