ただいま、東京出張の帰りの北陸新幹線でブログを書いております。
朝晩はすっかり寒い季節になりました。
紅葉のシーズンです。普通、紅葉というと、金沢では11月中旬から、東京では11月下旬からだと思いますが、僕の今年の紅葉シーズンは9月から始まりました。
9月中旬、快晴になりそうな日を狙って残っていた夏季休暇を使い、日帰りで富山県の立山黒部アルペンルートに行ってきました。
午前中は雲が残るようだったのでゆっくり起きてフィットに乗り込み下道で向かいました。
途中、大手チェーンにも負けずに営業を行っているコンビニ「立山サンダーバード」に立ち寄っておにぎりを買いました。
金沢からちょうど2時間、立山山麓に到着しました。
平日ということもあり、特に待ち時間もなくあっさりとケーブルカーに乗ることが出来ました。
ケーブルカーで標高約1,000mの美女平まで登り、そこからバスに乗ります。
バスは標高1,000mから2,450mまで登るため道はずっとつづら折れでした。
多くの方が一気に標高2,450mの室堂平まで上がるようですが、僕は標高約1,900mの弥陀ヶ原で途中下車しました。ここの湿原がラムサール条約に登録されており興味がありました。
弥陀ヶ原は雲っていました↓↓
雲海のスポットでもありますが、この日この時間は雲海もなく、どんよりとした湿原でした。残念
標高が1,900mなので、気温の逓減率を考えれば平地よりも10度以上低いことから、9月でも上着を用意しました。
が、歩いているとダラダラと汗が…(-_-;)
さて、再びバスに乗り込み次はアルペンルート最高峰の室堂(標高2,450m)です。
弥陀ヶ原ではまだ高い木がありましたが、標高2,200m付近から急に低木だけになり、その後どんどん木はなくなっていきました。
そして到着!!
お土産屋さんも完備された立派な乗降施設があり、その施設の屋上から外に出ます。
そして、少しだけ歩いて見られた景色がコチラ…
絵に描いたような景色ですが写真です。
本当の見頃は次週(9月下旬)らしいのですが、それでも美しい…(*'▽')
3,000m超の雄山の頂上までハッキリと見通せる快晴です。
自然は雄大です。
ここからみくりが池や地獄谷など数キロのハイキングコースと天狗平方面への階段を少し散歩して室堂に帰ってきました。
この時点で最後の下山バスまで約1時間半です。
最後に標高約2,600mの室堂山に登りたいと思っていました。
室堂山は初心者向けの山で往復80分程となっていました。
ぎりぎり間に合うということで、早速登ります。
登り始めて10分、それまでずっと散歩してきた疲れと高山病が襲ってきました。頭が痛い…。。。
27歳、自分なりに一生懸命登っており、休み休みでありながらも決して遅いつもりはないのに、50歳くらいの男性にあっさりと追い越され、高山トレーニングらしきスポーツマンに圧倒的速さで抜かれ…。
登山慣れした方のスピードの速いこと速いこと。
途中、万年雪がありました。
結局、当初見た案内板の通り約40分で頂上に到着しました。
雲海とまではいかないものの、日常にない景色を拝むことができました(*'▽')
なんか、「消える飛行機雲♪僕たちは見送った♪♪」って流れてきそうな景色…。笑
そして山登りして頂上で食べるご飯は格別でした。
そして下山!
途中、測量の聖地、剣岳が雲の中から顔を出しました。
無事、最終の下山バスに間に合いまして、山麓まで下山、下道で20時過ぎに金沢に到着しました。
山はいいですな。
あと、僕が行った週の週末には立山黒部アルペンルートは3時間待ちになり、早々にチケットが完売したそうです。
おしまい。