
昨日は待ちに待った、そして私にとって1年で最もビッグなイベントであるスイフトマイスター決定戦に参加して参りました。
当日までの準備段階から色々と書きたい事もありますが長くなりそうなので、その辺りは追々書くとして、まずは当日の話から。
2年前に参加した時は前日の夜中までタイヤウォーマー作りをして、ほとんど寝ること無く行って、結果的にクラッシュして、予選は何とか走るも通過は叶わなかったと言うのがありましたので、その教訓から今回は前泊で行きました。(たまたま出張が重なったためでもありますが)
なので、しっかりと睡眠は取り、体調万全の状態で参加出来ました。自分的にはサーキットを走る時にはかなり珍しい状態(^_^;)
今回の参加クラスは
NA-2。
エンジンは弄っていませんが重量規定のためです。
(NA-1規定の-80kgを60kgはオーバーしていますw)
事前のテストの感触から今回は予選通過が目標ではなく、
生意気にもマイスターの称号を狙ってスーパーラップで勝負すること!でした。
今回持ち込んだタイヤは、
フロント用に、
195/50R15 V700 (ちょっとだけ使った中古)
225/50R14 V700 (新品)
リア用に、
185/60R14 RE71R (ちょっとだけ使った中古)
195/50R15 RE71R (新品)
ちなみに元々の作戦としては、フリー~QFは195V700と185RE71Rのセットで、スーパーラップのみ225V700と195RE71Rの新品一発仕様を想定していました。
<フリー①>
既にここから自分のスーパーラップの勝負は始まっていました。
皆が開始早々に出て行く中、少しズラして(開始2分はウォームアップ)、コースイン~ウォームアップ2周してタイムアタックのスーパーラップ形式の予行演習を行いました。
確認したかったのは、完暖ではないタイヤと当日の路面でどのくらい走れるか、タイヤはどこまで暖まって空気圧をいくつにしておくべきか、タイムはどの程度かです。
コースインしてタイヤを暖めて行って、ウォームアップ周2周目の2コーナー、案の定やってしまいました。スピン(笑)
応援、サポートに来て頂いたISDさんには予想(期待?w)されていましたが、裏切ること無く(笑)
ま、コレで厄払いが出来たという事でOKにしました。
気を取り直してアタックしてタイムはというと
35.543秒。195でスーパーラップタイムとして悪くは無いですがもう少し欲しい所でした。
その後すぐにピットに戻って空気圧チェック。(ISDさん)
そして、普通に再アタック。フリー①のベストタイムは
34.840で全体のベストタイムでした。
<フリー②>
ここでテストすることはあまり無かったのでタイヤもそのままで普通に走行。ただ、コース幅を使い切れていないこと、路面にかなりラバーが載っていていたので、滑りにくいラインを探すことを意識して走りました。(ISDさんアドバイス)
ミラーを見ながら寄せのチェックをしたり、ラインの感触を確かめたり。
タイムは
34.905。
ライバルのMOMI君に抜かれて、全体2番タイム。
ここまでのテストで195V700と185RE71Rのセットで予選通過は問題無しの結果は出ていましたし、QFでは敢えてタイムを抑えてスーパーラップを早めに走るという作戦も考えましたが、ぶっつけ本番でタイヤ変更に合わせられるかと別のある作戦も考えて、予定変更してQFも225V700と195RE71Rで行くことにしました。
<QF>
予選ではありますが、折角スーパーラップでのタイヤを使うのでここでも軽くスーパーラップを意識した予行演習を実施。タイムは
35.352。あまりタイムは伸びませんでしたが、コレでだいぶスーパーラップの感覚は掴めました。
QFは早めに良いタイムが出れば一旦切り上げてピットに戻ってタイヤを温存し、タイヤ暖めのために最後にもう一度と考えていましたが、そう甘くもなく中々狙いのタイムが出ず後半でようやく出ました。
QFタイム
34.694。予選通過(全体2番)、ベストも更新。
(実は狙い34.5…^_^;)
<SL>
QF終わって、タイヤ保温の処置をして、事前ミーティングがあって、
いよいよ、最大の難関スーパーラップの時がやって来ました。
意外にも表面的なドキドキは少なめでした(問題は深想の方ですが)。
一台一台とコースに出ていき次々とラップタイムが刻まれていきます。分かっていた事ですが皆速い!
MOMI君がウイングの角度を調整していて、自分もGTウイング付ければ良かったかなーという話をしていて(実は持っていってました)、ガーニーフラップ(的なもの)も持って来ている事を思い出し急遽装着!
そして自分が走る時でのターゲットタイムは34.9台に。
コースインして、アウトラップ、ウォームアップラップ①とタイヤ暖めの走りを意識し、ウォームアップラップ②では普通のアタックを意識して走りました。
ウォームアップラップ②の時点で既にタイヤに不安感は無く車的には間違い無くイケる!という感触でした。
裏ストレートでライト点灯して、最終コーナーを抜けて、
スーパーラップ!!
1、2、3コーナーとそつなくいつも通りに抜けて、
B3では少しラインを外してしまう、
最終コーナーでもラインを外して、立ち上がりでイン側がかなり浮いてしまってタイムダウン。
横転しなくて良かった~(^_^;)
致命的なミスはありませんでしたが、
タイムは・・・
35.073!
この時点で
全体2位!
(手元のラップでは35.1で暫くは最も悪いと思っていましたが…)
その後QF1位の方が走られましたがハーフスピン(?)がありタイムは伸びず。(サーキット3回目とかだそうで)
結果として
NA-2クラス優勝!!!
オーバーオール準優勝!
(NA-1の方に負けましたので素直には喜べませんが)
という満足のいく結果を残すことが出来ました。
ホントは頂点を取りたい、取れる可能性のある闘い(オーバーオール1位と0.09秒差)であり、滅茶苦茶悔しい気持ちはありますが、ミスも含めてのタイムはお互い様でミスが無ければ・・・などと後悔しても無意味なので、自分の力が足りなかったのは素直に受け止めて、また一年腕を磨いて今度もてっぺんに挑みたいと思います!
思い返せば4年前、相方MOMI君の応援&サポートでスイフトマイスターに行ったのが始まり。当時S15ターボに乗っていたのを路線変更してスイフトの道へ。ここまでどっぷりはまり込んでしまいました。
今回のマイスターでは、遠路遥々たくさんの方々に応援サポートに来て頂だき、心強い声援とアドバイスをもらい、タイヤ交換やタイヤウォーマー装着のお手伝いをして頂きました。
中でも最も大きかったのがISD111さんの存在。
車の準備に手を貸すって事はほぼありませんし、精神的に余裕の無かった自分には何かと口うるさい存在(言い方悪くてすみません)でもありましたが、 何よりも的確なアドバイスと選択を迫られたときの意思決定の手助けをして頂き、かなり心の拠り所だったと思います。
こういう場所で迷いや不安がうまれて崩れて行くのが自分の弱さだということは分かっていましたので、正解不正解に関わらず迷いを消す手助けをして頂けたのは大きかったです。ISDさんがいなければ今回の結果は厳しかったかなとも思います。まだまだ弱いですね(苦笑)
最後に、現地へ来てくださった皆様お疲れ様でした、そして、ありがとうございましたm(__)m
そして、マイスターに参加された参加者の皆様、お疲れ様でした。熱いバトルをして頂きありがとうございました。また、次の機会にもよろしくお願いしますm(__)m
(本文中、気に触る表現がありましたらすみません。御容赦下さい)
あとは適当に撮った写真を。。。
相方MOMI号

D540号①
D540号②(SL前)
作業を手伝ってくれている後輩たち
トロフィーと賞典