
みなさん、Ramada Kareem(ラマダン・カリーム)。
こちらはラマダン終盤戦ですが、
ラマダンといっても風習は国によって違うのご存知ですか?
日中は公衆の場で飲食できないのは同じでも
このオマーンでは1ヶ月間、酒屋は閉店、バーも閉店なんです👀。
ドバイでは夜はオープンしているのに。
おまけに
最近は気温が40℃を超え、灼熱地獄注意報も発令され
外出は必要最低限となってきました。
この時期、炎天下路駐をしますと・・・
え!
まあ、でもこんな地獄でもクルマが運転できるのは
GCCスペックという、この辺り湾岸諸国では
1、ラジエーター
2、エアコン
3、フィルター(砂埃対策)
が強化されているためです。
さて、
先週はポルシェ70周年記念ということで
こちらオマーンでもお祝いイベントがありました。
そのイベントとは、
「ポルシェセンターでイフタールを」、というもので
断食が終わる、日没後の最初の食事をイフタールと言いますが、
それと一緒にみんなでお祝いしようというわけです。
それにしても
ラマダン中のポルシェ・センターの営業時間は・・・
8:00−13:00
17:00−23:30
夜の11時過ぎまでやっています。
昨夜の断食終了時刻は、7:00PMくらいでしたが、
断食終了後のお祈り音楽がショールーム内に流れ出すと・・
結婚式みたいな宴会場と化したポルシェセンター
スクリーンに夕暮れのモスクが映し出され・・・💦
ひとまずブッフェで腹ごなし
そして
階下にある展示場にはお祈りカーペットが敷かれ
とてもポルシェセンターとは思えない・・・。
70周年特別展示として
オマーンでナローはほとんど見られませんので
ちょっと拝みまして
そのあと歴史が流れたかのような時空設定で
最近、オマーンではPTSが流行っているらしく
これもPTS、なんちゃらグリーン(メタリック)という色の991.2ターボが展示。
なかなかいい色です。
ポルシェ・センター マスカットを代表して
ブランド・マネのEさん、まじめにスピーチ
ですが
誰も聞いちゃいません・・・←ポルシェアラビアの特徴
70年周年記念と言いましても・・・
オマーンが建国してたかだか40数年。
ポルシェの歴史より若い国なんです。
クラブのオーナーの皆さんも年齢的に若く、
ほとんどが991、(981、997が少し)。
996になると知らない人もいます。
もちろん
環境的にクラシックを所有するのは難しく、
5年以上古い車は輸入禁止となっていますし
啓蒙となるようなイベント、ミュージアムもありません。
ポルシェの歴史を遡ること、クラシックに触れる機会みたいなものは
残念ながらとても少ないです。
ポルシェが好きという気持ちは
時代を超え、世代を超え、人種を超え
みなさんの心の中に流れているものだと思いますが
ただ、
ナローが展示されてあっても・・・
ほとんど見ていません・・?
見てるんは
駐車場のだれぞの918スパイダー。
こんな素敵なクルマもあったんですがね・・・
今見ても美しく
斬新なデザイン
てか、中東では初めて見ました。
このオーナーはポルシェセンターの方で
GT3もお持ちですが、この日のために乗って来られたのでしょう。
それでも
こちらの人たちは
'Drive for Life'
とよく言います。
「人生を楽しむためのクルマ」
「人生を共に走り続けるクルマ」
ま、何れにしてもポルシェはそんな存在なんでしょう。
そして
今回の記念品は
ポルシェクラブ・オマーン製作の・・・
マグとマウスパッド
70周年はさておき、
ポルシェ仲間と楽しく過ごす時間は、いつの時代もいいもんだと思います。
Posted at 2018/06/12 19:56:37 |
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