
ボンネット、キャビン、トランクで構成される3BOX、いわゆるセダン型の乗用車についてですが、伸びやかなフォルムで格好良くデザインするためには、ある程度ボディサイズが大きいことが重要であると思います。
ところが、S3セダンを初めて街中で見掛けたときに、小振りなサイズなのに格好良いと素直に感じました。
傾斜のきついリアウィンドウと短めのトランクフード、程よくローダウンされた車高等の要素が、スローピングルーフのクーペのような出で立ちをしているために、とってもハンサムなのだと思います。
RS3のマイナーチェンジでは、リムジン(セダン)が発表され、AUDI AGのサイトではセダン人気の高いアメリカやアジアに投入されると説明されていました。
RSモデルは、複数のボディバリエーション展開をしないのが一般的なため、スポーツバック(以下SB)の発売はないのか?と危惧しておりましたが、遅れて発表されて良かったです。
AUDI AGのサイトでは、S3だと3ドアやオープンもあり、バリエーションが多く羨ましい限りです。

オープンは、2ドア用のドアとセダン用のトランクを組み合わせた感じでしょうか?
私は、普段使いする上で、小回りがきくことは重要な要素であると考えています。
ホイールベースが同一ならば、ハンドルの切れ角が大きい方が最小回転半径が小さくなり、取り回しが楽になる訳ですが、そのためには、前輪のタイヤハウスを大きく作る必要があり、エンジンルームのスペースを犠牲にしてしまいます。
切れ角とパッケージングの両立は、非常にコストが掛かることだと考えられています。
VWやAUDIのクルマは、どれもボディサイズの割に小回りがきき、良くできているなと思います。
セダンとSBとボディ形状が選択できることになったRS3ですが、私は、SBにしようと考えています。
普段使いするクルマなので、外寸が短い方が、より取り回しが良いのと、後部座席の頭上高に余裕があるSBに優位性を感じるからです。
ハンサムなセダンに引かれるものがありますが…。
RS3では、SBとセダンで異なるデザインのホイールを履いていることも特徴ですが、私としてはSBのホイールのデザインの方が好みです。

ただ、セダンのホイールのデザインを見た後だと、古さを感じるのも事実です。(画像は前期モデルです。)

従来からRSモデルに定番として用いられてきたSBのホイールのデザインをベースに発展させたデザインのホイールにしていただけたらベストなんですが…。
SBの外観上の特徴として、AUDI AGのサイトでは、以前のモデルからルーフレール付きの画像が用いられていました。
先月中旬にSBのオーダーが解禁になってから、販売店に伺ったときのセールスマン氏の説明では、ルーフレールは無償オプションとのことでしたが、有償オプションに改められるみたいです。
私は、「レス」希望なので影響ありませんが…。
最後になりますが、これはSBとセダンに共通する問題です。
日本仕様ではフロントのナンバー下にカメラかセンサーが装備されると思いますが、ナンバーの位置関係が気になるトコロです。
日本仕様のRS3セダンが公開されるのを待ちたいと思います。(3月に日本導入が発表されたときの車両は、左ハンドルのため、日本仕様とは別物と思われます。)
Posted at 2017/06/10 16:12:17 | |
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