
前回ブログに書きました
Arduinoを使ったOBD2対応車両センサデータ読み取りユニットの作成について、RaceChoroというアプリでの動作確認をトライ中です。
今回はその前座として、RaceChronoでのOBD2情報の表示を試したり、自作ECUシミュレータ(これもどこかで記事書きたいです)で擬似的にCAN通信を行って表示方法の操作を試しました。結果として、タイトル画像の通りPC上からECUシミュレータを介してRaceChronoに表示させるエンジン回転数を操作できたわけですが、案の定ハマった点がいくつかあるのでメモ代わりに書きます。
ハマった元凶は、この大変困ったちゃんなBluetooth OBD2アダプタでありまして、、、
こいつはELM327相当のチップが入っていると書いてあるものの、多分に中華のパチもんのようで、あるべき機能がいくつかなかったりしています。今回関係あるのは、
「OBD2の自動プロトコル検出機能がまともに働かない」
というところです。ELM327はECUとの通信プロトコル(CANとか)を最初の通信時に自動検出させる機能があるのですが、こいつはそれがまともに働かず、自分でATコマンド(ATSP)を入れてプロトコルを手動で入れてやらねばなりません。
(尚、
Arduinoを使ったOBD2対応車両センサデータ読み取りユニットの作成で作っているものは、CAN 11bitID 250kbps ですので、プロトコル設定用ATコマンドはATSP8になります)
プロトコル自動認識が失敗するのは、自分の作ったECUシミュレータが悪いんじゃないか?と一回悩んだもんですが、もう一つ持ってるOBD2-USBケーブル(OBDLink SX) ではちゃんと認識してくれるので、やはりこのBluetooth OBD2アダプタが悪いと言わざるを得ないところです。
設定手順は整備手帳にでも書きます。
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Posted at
2022/12/22 00:13:17