こんにちは。『月刊少女野崎くん』の視聴を始めました。カブゴンです。

いつもの後輩女性社員おすすめの作品で、ギャグ漫画です。この作品は女性の少女漫画作家による作品で男性キャラクターがイケメンです。ただし、クセがすごいです。笑
さて、今日は株のお話です。
『株は買うよりも売る方が難しい』というのが定説です。
例えば、保有している株の価格が下落して買付値を下回る状態(含み損)に陥ると「持ち続ければいつかはもう一度値を戻すだろう」と考えてしまうし、価格が上昇したらしたで「もっと伸びろ!」と欲が出るし、いったい『いつ売れば(現金化すれば)良いんだ?』ってなることがしばしばあります。
現在のコロナショックの中で、3月19日に16,552円の底値に達した日経平均株価は驚異的な回復力で4月30日に2万円まで回復しました。ここまでは事実ですが、これから先の株価については世の中では予想が二分しています。
それは、もう一度下落して『二番底』に向かっていく悲観論と、このまま回復基調が続く楽観論です。
どちらを支持するかは人それぞれですが、僕は悲観論を支持します。
理由は、コロナショックが実体経済に影を落とすのはまだまだこれからだからです。もうすでにソフトバンクグループが巨額赤字の決算を発表し、先週はアイシン精機をはじめとした自動車関連企業が軒並み大幅減益を発表しました。2019年度本決算でこれなのですから、2020年度本決算も停滞するのは明白です。さらにオーストリアの大手航空会社は倒産し、アメリカおよび日本国内の航空会社も瀕死の状況です。
これだけ市中にお金が回らない中で、2万円を付けた日経平均が妥当かと聞かれれば僕は「それはハリボテです」と答えます。
というわけで、自分の保有銘柄の2019年度本決算が出た時点で一斉に株を売却します。そして2番底を待ってその時にまた買い戻します。
さて、上記に関連して、株の売り時を計る指標は、これまでに色々と発明されています。「デッドクロス」と呼ばれる毎日の終値を結んだ移動平均線からはじき出させるものがその最たるものかと思います。僕ももちろん参考にしますが、僕が最も注目するのはVIX指数です。この指数は米国株価指数(S&P500)の値動きの激しさを表すものです。値動きの激しさを表すだけのものですから「激しく上昇する」パターンも含まれているのですが、いずれにせよ景気が不安定な状態を表していることから「恐怖指数」と呼ばれます。実際に恐怖指数が上がると悪い方に流れることが多い気がします。
今「気がします」に下線を引きました。「気がします」は本当か検証したくなるのは僕だけでしょうか。もしこれが本当なら、恐怖指数が上がったときに株を売れば損失を抑えられるのですから、私、気になります!!!
というわけでやってみました。
日経平均ではなく、東証株価指数を使いました。理由は、日経平均に挙がっている225銘柄の株価は高すぎて僕にはあまり買えないので、東証全体の指標を使うことにしたからです。
結果は、恐怖指数(VIX)と東証株価指数は負の相関がある(-0.44程度)という結果でした。つまり、恐怖指数が上がればまぁまぁの確率で東証株価指数が下がるということです。
う~ん。もうちょっと、相関係数が-1に近いかと思ったのですが、恐怖指数(VIX)が低い値で停滞しているだけでも株価が上がるので、思ったより相関係数が出なかったですが、少なくとも下落や恐慌時はその目安にはなりそうですね。
先週末、恐怖指数(VIX)が急上昇したので、決算が出たらとっとと一時撤退します。
おしまい。
Posted at 2020/05/04 12:02:19 | |
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