
先日、ドバイからノルウェーにやってきました。
一応、引越しでしたので
ドバイで乗っていた997タルガは輸出手続きをして、
自宅のあるスウェーデンに輸送中となっています。
ドバイでの輸出手続きは、
今回で4回目とはいえ、
ますますシステム化され整備されてきたドバイのサービスは
昔に比べて素晴らしく進歩をしている👏と思います。
輸出手順は簡単で、
輸出用車両検査→輸出用車両保険加入→ナンパ―プレート交換→輸出証明書発行
という4ステップ。
ドバイ交通局で約2時間程度で完了します。
しかし、
未だに腑に落ちないのは
ナンバープレートを両面テープでくっつけることが合法なこと。
けっこうテープで張っている車、多いんですよね。
そして、
これがまた意外に剥がれ落ちないのです。
(高温でテープの粘着性が強力になる説?)
せっかく塗装しなおしたタルガに
ドリルで穴をあけるのは嫌なので
またテープ止めしてもらいました。
もちろん
スウェーデンでは認められないと思いますけど。
(交通局のナンバープレート設置係のおじさん)
ところで
今回、輸出手続きでもっとも苦労したのが
輸送会社を探すこと。
昨今のインフレのせいか、
ドバイだから高いのか知りませんが
一般の引越し業者の相場は110万円ほど。
輸送費用は以前の3倍以上です!
車を送る際は、
個別のコンテナ(船便)かシェアリングのコンテナが選べます。
個別のコンテナは、1つのコンテナを貸切るので割高ですが
あいにく
スウェーデンまではシェアリングがほとんどないか
シェアリングのあるドイツからは陸輸送も難しいため、
結局、コストが抑えられる
輸送業者が発送するコンテナを選ぶことにしました。
今タルガは、
どこぞの海を漂っている🚢と思いますが
45日ほどかけてストックホルムに到着しますので
それまでしばらく待ちたいと思います。
さて、
今回はノルウェーに行く前に
ドバイを出たあとフィンランド経由で
しばらく自宅のあるストックホルムに帰っていました。
フィンランドに着くと
そもそも
人が全然おらず
空港で係員が
つめよる乗客に向かって叫んでいるドバイとは違って
とても静かでリラックスした雰囲気が・・・。
ちなみに
ドバイ→ストックホルム便は、
難民ボートフライトで
どこぞ系の人種が多すぎて、今では
え?スウェーデンってアラブ圏だったの?
という錯覚が起きるほど。
同じ北欧でも
ドバイ→フィンランド便は、全然違います・・・👀
今、スウェーデンは
移民問題が深刻なんですがね。
その後、
ノルウェーへやって来たわけですが、
そこはノルウェーの首都オスロから
200kmほど離れた山中で、
砂漠の夕日はオレンジに染まって美しいのですが、
白銀の世界はまた微妙な色があるのですね。
しかし
-18℃の中を歩くなんて、人生で2回目でしょうか。
まつ毛が凍り付いて、まばたきがしずらい・・・。
北欧の冬は、
ご存じの方もいるかもしれませんが、
私が勝手に表すなら
SKK。
・S-寒すぎ
・K-暗すぎ
・K-空気乾燥しすぎ
すべて「すぎる」というのが特徴で、
もちろん寒さは当然のこと、
日照時間が短いうえに
曇りの日が多く
1日のほとんどが真っ暗。
わたしの滞在している場所は、
日が昇っても山で遮られていて
太陽を見ることができないのです・・・。
さらに
その暗さをますます暗くしているのが
照明システム💡!
蛍光灯なんてオフィスくらいのもんで
一般家庭は、みんな間接照明。
玄関のドアのキーの暗証番号を押すにも
部屋の中で探し物をするときも
物が見えない!
スマホの懐中電灯を照らし
まるで
洞窟生活なのですよ。
↑
北欧人も同じことやってます
おっと
話がそれましたが、
ノルウェーとスウェーデンは
同じスカンジナビア半島に位置しているものの、
地形が異なりまして、
なだらかなスウェーデンに対して
ノルウェーは
氷河の浸食を受けたフィヨルド地形。
雪の山岳道路は
真っ白でわけがわかりませんが
夏には
山あり谷あり川あり滝ありの
アルプスのような?景色が見れるようです。
てか、
北欧のアルプスですよね。
(ノルウェーのヴェストラン県にあるMåbødalen-マボダーレンという谷です)
タルガがスウェーデンに到着したら
夏ころには
997タルガのヨーロッパ初ツーリングで
ノルウェーへ行ってみようか・・・
スウェーデンからアルプスまでは車で行くと
ドイツで一泊して1日半ほどかかりますが、
ノルウェーなら半日ほどで行けてしまいますしね。
さて、どうなることでしょうか。
Posted at 2022/12/10 19:31:52 |
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