2022年09月04日
だんだん記憶が飛んで行くと思うので、ここら辺りで私の車遍歴をまとめておこうと思います。
■【8台目】MINI COOPER S CHECKMATE (R53)
初代BMW MINI 3ドアハッチバックのモデル末期の限定車です。SEVENとPARK LANEとCHECKMATEがあり、CHECKMATEが一番スポーティーでした。フロントサイドパネルのチェック柄に惹かれました。色は専用色のスペースブルー+シルバーで、この車からMINIはブルー系を買い続けることになります。本当はエレブルが欲しかったけど、初代のエレブルは限定色で、この時には選べませんでした。
BMW製のNEW MINIは前から気になってましたが、R56型へのモデルチェンジの詳細情報が入りだした頃、直ぐに旧型になるのを承知で、急遽購入を決意しました。2007年3月がR56の発表ですが、2006年12月に納車でした。
実は当初、MINIとGOLF GTIで悩んでいて、ディーラーにMINI⇒VWの順に見に行こうとして、最初にMINIに寄ったところが運の尽き、もうMINIに惚れてしまい、VWに行かずにその日で決めてしまいました。最初にVWに寄っていたら、結果はどうなっていたでしょうか?最初にMINIに寄ったのは、単にディーラーちょっとだけ近いからです。
このR53型は、失われていたワクワクする気持ちを、呼び覚ましてくれる車でした。あちこち壊れましたが、それをものともしない強烈な個性で、乗る人を惹きつける、そういう魔力がありました。
このMINIで、カスタムにも嵌まりました。最終的には300万以上かけました。カスタムのメインはMini Mania 205psキットですね。サブコン+小径プーリー+エアインテーク+マフラー+触媒付きエキマニの組み合わせで、注文してから全品揃うのに1年以上掛かりました。中でもエキマニがなかなか納品されず、やきもきさせられました。やっと届いたエキマニは凄かったですが、排圧に触媒が耐えられず、直ぐにダメになってしまう欠陥品で、最初の1回は無償交換してくれましたが、次は有償でももう修理できないと言われ、純正に戻さざるを得ませんでした。このエキマニの問題で、乗り換えをすることになりました。
足回りはKONI FSD+H&Rローダウンスプリング、ホイールはSchmieden CHASE、ブレーキはAP RACING、冷却系はFlexのインタークーラー+ラジエーター+ヘッダータンクの組み合わせと、今思うとそんなにカスタムせんでもいいのにと思う程、あちこち換えてましたね。ラジエーターまで換えるなんて、やり過ぎだよね。でも当時は、周りもそんなノリで、いぢるのが当たり前みたいな雰囲気でした。初代のR50/52/53時代は、そういう時代でした。
■【9台目】MINI COOPER S COUPE (R58)
2代目BMW MINIのクーペバージョンです。COUPE(R58)とROADSTER(R59)の兄弟車で、歴代の全BMW MINIの中でも、とびっきりオシャレで個性的なMINIです。COUPEがコンセプトモデルで発表された時から、目を付けてました。会う人会う人に、これ屋根が取れるんですか?と聞かれる、ヘルメットルーフがポイントです。
R53型のデザインが最高ですが、変化を求めてR58型にスイッチしました。前車のR53型を買った時、直ぐにR56型が出るのを承知で買ったので、今更R56型は買えないので、変化球でR58型のクーペにしました。2シーターですよ、2シーター!ドアが4つないと車が売れない日本で、ドア2つどころかシートが2つですよ2つ!MINIが売れてしまい、BMWさんは調子づいていたとしか思えません。COUPE(R58)とROADSTER(R59)とPACEMAN(R61)
は、今では出せない車種ですね。いい時代でした。
前車R53型のエキマニ問題で嫌気がさし、乗り換えを決意したわけですが、決意したら3ヶ月も待ってられないので、即納車から選びました。色はライトニングブルー+シルバーで、クーペのCOOPER Sのイメージ色です。本当はJCWが欲しかったのですが、前期型JCWにATはなく、後期型から出ると言われてましたが、その切り替えのためかJCWがオーダー停止になっており、仕方なく後期型COOPER Sにしました。今にして思えば、もう少し辛抱して、後期型のJCWにしていればよかったかな。買ってからカスタムするくらいなら、最初からJCWにしておけというのが正解だと思います。その反省から、次車からはJCW一択です。
足回りはBILSTEIN B14、ブレーキはAP RACING、マフラーはARQRAY Titanium Tail、サブコンはKELLENERSと、前車から見れば、だいぶおとなしめのカスタムでした。このR58型では、珍しく純正ホイールを換えませんでしたが、純正ホイールでもAP RACINGが入ったのと、デザインが珍しく良かったからです。いつもこういう感じのデザインにしてくれればいいのに、ホント、純正ホイールってデザイン悪いよね。まぁ、これはMINIい限らないかもしれませんが。
前車のR53型ではKONI FSDを入れてたのですが、後で車高調が羨ましくて羨ましくて、このR58型では念願の車高調BILSTEIN B14を入れた訳ですが、もっとも車高を高くしても最低地上高が確保出来ず車検が通らないという事態が発生しました。ちょっとBILSTEINさん、COUPE用で売ってたのに、そりゃないよ。泣く泣く標準に戻して車検を通しましたが、こうなるともうダメですね。乗り換えを決意しました。
■【10台目】MINI JOHN COOPER WORKS (F56)
3代目BMW MINI 3ドアハッチバックのJCWです。色は念願のエレクトリック・ブルー・メタリック+ホワイトです。3台目にして、ついに夢が叶いました。前期型の中の後期型です。後期型は、燃料系表示とインフォメーション表示部の色が変わっています。オレンジ表示からカラー表示になってます。BMW風になったわけです。なお、LCIで8速ATとリアコンビがユニオンジャックに、LCI2でフロントマスクが変わっています。
R53型ではモデル末期だったのでオプションが選べず、R58型では即納車だったのでオプションが選べず、このF56型ではオプションが選び放題なので95.5万円も付けてしまいました。その分、納車後のカスマムは100万円程で押さえており、トータルでは安く済んだ方です。
足回りは純正ダイナミック・ダンパー・コントロール+GARBINOダウン・スプリング、ホイールはRAYS VOLK RACING ZE40、サブコンはKELLENERSと、JCWを生かして少しだけカスタムしました。
R53型はワクワクする車でしたが、同時にハラハラする車でもありました。BMW製のMINIとしては未完成であり、中身ローバーとブランドBMWが融合せずにバランスする奇跡の車です。R58型は、BMW製のMINIとして完成した車でした。乗っていて楽しいですが、ワクワクはしませんでした。その代わり、ハラハラはしません、安心感がありました。F56型は、BMW製のMINIを超えて、BMWのFF車まで育ちました。値段も高くボディーも大きくなってしまいましたが、車としての完成度は頂点に達していると感じます。もうこれ以上の車は作れないのではないか?そう思ってしまいます。
R53型が好きな人は、F56型は受け入れられない人がいるでしょうね。分かります、その気持ち。でも私は、それはそれ、これはこれと考え、F56型も好きですよ。もちろん、最高傑作はR53型ですが、それを突き詰めてもその先はありません。車屋として、F56型のような車を作るのは致し方ないことです。所謂、最大多数の最大幸福でしょうか。
2回目の車検が近づき、このまま乗り続けようと思っていや矢先、2022年6月2日の北関東を襲った雹で、大きな損傷を受けました。そのため、急遽乗り換えることになりました。
■【11台目】MINI JOHN COOPER WORKS (F56)
3代目BMW MINI 3ドアハッチバックのJCWです。前車と同じ車になりますが、前車は前期型ですが、これはLCI2になります。前車と比べると、LCIで8速ATとリアコンビがユニオンジャックに、LCI2でフロントマスクが変わっています。
前車が雹害でやられたので、急遽乗り換えることになりました。待つのが面倒なので、ディーラーが先行手配(2022年3月)している即納車にしました。エレブルがあったら、3ヶ月でも待ちましたよ。即納車は、7月納車のペッパー・ホワイトと8月納車のMINI Yours エニグマティック・ブラックだったので、後者を選びました。
色は、MINI Yours エニグマティック・ブラック+ブラック。オプションは、プライバシー・ガラスとシート・ヒーター。世界的な半導体不足のせいで、ナビなし、ACC+電動パーキングなし、harman/kardon製HiFiラウド・スピーカー・システム指定できず、です。ナビがない分は、車両価格が21万円安くなり、Apple CarPlayが標準になります。
無い無い尽くしで、泣けてくるのですが、他に選択肢はなかったので、受け入れるしかありません。でも、MINIはMINI、乗れば楽しい車です。4台目となったMINIで、楽しんでいきます。
ちなみに、車両代金+オプション代金+税金保険料+諸費用+カスタム費の総計は、¥6,225,530 でした。いやー、もうちょい足して、BMW M240iって夢もあったかなぁ。
Posted at 2022/09/04 17:35:53 | |
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車 | 日記
2022年09月04日
だんだん記憶が飛んで行くと思うので、ここら辺りで私の車遍歴をまとめておこうと思います。
■【5台目】Saber 25S (UA2)
2代目インスパイア/セーバーです。初代は車名がアコードインスパイア/ビガーでした。
(正確には初代後期にアコードが取れた)
元々ビガーはアコードの兄弟車で、アコードインスパイアが出たときに、その兄弟車にランクアップしました。しかし、アコードインスパイアがインスパイアになったのに、かつてアコードと兄弟車だったビガーの名前は相応しくないと判断され、新たにセイバーと名付けられました。ホンダは車名をコロコロ変えるのが悪い癖です。後にアコードの兄弟車でトルネオを出しましたが、一世代で消えました。
直列5気筒エンジンを縦に積むFFであり、昔のAudiみたいなレイアウトですが、ホンダのはフロントミッドシップになっているのが特徴でした。確か、2気筒目と3気筒目の間に、ドライブシャフトがありました。かなり微妙なミッドシップですが、前後重量配分の改善には役立ちました。ただし、逆にトラクション面では不利であり、それが原因かどうか分かりませんが、3代目では普通の横置きになってしまいました。
インスパイア/セーバー以外では、2,3代目レジェンドがV型6気筒エンジンを縦に積んでましたね。4代目まで続けていれば、SH-AWDとの組み合わせがよりよかったと思います。
2500ccのG25AエンジンはOHC4バルブで、回すと5気筒独特のビート感があって、正に4気筒とも6気筒とも違う個性でした。ちなみに25Sだけハイオク指定で、馬力が180ps⇒190psにアップしました。
前車のインテグラからセーバーに乗り換えたのは、たまたまディーラーに新古車が飾ってあったからです。登録だけしてほとんど走っていない車両でした。よくある自社登録ではなく、お客様登録の車でした。どんな理由で新車を即手放したかは知りません。結構値引いてくれたので、そろそろ落ち着いた車にするのもいいかなと思い、軽い気持ちで乗り換えてしまいました。まぁ、インテグラはType-Rショックがありましたからね。
無限のフロントマスクとホイールを注文していた矢先に、また悲劇は訪れました。再び、深夜残業の睡魔に負けてしまいました。自宅まであと信号4個だったのに、緩やかな左カーブの信号で中央分離帯に乗り上げて、全損となりました。左カーブでよかったです。右カーブだったら、恐ろしいことになってました。これ以降、事故はおこしていません。結構な衝撃でしたが、エアバッグのお陰でまたまた無傷でした。エアバッグのガスの臭いが、暫く頭から取れず、頭を洗いまくりました。
■【6台目】Saber 25S (UA2)
コピペミスではありません。前車と全く同じ車を新車で買いました。無限のフロントマスクとホイールを注文してたので、同じ車を買うしかありませんでした。車高も落として、結構カッコ良かったと思います。当時の写真がないので、脳内補完かもしれませんが。
■【7台目】Saber 32V (UA5)
3代目インスパイア/セーバーです。セイバーを3台続けて買う変わり者でしたね。フロントミッドシップではなくなり、V型6気筒横置きになりました。
3200ccのJ32AエンジンはOHC4バルブで、吸気側だけVTECでしたが、低速側はスワールを起こすために1バルブのみ使用するというもので、VTEC=高回転高性能のイメージとは遠いものでした。
モデルチェンジした時に、この車がお似合いですとか調子こかれて、本当に軽い気持ちで乗り換えてしまいました。前車のフロントミッドシップが好きだったので、今思うと買い換える必然性はなかったような気がします。3200ccという、日本の自動車税を無視した排気量が、流石米国製造の逆輸入車です。4代目インスパイアは国内製造の3000ccですので、この3代目だけが異端児です。
米国製造の逆輸入車のエピソードとして、納車されてエアコンを入れたら、樹脂の削りカスがドバーっと吹き出てきました。削り出した樹脂パーツを、清掃もせずに組み付けたようです。工場のラインも悪いですが、完成車検査でエアコン動かさないの?そして日本に着いたらホンダで検査しないの?そしてディーラーに着いたらエアコン試さないの?っと、なぜなぜが渦巻く、不可思議な事態でした。
あと、全シート本革仕様なのに、アームレストだけファブリックで、なんでとディーラーに聞いたら、付け間違いでしたと交換になりました。これも、米国でも日本でも、誰も検査してないってことよね。削りカスは見えないけど、これは一目見れば分かるやん。
私の車遍歴3へ続く。
Posted at 2022/09/04 06:04:20 | |
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