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2021年07月22日 イイね!

【海外】ポルシェはいくらで売れるのか?

【海外】ポルシェはいくらで売れるのか?先日、

ドバイ在住で、トルコ人のお友達と話をしていて

驚いたことがあったんです。






うちの997タルガは

オマーンで見つけて、

ドバイへ輸入したのはここで書きましたが、




その後

その輸出手続きを代行してくれた

ポルシェセンター・オマーンにお勤めの

ヨルダン人のお友達が、

「991.1ターボSカブリオレ、買う人いない?」


と言ってきたのです。






このトルコ人の彼も991に興味があり、

購入を考えていたので、良いタイミングで

交渉が成立。





そして、彼も

991.1ターボSカブリオレを

私たちと同じようにオマーンから輸入したのです。






先日、

その納車のお祝いがてら

タルガに乗って見に行ったついでに

ちょっと試乗もさせて貰いました。


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てか、

991に乗っていたくせに

997に乗ってから991に戻ると


逆カルチャーショック・・・


まあ、でも結局

997に落ち着くんですけど。







さて、


ドバイでポルシェを買うときは、

スウェーデンとドバイでは

ポルシェの市場価格に違いがあるので

スウェーデンではいくらなのか見ているのですが、



そのトルコ人の彼も、

自国トルコで同じ991.1ターボSカブリオレが

いくらするか調べたという話になって、





この991.1ターボSカブリオレが

仮に、ドバイ価格で1000万円とすると



トルコでは、4700万円だというのです。




え?ざっと4.7倍!!

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そうです、

トルコでは

ポルシェのような車にかかる税金がとても高いので

中古車市場でもこんな値段になるらしいのです。



ちなみに

981ボクスターが、1500万円・・・




以前、

香港でも新車の税金が100%という記事を書きましたが、

ポルシェ1台買ったら、税金も1台分、という感じでした。






まあ、ここまでなら

金額に驚くだけなのですが、





ポイントは、



このポルシェをトルコに持って帰って

売った場合どうなるか・・・




4700万円(トルコの相場)ー1000万円(ドバイの購入価格)


=3700万円




ちょっと待ってください?




3700万円・・・




ってことは



ざっと



3700万円があなたの銀行口座に入るわけですね。






・・・怖いよ、トルコ🤑🤑🤑






トルコへ個人輸入するには

引越しの際の個人家財として扱いますので


ドバイから引越したという証明書や

ドバイで6ヶ月間所有したという証明書などが必要ですし

コンテナでの輸送代もかかります。


ですが、

とても労力、コストがかかるわけではありません。




astro家も同じように

ドバイで買ったポルシェをスウェーデンで売っていますが、

スウェーデンは税金が高いというのに

そんなことにはなりません・・・



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スウェーデンでポルシェを売った経験から言いますと、

中東のポルシェ中古市場価格は、

スウェーデンや日本より低めなのですが、



さらに


・オマーンのような穴場市場

・人気差のあるモデル
(スウェーデンでは人気があるがドバイでは人気がない)

・個人セラーによる値下げ
(早く売るために値段を下げる)

・色は黒
(スウェーデン人は黒が大好き)



などで、なるべく安く手に入れ
(もちろん個体の状態によりますが)

過走行でなければ

スウェーデンでの売却価格もさらに高くなると言えます。




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また、

外貨レートファクター
(ドバイで買ってスウェーデンで売るため)



簡単に言いますと、

ドバイ通貨(スウェーデン通貨)で

購入時と売却時の値段を各時点でレート計算します。

売却時に、

購入時よりドバイ通貨(スウェーデン通貨)が強くなっているか、

安くなっているかによっても売値が変わってきます。





ですが、

ここで1つ、マイナスポイントがあります。



スウェーデンでは、

GCCスペック(湾岸諸国のスペック)は

マイナス要因となり、多少価格が下がってしまいます。

GCCスペックと言っても

灼熱地獄対応のラジエーターやエンジン保護、

エアコンのフィルターがついているだけなのですがね。




昨今は、

ドバイどころか、ヨーロッパ、日本でも灼熱地獄ですから

GCCスペックでもいいんじゃないかと思うくらいで。


まあ、

トルコは知りませんが、

地域的には中東なので

スペック的には問題なさそうな感じはします。






そんなわけで


国を超えてポルシェを売る場合、

異なる事情があるのですが、

その違いを見ていると

他にも色々面白いことがあります。



機会があればまた書いてみたいと思います。




Posted at 2021/07/22 19:06:13 | トラックバック(0) | Porsche | クルマ
2021年07月09日 イイね!

ドバイの旧車専用ナンバープレート

ドバイの旧車専用ナンバープレート4Sに乗り始めて

これを使ってみたかった、という

楽しいボタンがあるんです♡






それは・・・

997では、エアコンボタンの下にある




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PASM。


まあ、Sには標準装備となっているのですが、

このPASM、

ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントの略で、

このボタンを押すと

サスが硬くなって

安定感(接地感)が増し、

車高も10mm低くなっている、という




まさに



グッと踏みたくなる楽しさ♡




いやいや、

ノーマルで押しても効果は絶大。

991に比べて997の足は若干ソフトなので

これを押すとちょうどよい硬さ加減になり

コーナーでもより安定感が。









さて。


先日、

何気にドバイの公道を走っていましたら、

今まで見たことのないナンバープレートが。

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よーく見ると・・・・





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「DUBAI CLASSIC」


となっています(英語とアラビア語表記)。




これはクラシックカーにつけられる

ヴィンテージナンバープレートで

去年の11月から採用されています。

導入されたのは、最近なんですよ。





80年代に

ドバイで使用されていたナンバープレートから

引用されたらしいです。




このナンバープレートを取得するためには、

最低30年以上経過した車で、

安全性に問題がないものなど規定があり、

ちゃんとドバイ交通局の車両テストに合格しないといけません。





さらに、

車の状態によって

限定的に公道を走れるものから、

盆栽クラシック(見るだけ)まで、

6つのカテゴリーに分けられるようです。






ちなみに車両登録にかかるコストは、

車両検査も含めて、

約50000円ほど。






いや〜、

ドバイも旧車に対する認知ができてきたのですね。

色合いはシンプルですが、

ドバイ交通局認定というお墨付き。

ほとんど見かけることがないプレートという点では

特別感があっていいかもしれません。



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ついでに、

他のプレートもご紹介しますと、



一般車両のナンバープレートは、

アルファベット1文字に、5桁のランダム数字の組み合わせ。



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好みや、車のデザインにより3種類から選べます。

(下段はバックにつけるプレート)


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そこで、

一番右の

小さい「ラグジュアリープレート」と言われるものは、

スポーツカーやデザイン上、前につけられないクルマで

バンパーの端っこにくっつけるタイプ

なぜか、フロントのみでいいらしい・・・。




これが、普通につけられるプレートの中で一番高いです。

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色付きDUBAIのロゴ入りもあります。

このプレートをつけている方も結構います。


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また、

昨年、開催されるはずだった万博が

コロナで延期になり、

今年開催されることになっていますが、

そのエクスポのロゴが入ったものが、これ。

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拡大しますと、



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ちなみに、

このロゴは、2002年にドバイで発掘された

4000年前のゴールドの指輪をモチーフにしたものらしいです。

リミテッド・バージョンですね。






プレート番号は、

選ばなければランダムに選択されたものがついてきますが、


選ぶとなると

高額になっていきます。




こちらは、ネットで買えるもの。

よく見ると・・・


「99918」




これなら、

918スパイダーとか991にちなんだ数字にもとれ、

実際、オマーンのポルシェ乗りの人たちは

こういう番号をつけています。

値段は、11,900AED=約356,000円




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そして、

下の赤枠の2桁は、740万円。


桁数が少なければ少ないほど高額。

これはまだ、安い方なんです。


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世界で最も高額なプレートランキングもあったり

上には上が・・・

トップ9は、全てUAEという


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このように

色々カスタムできるドバイのナンバープレート。




ですが



4000年前に

砂漠の砂に埋もれた指輪の時代から

何億とする車のナンバープレートが

同じ場所に存在するようになったとは

きっと

誰も想像できなかったに違いありませんね(笑)。







Posted at 2021/07/09 19:42:55 | トラックバック(0) | ドバイ | クルマ
2021年07月01日 イイね!

991/997のタルガルーフを考える

991/997のタルガルーフを考える997に乗り始めて、

意外にも991より楽しいクルマやん♡

なんて思っているastroです。







さて、

この997ですが、

見た目が地味だからって

侮っちゃダメです。






足も硬すぎず、音もうるさすぎず

かといって

レスポンスはキレッキレで

991より

ダイレクトに響いてくるエンジンサウンド。


タイヤは、ノイズの少ないミシュラン

(997はPILOT SPORT PS2)に変え、

音もよく聞こえ、満足。





それから


991では

アクセルペダルを踏む足は宙に浮いていたのに

997では

踵がフロアにつく!

踵をつけてアクセルが踏める!







ということで


今回、2世代タルガ、

しかも逆行パターンで乗る変わり者は

あまりいないと思いますけども、




やはりタルガを買って気になるのは

991と997の屋根はどう違う?


ってことで

両方使ってみた感想を書いてみたいと思います。






【991】


・ルーフの開閉


991は、このように屋根を開けると

ガラスルーフ(後部)が持ち上がり、

キャンバストップがリアエンジンの上に収納され、

その上にガラス部分が被る感じです。

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alt


もちろん、

走行中は低速であっても開けることはできません。




さらに

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この時、矢印のように

ガラスルーフがリアバンパーより

40cm?50cm?はみ出るので

狭いところでは

後部に十分スペースがあるか確認しないといけません。

障害物センサーもついているらしいですが・・・







私は、この

「派手な開閉」がどうも恥ずかしく

ルーフを開けるだけなのに大袈裟すぎて

開ける場所を選んでしまうという結果に。








・風の巻き込み

窓を開けなければ、風を感じる程度。




しかし。




いったん窓を開けると

速度にもよりますが

凄まじい巻き込みが起こります。




前向いて乗っているだけなら、

カブリオレと変わらない、

まさにカブリオレに近い感覚です。










【997】


・ルーフの開閉

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(拝借画像)


このように、ボタンを押して

熱線吸収ガラスのルーフがスライド式に

後部へ移動して、屋根が開きます。


走行中でも開閉可能。







・風の巻き込み


開放感は、

991タルガに比べると少ないですが、


窓を開けると

一気に風が入り込み、開放感が出ます。







・シェード

この997ガラスルーフの下には

サンシェードがついていて、



シェードを閉じれば

いわゆるブラインドのように光線を遮ることができます。


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(拝借画像)

シェードあり




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(拝借画像)

シェードなし





ドバイでは、

年中、ガンガン照りですので

むしろシェードが必要ですが、

スウェーデンのような(多分、日本でも)

冬の日照時間の少ないどんよりとした日でも

雨降りでも

雪が降っても・・・



ガラスルーフで明るい車内♡






ある意味、

屋根を閉じていても

開放感がある雰囲気こそ

997タルガの大きな魅力かもしれません。







・ハッチルーフ


997タルガは、ハッチルーフ。

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(拝借画像)



ケイマンのように、

後ろからでも荷物が積めます。




これがとっても便利!




991だと、シートを倒して入れるしかなく

さらに狭いので入れにくい。

ですが、

997は、後部座席の背もたれを倒しておけば

大きい荷物も軽々。


まあ、お尻が大きいので

持ち上げないといけませんが






・洗車

991のキャンバストップは、

洗車時に気を使うし、手入れも違います。

ですが、997は全洗車できます。




後部座席

911の後部座席に人を乗せる人はいないと思いますが

997は、991に比べて

全高のスペックは同じなのに



意外にも広い!



alt


ただし、156cmの私が乗った場合ですが



991は、頭が支え、

前屈姿勢でも窮屈なのですが、

997はまあ、普通に乗れます。





・後部視界

ガラスルーフが後部にスライドして重なるぶん、

ちょっと見にくくなるというデメリットがあります。






同じタルガでも構造が違うので

使い心地も違います。



個人的には、

991はよりカブリオレっぽく

タルガルーフもカッコいいですが、

997の方はよりクーペ、

実用性と独自のコンセプトがあるが

開けた時の開放感はちょっと物足りない

かな、と思います。





まあ、997は

クーペよりなので

その辺は仕方ないとしても

街乗りから数日間のヨーロッパツーリングでも

快適に乗れそうです。



Posted at 2021/07/01 16:23:39 | トラックバック(0) | Porsche | クルマ

プロフィール

「🇳🇴の山岳道路(トロルスティーゲン)にやって来ました。アルプスより険しくないものの氷河の滝は絶景✨」
何シテル?   08/26 17:34
世界をあっちこっちしています。海外在住歴20年以上、住んだ国も10か国以上、2023年3月にベトナムへ引越ししました。 2022年までドバイで乗っていた997...
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ポルシェ 911 ポルシェ 911
991.1 タルガ4 ルーフをオープンにする派手さはありますが、4WDの安定感は素晴らし ...
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981ケイマン S 初のポルシェ。これでニュルブルクリンクを走りました。

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